ヒョウモントカゲモドキがなりやすい病気と病気にさせない飼育方法を紹介!!

ヒョウモントカゲモドキがなりやすい病気と病気にさせない飼育方法を紹介!! 

寝てるレオパ

ヒョウモントカゲモドキは丈夫な生き物だと言われていますが、適切な環境で飼育していないと病気になってしまうことがあります。今回の記事では、ヒョウモントカゲモドキがなりやすい病気と病気にならないように気をつけて欲しいことを紹介いします。

 

 

ヒョウモントカゲモドキは体が丈夫で飼育が簡単だと言われていますが、いくら体が丈夫で飼育が簡単だと言っても、飼育ケージが汚かったり、飲み水を取り替えずにいると病気になってしまったりすることがあります。

 

 

湿度と室温をしっかり管理して、飼育ケージ内を清潔に保っていればヒョウモントカゲモドキが病気になってしまうことはあまりありませんが、それでも気をつけておかなければいけないことがいくつかあります。

 

今回の記事ではヒョウモントカゲモドキがよくなる病気と病気にならないように気をつけて欲しいことを紹介するのでヒョウモントカゲモドキを飼っている人はぜひ読んでみてください。

 

それではヒョウモントカゲモドキがよくなる病気を病気にならないよに気をつけて欲しいことを紹介します。

 

 

ヒョウモントカゲモドキがなりやすい病気について

 

レオパ

まずはヒョウモントカゲモドキがなりやすい病気について紹介します。

 

 

細菌感染症

 

 

 

飼育ケージをちゃんと清潔に保っていないと感染症になってしまうことがあります。

 

飲み水をちゃんと取り替えてあげていなかったり、糞をずっと取らなかったりすると、細菌が飼育ケージ内で繁殖して消化器系や呼吸器系に細菌が感染して病気になってしまうことがあります。

 

 

感染症になると、下痢を引き起こしたり口の周りに膿が出るようになったりするので、気をつけましょう。

 

飲み水はできれば毎日取り替えるようにしましょう。糞も見つけたらすぐにとるようにして必要に応じて飼育ケージを洗って清潔に保つようにしましょう。

 

感染症になってしまって、口から膿が出るようになってしまったら、病院に連れて行って抗生物質や炎症剤をもらって投薬する必要があります。

 

そのままにしていても治ることもありますが、薬を飲ませたほうが確実に直すことができるので病院に連れて行ってあげるようにしましょう。

 

飼育ケージが綺麗であれば感染症になることはまずありませんので、病気にならないようにちゃんと飼育ケージを清潔に保つようにしましょう。

 

クリプトスポリジウム感染症

 

クリプトスポリジウム感染症とは寄生虫の感染によって発症する病気です。

 

餌をちゃんと与えているのに痩せてしまったり、食べたものを吐いてしまう場合はクリプトスポリジウム感染症の可能性があります。

 

クリプトスポリジウム感染症はフンなどを媒体にして感染します。ピンセットなどの飼育器具を媒介にして観戦を広げてしまうことがあるので、疑わしい個体がいたら、しっかりと隔離して同じピンセットを使わないようにしたり、掃除をした後はしっかりと手を洗うようにしましょう。

 

 

クル病

 

 

クル病はカルシウムが不足することによって、骨が正常に代謝を行うことができずに骨が曲がってしまったり骨折しやすくなってしまう病気です。

 

手足の骨が変形してしまうほど病気が進行してしまうと死んでしまうこともあるので気をつけてください。

 

クル病にならないようにするには、餌にカルシウムパウダーをまぶしてから与えてください。爬虫類の飼育用にカルシウムパウダーは販売されているので一つもっておきましょう。

 

ヒョウモントカゲモドキはカルシウムが足りてない場合は自分でカルシウムパウダーを舐めて栄養をとるので、餌にカルシウムパウダーをつけるだけじゃなく、小さなお皿にカルシウムパウダーを入れて飼育ケージ内に入れておくのもいいと思います。

 

産卵時はカルシウムを多く必要になるので、抱卵したらカルシウムを多めに与えるようにしましょう。

 

 

消化不良・腸閉塞

餌を食べるレオパ

 

床材を誤食してしまったり、体力が低下していると消化不良になってしまって、腸閉塞になってしまうことがあります。

 

