ニホンヤモリを飼育する際の温度と湿度について紹介!!

ニホンヤモリを飼育する際の温度と湿度について紹介!!ヤモリの赤ちゃん

ニホンヤモリは日本に生息しているヤモリで、夏場は家の周りで見つけることができるヤモリです。野生のヤモリを捕まえて飼ってみようと思う人も多いと思いますが、飼育温度と湿度には注意が必要です。今回の記事ではニホンヤモリを飼育するときの温度と湿度について紹介します。

ニホンヤモリは日本に生息しているヤモリなので、飼育環境に慣れれば飼育しやすい爬虫類です。個体によって配色の差が様々なでグレーの体色に黒や白などの様々な模様が入っています。

日本に生息しているので、日本の気候にも合っていて、飼育しやすい爬虫類ですが、飼育する際は温度と湿度に注意が必要です。

今回の記事ではニホンヤモリを飼育する際の温度と湿度について紹介するので、ニホンヤモリを飼育する際はぜひ読んでみてください。

ニホンヤモリの飼育について

ニホンヤモリの飼育はそれほど難しくありません。飼育環境に慣れるまでは生きた昆虫しか食べないので、昆虫を常に飼育する必要があり、飼育の手間は多いですが、ニホンヤモリ自体は体も丈夫で飼育がしやすい爬虫類です。

人に懐くことはなく、動きも早いのでハンドリングすることはできませんが、飼育環境に慣れれば人を怖がらなくなるので、ピンセットから餌を食べてくれるようになります。

飼育自体は簡単なヤモリですが、温度や湿度に気をつけておかないと脱皮不全になったり、体力がないのに冬眠してしまい越冬することができないことがあります。

なので、ニホンヤモリを飼育する際は温度計と湿度計を用意してしっかりと温度と湿度を管理するようにしましょう。

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ニホンヤモリを飼育する際の温度について

ニホンヤモリを飼育する際は温度は20〜25度の間で安定させるようにしましょう。

ニホンヤモリは日本に生息しているので、加温をしなくても飼育することができますが、加温しないと温度が下がる冬場は冬眠してしまいます。

冬眠さて飼育することもできますが、冬眠中に死んでしまうことがあるので、飼育に慣れていない場合は冬眠させないように加温して飼育するようにしましょう。

もし冬眠させる場合は、気温が下がる前にしっかりと餌を与えて、栄養をつけてあげてください。ヤモリの餌は何がいい?ヤモリにオススメの餌や餌の保存方法について紹介!!

冬眠中は餌を全く食べないので、冬眠する前にしっかりと餌を食べて体力をつけていないと冬眠中に死んでしまいます。また、急に気温が下がってしまうとフンを出すことができないまま冬眠してしまい、体調を崩してしまうことがあります。

なので、繁殖させるなどの目的でなければ保温器具を使って冬場でも温度は20〜25度の間で安定させるようにしましょう。

保温器具は爬虫類用に販売されているものを使用してください。樹上棲のヤモリなので、高さのある飼育ケースを使う場合はパネルヒーターより暖突や保温球を使用するのがいいと思います。

ニホンヤモリを飼育するときの湿度について

野生のヤモリ

ニホンヤモリは湿度の高い環境を好むので、飼育する際は1日1回霧吹きを使用してケージ内を湿らせるようにしましょう。

個体によっては水入れから水を飲むこともありますが、水入れから水を飲むことはほとんどありません。ケージの壁を伝う水滴を飲むので霧吹きは忘れないようにしましょう。

湿度が低い環境で飼育していると脱皮不全になってしまうことがあります。脱皮不全とは脱皮するはずの皮が残ってしまうことで、指先などに皮が残ると指を圧迫してしまい、指が壊死してしまうことがあります。

レオパなどの動きの遅い爬虫類であれば脱皮不全になっても綿棒などを使って脱皮を手伝うことができますが、ニホンヤモリは動きが早くハンドリングすることが難しいので注意してください。

霧吹きしていても脱皮不全になってしまうことがあるので、ニホンヤモリを飼育する際はウェットシェルターを設置して脱皮不全を防ぐようにしましょう。

ウェットシェルターを入れて毎日霧吹きをしておけば脱皮不全になることはないので、ぜひウェットシェルターを用意するようにしましょう。

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爬虫類の飼育に必要な設備についてはこちらの記事で紹介しているので、爬虫類の飼育を考えている方は読んでみてください。

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Posted by hachuarium