おたまじゃくしの飼い方について!おたまじゃくしの餌や飼育に必要なものを紹介!!

おたまじゃくしの飼い方について!おたまじゃくしの餌や飼育に必要なものを紹介!!オタマジャクシ

おたまじゃくしは春先から初夏にかけて水辺で見つけることができる身近な生き物です。育てるのは難しくなく、成長も早いので変化していくのを観察するのも楽しいです。今回の記事ではおたまじゃくしの飼い方を紹介します。

 

 

おたまじゃくしとはカエルの幼体の総称なので、一言におたまじゃくしと行っても色々な種類のおたまじゃくしがいます。種類によっては飼育方法は違います。

 

日本に生息しているカエルやツノガエルなどのおたまじゃくしは飼育が簡単なので、おたまじゃくしを飼ったことがない方簡単に飼育することができます。

 

今回の記事では、おたまじゃくしの飼い方を紹介するのでおたまじゃくしを飼ってみたいと思う方はぜひ読んでみてください。

 

ペットにオススメのカエルは、下記の記事で紹介しているのでそちらも読んでみてください。

飼いやすいカエルの種類とは?ペットにオススメのカエルの種類を紹介!!

 

それではおたまじゃくしの飼い方を紹介します。

 

おたまじゃくしについて

 

 

みなさん知っていると思いますが、おたまじゃくしはカエルの幼生です。カエルは2〜3月ごろに卵を産み、春先ごろになると孵化をしておたまじゃくしが生まれてきます。

 

おたまじゃくしは丸い頭胴部から鰭が伸びていて、生まれたばかりのことは手足はありません。

 

大きさや見た目はカエルの種類によって違います。アズマヒキガエルは最大でも3cmほどまでしか成長しないのに対して、ウシガエルは15cmほどまで成長します。

 

おたまじゃくしはエラがありエラ呼吸をしていますが、皮膚や肺からも呼吸をすることができます。

 

肺呼吸することができるので、水量の少ない場所やあまり環境の欲ない場所でも生息することができます。

 

おたまじゃくしの捕まえ方

 

おたまじゃくしは水田によくいるイメージですが、水田以外でも池や川の浅瀬などでも見かけることができます。

 

6月中旬ごろまではおたまじゃくしを見かけることができるので、採取したい場合は春先から6月中旬ぐらいまでに探してみましょう。

 

採取するときは直接手で触れないようにして、プラケースで周囲の水ごと救うか網などで救うようにしましょう。

 

おたまじゃくしは体温が低く、人間の手で触れると火傷をして弱ってしまいます。カエルも同じで、人間の手は暑すぎるためカエルを飼育する際も触らないようにしましょう。

 

おたまじゃくしの飼育に必要なもの

 

 

飼育容器

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おたまじゃくしはプラケースで飼育することができます。何十匹もおたまじゃくしを飼育する場合はプラケースでは小さいので水槽の方がいいと思います。

 

1匹しか飼育しない場合はプラケースよりも小さいタッパーでも飼育することができますが、プラケースの方が扱いやすいのでプラケースがオススメです。

 

おたまじゃくしを育てる際はカエルになったときのことも考えて飼育するようにしましょう。何十匹もおたまじゃくしを育てていると、カエルになった時に大変なので気をつけてください。

 

 

エアレーション

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おたまじゃくしを1匹だけ飼育する場合はエアレーションは必要ありませんが複数匹飼育する場合やツノガエルのおたまじゃくしを飼育する場合にはエアレーションがあった方がいいです。

 

エアーが強すぎて水流ができてしまうとおたまじゃくしが疲れてしまうので、エアレーションを設置する場合にはエアーの量が調整できるようにエアーコックを用意してエアーの量を調整できるようにしましょう。

 

 

 

レイアウト

 

プラケースの中には岩や水草を設置するようにしましょう。

 

水草や岩があることでおたまじゃくしがカエルになった時に陸地に上がることができます。おたまじゃくしの時はエラ呼吸ですがカエルになると肺呼吸に変わります。

 

なので、陸地がないとそのうち疲れて溺れてしまうことがあります。おたまじゃくしの時は陸地がなくてもいいのですが、足が生えてきてカエルになってきたら陸地を作ってあげましょう。

 

床材に砂利を敷いてもいいですが掃除が面倒になるので簡単に飼育したい方はベアタンクで飼育するのがいいと思います。

 

 

 

おたまじゃくしの飼育にオススメの餌

 

おたまじゃくしは雑食性なので、何でも食べます。

 

パンのカスやご飯粒などから、野菜のあまりなども食べます。家のご飯の残りなどをあげるのもいいですが毎回用意するのが面倒な場合は人工餌をあげるのがいいと思います。

 

おたまじゃくしは雑食性ですが、草食性が強く自然下では藻類などを食べています。なので、専用に餌を用意する場合は草食性のプレコの餌がオススメです。

 

草食性の餌だけを与えていると栄養バランスが偏ってしまうので、人工餌の他に煮干しや冷凍の赤虫などの動物性の餌もたまに与えるようにしましょう。

 

赤虫は他の餌に比べて嗜好性が高いので餌をよく食べます。ツノガエルを飼育する場合は冷凍の赤虫を与える方がいいと思います。

 

エサをよく食べると大きく成長してくれるので、ツメガエルを大きく成長させたい場合や他のカエルでも大きく成長させたい場合には冷凍の赤虫を与えるのがいいと思います。

 

餌を与えるときは1度に大量に与えないで1日2回に分けて食べきれる量を与えるようにしましょう。どに大量に与えてしまうと食べきれなくて、餌が残ってしまい水を汚す原因になるので注意してください。

 

 

おたまじゃくを飼う時の水温

 

 

日本が原産のカエルを飼育する場合は水温は気にしなくて大丈夫ですが、ツノガエルを飼育する場合は水温は22〜28度の間で安定させるようにしましょう。

 

直射日光が当たっていると水温が高くなりすぎてしまいおたまじゃくしが弱ってしまうので気をつけてください。水温が高くならないように飼育ケージを置く場所には気をつけてください。

 

水温が低いと食欲が落ちてしまいます。食欲が落ちると成長が遅くなってしまいカエルになった時のサイズが小さくなってしまいます。

 

なので、ツノガエルを飼育する時はヒーターを用意しておきましょう。ヒーターは熱帯魚用のものじゃなくて爬虫類の飼育で使われるパネルヒーターのほうがいいでしょう。

 

おたまじゃくを複数匹飼育していて、大きな水槽で飼育している場合には熱帯魚用のヒーターの方が使いやすいですが1匹だけ飼育する場合はパネルヒーターの方が使いやすいです。

 

 

 

水換えのやり方

 

 

おたまじゃくしは水温の変化に強いので、水温が悪化してもそんなに簡単には病気にはなりません。

 

頻繁に水換えをしてしまうと逆にストレスになってしまうので、そんなに頻繁に水換えをする必要はありません。

 

3〜4日に1回ぐらい水を半分交換するだけで大丈夫です。水換えをする時は水道水をそのまま使わずに、カルキ抜きをした水を使ってください。

 

ペットボトルに水を汲み置きして1日置いておくか、熱帯魚用のカルキ抜きを使ってカルキを抜いてください。

 

ツノガエルの場合は結構水が汚れるので、毎日水を全部交換するようにしてください。

 

 

 

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爬虫類の飼育に必要な設備についてはこちらの記事で紹介しているので、爬虫類の飼育を考えている方は読んでみてください。

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Posted by hachuarium