フトアゴヒゲトカゲの餌は何がいい?アダルト・ヤングの飼育におすすめの餌を紹介!!

フトアゴヒゲトカゲの餌は何がいい?アダルト・ヤングの飼育におすすめの餌を紹介!!フトアゴヒゲトカゲ

フトアゴヒゲトカゲの飼育において、餌はとても重要です。バランスのいい食生活をおくることで、健康的に飼育することができます。今回の記事ではフトアゴヒゲトカゲを飼育する時に大切な餌について紹介します。

 

 

 

爬虫類はベビー・ヤングアダルト・アダルトと成長して行きます。フトアゴヒゲトカゲの場合はベビー・ヤングアダルト・アダルトと成長していくについれて餌を変えていく必要があります。

 

餌はペットを飼育する上でとても重要で、与える餌は健康や成長に影響します。また、餌を食べている姿はとても可愛いので、給餌はフトアゴヒゲトカゲの飼育でも楽しい瞬間です。

 

今回の記事では、フトアゴヒゲトカゲの飼育に大切な餌について紹介するので、フトアゴヒゲトカゲを飼育したい方はぜひ読んでみてください。

 

フトアゴヒゲトカゲの飼育方法は、下記の記事でも紹介しているのでそちらも読んでみてください。

フトアゴヒゲトカゲの飼育方法を紹介!!

 

 

 

フトアゴヒゲトカゲのベビーにオススメの餌

 

フトアゴヒゲトカゲはベビーのときは肉食性が強く昆虫などを食べます。成長するにつれて昆虫の他に野菜を食べるようになって、アダルトになると草食性に変わっていきます。なので、フトアゴヒゲトカゲのベビーを飼育するときは昆虫を与えて飼育するようにしましょう。

 

簡単にベビーにオススメの餌を紹介します。

 

 

コオロギ

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爬虫類の餌として販売されているコオロギにはフタホシコオロギとヨーロッパイエコオロギの2種類があります。

 

キープがしやすいのはイエコですが動きが早くてジャンプ力が強いので扱いづらくなります。フタホシの場合は動きが遅いので扱いやすいですが、キープはしづらくなります。

 

私はフタホシコオロギを与えていますフタホシとイエコではそんなに違いはないので、近くのペットショップで販売している方や入手が楽な方を選ぶのがいいと思います。コオロギの飼育方法はこちらの記事で紹介しているので、コオロギを飼育する時にオススメの餌を紹介!!こちらの記事も読んでみてください。

 

 

デュビア

デュビアは見た目はゴキブリですが草食性の餌で飼育することができるので、匂いが少なくコオロギのように鳴かないので音もないので飼育しやすいです。コオロギに比べて体も丈夫で飼育もしやすいので見た目を気にしない場合はデュビアを与えるのがいいと思います。

 

 

レッドローチ

デュビアは繁殖スピードが遅いので、繁殖させいようと思う場合はレッドローチがおすすめです。レッドローチもゴキブリですがこちらもコオロギに比べて匂いが少なく鳴くこともなく、体も丈夫なので飼育しやすいです。ただ、デュビアに比べると油っぽい匂いがしたり動きが早いので脱走しないように扱いには気をつけてください。

 

レッドローチはデュビアよりも体長が小さいので、フトアゴヒゲトカゲのサイズが小さいときはレッドローチが使いやすいです。

 

ミルワーム

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ミルワームも昆虫食の爬虫類の餌に使われることが多い餌です。ただ、ミルワームはコオロギやデュビアなどに比べてリンの量が多く栄養バランスはあまりよくありません。また、脂肪分が多く皮も厚くて消化も悪いので、毎日与えていると消化不良や脂肪過多になってしまうことがあります。

 

なので、ミルワームを与えるときは脱皮したてで、白くなっている個体を与えたり、痩せている個体に与えるようにしましょう。痩せていたりしない場合はたまにオヤツ程度に与えるのがいいと思います。

 

人工餌

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最近ではフトアゴヒゲトカゲのベビー用の人工餌も販売されています。人工餌を食べる場合は人工餌で飼育することもできます。フトアゴヒゲトカゲ用のものじゃなくても昆虫食用の人工餌で飼育することもできます。昆虫が苦手な方は人工餌を与えてみるのもいいと思います。

 

 

ピンクマウス

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ピンクマウスは栄養バランスがいいので、爬虫類の飼育ではよく使われている餌です。ただ、与えすぎると肥満になってしまうので与えすぎには注意してください。ピンクマウスは冷凍で販売されているので、冷蔵庫で保管することができるので、生き餌に比べても使いやすくてオススメです。

 

