レオパの拒食について!拒食の原因とえさを食べない時の対策を紹介!!

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ヒョウモントカゲモドキがいきなり餌を食べなくなって困っているって人も多いのではないでしょうか。ヒョウモントカゲモドキを飼育しているとたまに餌を食べなくなってしまうことがあります。今回の記事ではヒョウモントカゲモドキが餌を食べないときの対処法を紹介します。

 

 

ヒョウモントカゲモドキは爬虫類の中でも飼育が簡単で、ペットとしても人気の高い種類です。

 

ただ、ヒョウモントカゲモドキを飼っていると1度ぐらいは餌を食べなくなることがあります。ヒョウモントカゲモドキは飼育が簡単だと言われていますが、餌を食べなくなってしまったときには注意が必要です。

 

放っておけば最悪餓死してしまうことがあります。餓死することはなくても病気になってしまうことや病気が原因で餌を食べていない可能性があります。餌を食べなくなってしまったときには注意が必要です。餌を食べなくなってしまったのには必ず原因があるので、原因を突き止めて餌がちゃんと食べられるように対処しましょう。

 

今回の記事ではヒョウモントカゲモドキが餌を食べないときの対処法を紹介するので、飼っているヒョウモントカゲモドキが餌を食べなくなってしまった人はぜひ読んでみてください。

 

 

それではヒョウモントカゲモドキが餌を食べなくなってしまったときの対処法を紹介します。

 

 

ヒョウモントカゲモドキが餌を食べない原因とは

餌を食べるレオパ

ヒョウモントカゲモドキは様々な理由で餌を食べなくなってしまうことがあります。まずはヒョウモントカゲモドキが餌を食べなくなってしまう原因を紹介します。

 

拒食の主な原因
  • 室温の変化
  • ストレス
  • 餌の好き嫌い
  • 脱皮前
  • 餌がわかってない
それぞれの原因について詳しく紹介します。

 

室温や湿度の変化

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まずはヒョウモントカゲモドキを飼育しているケージの室温を確認しましょう。

 

ヒョウモントカゲモドキは室温が20度ぐらいまで下がってしまうと食欲が落ちてしまいます。室温は25〜30度の間で保つようにしてください。

 

室温が高過ぎればそれでも食欲が落ちてしまうので、夏場など気温が上がるときは注意してください。日光が当たっていると温度が高くなりすぎてしまうので、ちゃんと室温を管理するようにしましょう。

 

ヒョウモントカゲモドキを飼育するにはパネルヒーターなどで室温を調整する必要があります。

 

ケージ内全体にパネルヒーターを設置してしまうと暑いときに涼む場所がなくなってしまうので、ヒーターはケージの半分に設置するようにしましょう。

 

人間の感覚だと20度だと全然寒い感じはしませんが、ヒョウモントカゲモドキにとっては寒いので、ちゃんと室温計をつけて室温を管理するようにしてください。

 

室温が低くてお腹をちゃんと温めることができないと消化がちゃんとできないので、フンをしないことがあります。フンをしないと次の餌を食べないので、室温が低い場合はちゃんとフンをしているかも確認してください。

 

湿度も同じように高すぎたり低すぎたりすると拒食の原因になります。ヒョウモントカゲモドキを飼育する場合は湿度は40〜60%ぐらいになるように管理するようにしましょう。

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ストレス

 

ストレスを受けてしまうことによってヒョウモントカゲモドキは餌を食べなくなってしまうことがあります。

 

ヒョウモントカゲモドキを迎えた直後は飼育環境も変わるので、落ち着くことができずにストレスを受けてしまっていることが多いです。また、ハンドリングなどを頻繁にすることもストレスになります。

 

ヒョウモントカゲモドキはハンドリングができる爬虫類なのでハンドリングする機会も多いと思います。ただ、本来人との触れ合いを好む生き物ではないので、あまり負担をかけないようにほどほどにしましょう。

 

