ハリネズミを飼いたい人へ!ハリネズミを飼育する前に知っといて欲しいことを紹介
ハリネズミは見た目も可愛く飼育もそれほど大変じゃないので人気のペットです。値段もそれほど高くないので飼ってみたいと思う人も多いいと思います。今回の記事では、ハリネズミをペットにする前に知っておいて欲しいことを紹介します。
ハリネズミは見た目も可愛くて飼育も簡単なので飼ってみたいと思う人も多いと思いますが、犬や猫のように一般的なペットではないので飼育する場合はしっかりとした知識を身につけておく必要があります。
ハリネズミには独特の行動があったり、飼育するときに気をつけなければいけないことがあります。何も知らないで飼育を始めると何でもないのに病気かと勘違いしてしまったり、ハリネズミがストレスを感じているのに気づくことができなかったりしてしまうことがあります。
責任を持って飼育するためにもハリネズミの知識をちゃんと身につけて飼育するようにしましょう。
今回の記事では、ハリネズミをペットにするときに知っといて欲しいことを紹介するので、ハリネズミを飼ってみたいと思う人はぜひ読んでみてください。
飼育方法は、下記の記事で紹介しているのでそちらも読んでみてください。
それでは、ハリネズミをペットにする前に知っておいて欲しいことを紹介します。
1、ハリネズミの習性
ハリネズミを飼育する前にちゃんとハリネズミの習性を理解しておきましょう。
ハリネズミの習性を知らないとハリネズミの行動にびっくりしてしまったり、知らないうちにストレスを与えてしまっている場合があるので注意してください。
1−1泡付け
ハリネズミの習慣には泡付けという習慣があります。
他の動物には見られない行動なので始めてみた人はびっくりすると思います。ハリネズミは知らないものの匂いを始めて嗅いだ時に、その匂いのするものを舐めたりかじったりして口の中で唾液と混ぜ合わせて泡状にします。泡状にしたものを長い舌を使って背中やお腹の針に塗りつけます。
始めて見たときはびっくりして病気かと思うかもしれませんが、何も不自然な行動ではなく病気でもありません。
周囲の匂いに自分の匂いを合わせることで外敵から身を隠していると考えられていますが、なぜこのような行動をするのかはまだわかっていません。
1−2ハリネズミは単独生活
ハリネズミは単独で生活する動物です。
なので、ハリネズミを同じ飼育ケージで複数匹飼育していると喧嘩をしてしまうのでハリネズミを飼育する場合は絶対に単独での飼育にしましょう。
複数匹での飼育は、喧嘩をしなくても確実にハリネズミのストレスになってしまうので気をつけてください。ストレスから体調を崩してますこともあるので繁殖をする場合以外では同じ飼育ケージでハリネズミを飼育するのはやめましょう。
また、ハリネズミの飼育ケージを隣同士に置くのもストレスになるので気をつけてください。
1−3冬眠(夏眠)に気をつける
ハリネズミは寒すぎたり暑すぎたりすると冬眠(夏眠)します。20度を下回ると徐々に動きが鈍くなり、18度以下になると冬眠してしまいます。夏場は30度以上になると夏眠します。
野生の状態であれば気温の変化によって冬眠の準備をしますが飼育下で急激に室温が変化してしまうと冬眠に入る準備ができないまま冬眠することになるので冬眠中に死んでしまうことがあります。
冬眠自体内臓へのダメージも大きくハリネズミの寿命を短くしてしまいます。長く飼育するにつれて内臓の疾患になりやすくなるのでハリネズミを飼育する場合は冬眠(夏眠)をさせないようにしっかりと室温の管理をしましょう。
ハリネズミの食欲がなくなったりした場合は冬眠(夏眠)の前兆の可能性があるので注意してください。
2、ハリネズミをペットにしたら絶対に逃さない
ハリネズミを飼い始めたら絶対に逃さず最後まで責任を持って飼育しましょう。
現在日本でペットとして飼育できるのはヨツユビハリネズミだけですが以前は他の種類のハリネズミもペットとして飼育することができました。
他のハリネズミがペットとして飼育することができなくなってしまった理由は無責任な飼育者がハリネズミを逃して、逃げたハリネズミが野生化してしまったのが原因です。
ハリネズミが野生化したことで、特定外来生物に指定されてしまいました。
ヨツユビハリネズミも無責任な飼育者が逃して、野生化したら特定外来生物に指定されてしまう可能生があります。ヨツユビハリネズミはハリネズミの中で飼える唯一のハリネズミなので、ハリネズミを飼育したいと思う人は最後まで責任を持って飼育しましょう。
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