ピンクマウスは袋に入れて、空気を抜いた後に60度ぐらいのお湯につけると簡単に解凍することができます。他にも自然解凍や電子レンジを使って解凍することもできますが、電子レンジ内で内臓が破裂してしまうこともあるので、お湯を使うのがいいと思います。

 

解凍したらお腹を触ってしっかり解凍できていることを確認してから与えるようにしてください。ちゃんと解凍できていないと消化不良の原因にもなるので気をつけてください。

 

 

与える餌の量と頻度

 

 

餌を与える量と頻度はベビーの場合、毎日食べるだけコオロギを与えるようにしましょう。1日1回でもいいですが、小さい時は1日2回餌を与えた方がいいです。時間がある方は1日2回餌を与えるようにしましょう。

 

コオロギのサイズは成長に合わせて少しずつ大きくしていきましょう。コオロギだけではフトアゴヒゲトカゲにとって大切な栄養素であるカルシウムが不足してしまいます。

 

なので、フトアゴヒゲトカゲにコオロギを与える場合はカルシウムパウダーをまぶしてから与えるようにしましょう。毎回カルシウムパウダーをまぶす必要はありません。カルシウムパウダーは3匹に1匹ペースぐらいでまぶすようにしましょう。

 

カルシウムが不足するとフトアゴヒゲトカゲはクル病という病気になってしまいます。クル病になると骨をちゃんと整形することができなくなってしまうので、足や背骨などが曲がってしまったり、骨折しやすくなります。重症化すると顎の骨が曲がってしまったりして口を閉じることができなくなってしまい餌を食べられなくなってしまうので注意してください。

 

 

 

餌の与え方

 

 

コオロギを与える方法は、コオロギの後ろ足を切ってから飼育ケージ入れる方法とコオロギの後ろ足を切ってからピンセットで与える方法があります。

 

コオロギの後ろ足を切る理由は、動きを遅くしてフトアゴヒゲトカゲが捕食しやすくすることと、後ろ足は硬くて消化がしづらいのであらかじめ取り除いておくといった理由があります。

 

飼育ケージにコオロギを入れて餌を与える方法では床材を誤食してしまうことがあったり、食べなかったコオロギは毎回とりのぞかなくてはいけなかったり手間が増えるのでピンセットで与えるのがいいと思います。

 

ピンセットで与えた方が人に慣れやすくなるし、ピンセットでの給餌に慣れさせておくと後々人工餌に慣れさせるのも楽になります。

 

 

 

フトアゴヒゲトカゲのヤングアダルにオススメの餌

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ベビーの頃はコオロギで飼育することができますが、ヤングアダルトになると食べる量も増えるのでコオロギだけでなく野菜や人工餌も与えるようにしましょう。

 

与える野菜は小松菜やチンゲンサイなどの葉野菜に細かく切ったカボチャや人参、それに専用のフードを混ぜて与えるのが一般的です。

 

フトアゴヒゲトカゲは他にも色々な野菜や果物を食べます。スーパーマーケットで販売していて入手がしやすいものでは豆苗、大根やカブなどの葉、モロヘイヤ、サニーレタスなどがあります。

 

季節の野菜を与えるようにした方が栄養も豊富なので、健康面を考えるなら旬の野菜を多く与えるのがいいと思います。

 

経済的なことを考えるなら、簡単に栽培することができる野菜を選ぶのも大切です。豆苗は根っこを水に浸しておけば、また豆苗が生えてきます。永遠に使い続けることはできませんが、3回ぐらいは食べられそうな豆苗が生えてくるので、経済的でオススメです。

 

生後1年を超えて、フトアゴヒゲトカゲが大人になったら、葉野菜を中心にした食生活に変えて、コオロギはおやつとして与えるようにしましょう。

 

アダルトになるまでにちゃんと野菜やフードに慣れさせておかないと野菜を食べなくなってしまうので、ベビーから少し成長したら野菜に慣れさせて、少しずつ与える野菜の量を増やしていきましょう。

 

 

 

フトアゴヒゲトカゲのアダルトにおすすめの餌

 

 

アダルトになったら野菜を中心に、コオロギなどの昆虫や果物を与えるようにしましょう。

 

ヤングアダルトに与えていた時と同じで、葉野菜を中心にカボチャや人参なども細かく刻んだものとフードを混ぜて与えてください。

 

フードはそのまま与えると硬いので、水をかけてふやかしてから与えるようにしてください。果物は与えすぎてしまうと糖分が多いので肥満になってしまうので注意が必要です。

 

トカゲを飼うときの注意点とペットにオススメのトカゲはこちらの記事で、トカゲを飼おう!!トカゲ飼育するときの注意点とオススメのトカゲを紹介!!こちらの記事も読んでみてください。

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Posted by hachuarium