迎えた直後に構いすぎるととてもストレスを受けてしまうので、迎えた直後は構ったりせずに静かに観察するようにして、ハンドリングする場合は飼育環境に慣れてきてからにしましょう。

 

 

好きな餌じゃない

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ヒョウモントカゲモドキは個体によって餌にも好き嫌いがあります。

 

個体によっては好んで食べない餌もあるので、餌を交換するだけで食べてくれることもあります。生き餌の方が人工餌に比べて嗜好性が高いので、生き餌に慣れている個体は人工餌を食べないことがあります。

 

また、昆虫の種類によっても嗜好性に違いがあるので、コオロギは食べなくてもデュビアは食べるなどのことがあります。他にもサプリメントが嫌いで、サプリメントを添加すると食べないこともあります。

 

また、コオロギに噛まれたことがあったりするとコオロギを怖がって食べなくなってしまうことがあります。

 

餌をなかなか食べない時はいくつかの生き餌をケース内に入れて、どの餌に興味を持っているか観察してみるのがいいと思います。

 

ハニーワームなどの嗜好性の高い餌をあげていると、ハニーワーム以外食べなくなることがあります。嗜好性の高い餌は食いつきもよく、ついついあげてしまいますが、それ以外に興味を示さなくなってしまうので、与えすぎには注意するようにしましょう。

 

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脱皮前は餌を食べない

 

 

個体によっては普通に食べることもありますが、脱皮前は餌を食べなくなることが多いです。なので、脱皮前で体が白くなっている場合は餌を食べなくてもそれほど心配しなくてもいいと思います。

 

脱皮は2〜3日もすれば終わります。そのぐらいであれば餌を食べなくても問題ありません。脱皮が終わっても餌を食べない場合は他に餌を食べない原因があるので、他の原因を探してみてください。

 

 

餌がわからない

 

モルフによっては目が良くなく餌が見えていないことがあります。餌と認識することができなければ食べてくれません。

 

明るいと目を開けることができなかったりちゃんと見ることができなかったりするので、昆虫を数匹ケージに入れて、翌日確認するようにしましょう。それでも食べない場合は生き餌の体液を口元に軽く触れさせて餌だと認識させてください。

 

口元に体液などをつけると口元をぺろぺろします。その時に餌を口に入れてあげると食べてくれることがあります。

 

 

ヒョウモントカゲモドキが餌を食べないときの対処法

ヒョウモントカゲモドキ

ヒョウモントカゲモドキが餌を食べない場合は原因を突き止めて改善する必要があります。ただ、ヒョウモントカゲモドキは1週間ぐらい餌を食べないことは良くあるので、心配しなくてもいい場合もあります。

 

尻尾が細くなっていたり体重が落ちているのに餌を食べない場合は病気の可能性もあります。尻尾が細くなっていて、体重も落ちているのに餌を食べない場合は獣医さんに見てもらいましょう。

 

 

ちゃんと水を飲んでいるか確認する

 

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ヒョウモントカゲモドキが餌を食べないときは水をちゃんと飲んでいない可能性があります。

 

 

水飲み場を作ってはいるけど水をあまり飲んでいないってことが良くあります。飼っているヒョウモントカゲモドキが水飲み場から水を飲まない場合は霧吹きを使ってケージ内の壁を湿らせてください。

 

霧吹きでケージの壁やインテリアに水滴をつけておいたほうがヒョウモントカゲモドキは水を飲みやすいみたいです。

 

水分がちゃんと取れてていないと消化不良を起こしてしまって餌を食べることができなくなってしまうことがあります。ちゃんと糞をしていない場合は水分が足りていない可能性があるので、霧吹きでケージ内を湿らせてあげてください。

 

消化不良の症状が軽ければ温度を管理して、ちゃんと水が飲めるようにするとフンをして餌を食べるようになります。

 

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尻尾の太さを確認する

 

 

 

ヒョウモントカゲモドキが餌を食べなくなったら、尻尾の太さを確認してみてください。

 