粒の小さな砂だったら誤食しても糞と一緒に出てきますが、体調が悪いと糞と一緒に出て来ないことがあります。初めてヒョウモントカゲモドキを飼育する場合は誤食しそうなものは飼育ケージ内に入れないようにしましょう。

 

床材もサンドよりキッチンペーパーや人工芝といった誤食が起きにくいものを選ぶのがいいと思います。

 

室温が下がってしまうと活性が下がって消化が遅くなり、消化不良が起きやすくなってしまいます。1週間以上糞が出ていないようだったら室温を少し高くして28度以上で安定させるようにしましょう。

 

消化不良はヒョウモントカゲモドキを飼っていると1番なりやすい病気なので十分気を付けてください。湿度と室温をちゃんと管理して、誤食もしていなければ消化不良になることはありませんが十分注意してください。

 

冷凍コオロギや冷凍のピンクマウスをちゃんと解凍せずに与えていると消化不良になってしまうことがあります。お腹が不事前に膨らんでいるたり1週間以上糞をしていない場合は消化不良の可能性があるので注意してください。ヒョウモントカゲモドキの寿命や飼育方法はこちらの記事で、レオパの寿命はどのぐらい?ヒョウモントカゲモドキの平均寿命と長生きさせる方法を紹介!!で紹介しているので、こちらの記事も読んでみてください。

 

脱皮不全

 

爬虫類は脱皮を繰り返しながら成長します。脱皮不全とは脱皮をしたときに指先などに皮が残ってしまうことを言います。

 

ヒョウモントカゲモドキは皮を口で剥がしながら脱皮をして、剥がれた皮をそのまま食べます。

 

指先や尻尾の先、まぶたなどの細かい部分は皮が残ってしまうことがあります。この残った皮が指先などの血流を止めてしまい壊死してしまうことがあります。

 

もし皮が残っていたら、残った皮を霧吹きなどで十分に湿らせてから、ピンセットや綿棒で皮をとってあげてください。

 

脱皮不全は湿度不足が原因で起こりやすいです。脱皮前は体が白くなるので、脱皮の前兆があれば霧吹きをして湿度を高めにしておきましょう。

 

また、ウェットシェルターを用意しておくと湿度が管理しやすくなります。

ヒョウモントカゲモドキが脱皮不全を起こしてしまった時の対処法を紹介

 

脱ヘミペニス

 

交尾の後にペニスが体内に戻らなくなってしまう症状です。

 

長くても1週間ほどで元に戻りますが、それ以上戻らない場合は動物病院で診察してもらってください。

 

脱ヘミペニスは再発しやすい病気なので、繁殖はしばらくおやすみさせてあげるのがいいと思います。

 

ヒョウモントカゲモドキを病気にしない飼育方法

レオパ

 

ヒョウモントカゲモドキを病気にさせないためには温度・湿度をちゃんと管理することと、常にケース内を飼育しておくことが大切です。

 

湿度について

 

ヒョウモントカゲモドキを飼育する際は湿度は40〜60%程度に保つようにしましょう。

 

日本の平均的な湿度が40〜60%なので、そこまで気にしなくても大丈夫だと思う人もいるかもしれません。

 

ただ、保温球やパネルヒーターを設置していると空気が乾燥しやすく、湿度が下がってしまうことがあるので、ちゃんと湿度計を設置して湿度が下がっていたらちゃんと霧吹きをしましょう。

 

ウェットシェルターという、素焼きのシェルターが販売させています。上部に水を入れる部分があり、湿度を維持しやすくなるので、用意しておくのがいいと思います。

 

温度について

 

ヒョウモントカゲモドキの適切な飼育温度は25〜30度と言われています。

 

ヒョウモントカゲモドキは暑さや寒さに強いですが、気温が低いと代謝が下がり消化が悪くなってしまいます。

 

なので、常に25〜28度ぐらいで安定させて飼育するようにしましょう。ケース内に30度ぐらいの場所と20度ぐらいの場所を作っておくことで、快適な温度で過ごすことができます。

 

掃除を怠らないようにする

 

温度と湿度をちゃんと管理したら、あとはケース内を清潔に保っていれば病気になることは少ないです。

 

フンを見つけたら取り除くようにして、常にケース内を清潔にするようにしましょう。

 

床材にキッチンペーパーやペットシートを使用していると掃除も楽なので、掃除などの管理が大変な場合は掃除のしやすい床材を使用するのがいいと思います。

 

 

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