ヒョウモントカゲモドキは尻尾に脂肪を蓄えるので、餌を食べなくなってしまうと心配になると思いますが、尻尾が太ければすぐに病気になったり死んでしまったりすることはないので安心してください。

 

ヒョウモントカゲモドキなどの爬虫類は他のペットに比べて餌を食べる頻度が少ないです。大人のヒョウモントカゲモドキは3日に1回ぐらい餌を与えれば十分なので、餌を食べないのは餌の与えすぎが原因かもしれません。

 

尻尾の太さを確認すれば餌を与えすぎかどうかがわかるので、飼っているヒョウモントカゲモドキが餌を食べなくなったら、まずは尻尾の太さを確認してみてください。しっかり尻尾に脂肪を蓄えておけば、ヒョウモントカゲモドキは1ヶ月ぐらい餌を食べなくても餓死してしまうことはありません。

 

尻尾が細くなっていたら、餌の与えすぎ以外の原因の可能性があります。尻尾が細くなってしまった場合は室温か水分をちゃんと取れていない可能性があるので、しっかり対処してあげてださい。

 

 

餌を変えてみる

 

先ほども紹介しましたが餌が気に入らないから食べないことがあります。個体によって人工餌を食べないことも多いですが、コオロギを食べないことやピンセットからは食べないこともあります。

 

ヒョウモントカゲモドキはコオロギに噛まれるとコオロギを怖がってしまったり、脱皮不全の時にピンセットで怪我をするとピンセットを怖がったりすることがあります。

 

ヒョウモントカゲモドキによっては神経質な個体もいるので、餌を食べない時は餌を変えてみるのがいいと思います。もしピンセットで餌を与えている場合は起き餌に切り替えてみるのもいいと思います。

 

また、コオロギしか食べないなど好みの餌しか食べないことがあります。ただ、好みによって餌を食べない場合はそれほど心配することはありません。好みによって餌を食べなくてもお腹が空けば突然他の餌を食べてくれるようになります。

 

コオロギなどの生き餌から人工餌に切り替える場合でも数日〜数週間餌を抜いてから与えると人工餌を食べてくれることが多いです。

 

 

 

病気の可能性もある

 

 

ヒョウモントカゲモドキが餌を食べない時は病気の可能性があります。餌をずっと食べない場合は様々なクリプトスポリジウム症や腸閉塞、マウスロットなどの様々な病気が考えられます。

 

クリプトスポリジウム症になると下痢をしたり嘔吐をしたりして体重が減っていきます。クリプトスポリジウム症とはクリプトポリジウムという原虫に寄生されることでなる病気です。クリプトはフンや水、飼育器具などを媒介にして他のヒョウモントカゲモドキに移ってしまいます。

 

なので、疑いのある個体がいたら、感染を予防するために別の飼育ケージに写して使うピンセットなどの器具をしっかり分けて飼育するようにしましょう。また器具などを触ったあと手を洗わないとそこから感染してしまうことがあるので気をつけてください。

 

クリプトスポリジウム症になると内臓にダメージがかかってしまって餌を食べなくなってしまいます。

 

腸閉塞になるとお腹にフンが溜まってしまって餌を食べることができなくなってしまいます。飼育温度が低かったり床材を誤食してしまうと腸閉塞になってしまうことがあります。

 

多少床材を食べるぐらいであれば大抵はフンと一緒に排泄されます。ただ、気温が低く代謝が低い状態だとうまく排泄されず腸閉塞になってしまうことがあります。クリプトや腸閉塞、マウスロットなどになったら、自分でできることはほとんどありません。

 

なので、餌を食べなくて痩せてしまった場合、餌を食べない原因がわからない場合は獣医さんに一度見てもらうようにしましょう。クリプトスポリジウム症は検便をすることで検査ができるので、心配な場合はなるべく新鮮なフンをラップをして乾かないようにして動物病院に持って行くのがいいと思います。

 

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