ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)の飼育環境と飼育設備を紹介!!

ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)の飼育環境と飼育設備を紹介!! 

寝てるレオパ

ヒョウモントカゲモドキはペットとしてとても人気の高い爬虫類です。見た目も可愛く飼育も簡単なので、飼ってみたい人も多いと思います。ただ、飼育をするならどんな設備が必要なのか知りたいですよね。今回の記事ではヒョウモントカゲモドキを飼育するときに必要な飼育セットについて紹介します。

ヒョウモントカゲモドキは爬虫類の中でも飼育が簡単な種類なので、爬虫類を飼育してみたい人が初めに飼育をするにはとてもおすすめのペットです。

ヒョウモントカゲモドキはほかの爬虫類と違い紫外線ライトやバスキンライトなどの設備が不要で、室温と湿度だけちゃんと管理していれば病気になることも少ないので初心者の人でも簡単に飼育することができます。

必要な飼育設備も少ないので初期費用も少なく飼育を始めることができます。

今回の記事ではヒョウモントカゲモドキを飼育すると時に必要なセットを紹介するので、ヒョウモントカゲモドキを飼育してみたいと思う人はぜひ読んでみてください。

それではヒョウモントカゲモドキを飼育する時に必要なセットを紹介します。

ヒョウモントカゲモドキの生息環境について

レオパはアフガニスタン南部から東部、インド西北部、パキスタンなどに生息指定ます。

砂漠の乾燥した地域に生息している爬虫類です。石や砂が多い乾燥地で1年を通してほとんど雨は降りません。乾燥地に生息しているので、乾燥に強く飼育がしやすい爬虫類です。砂漠地帯は昼と夜で温度さが大きいので、レオパは適応する温度帯が広いので飼育がしやすいです。

乾燥地に生息していますが、草の陰や岩陰にはある程度湿度が保たれているので、ずっと乾燥した環境にいるわけではありません。乾燥した環境で飼育していると脱皮不全になってしまうので、ウェットシェルターを設置して乾燥しすぎないようにしましょう。

レオパの暮らしについて

ヒョウモントカゲモドキは夜行性の爬虫類です。

昼間は岩陰や草陰、巣穴に隠れています。日が落ちる活動を開始して餌を探します。

ヒョウモントカゲモドキの餌は昆虫や小動物などです。自然下ではクヤや小型のサソリなどを食べていて、飲み込めるサイズであればなんでも食べてしまいます。

砂漠に生息しているので餌が豊富にあるわけではありません。絶食に耐えられるようにヒョウモントカゲモドキは尻尾に栄養を蓄えられるように進化しました。

飼育下でも毎日餌を与える必要はありません。大人のレオパであれば週に1回ほどの給餌で大丈夫です。餌の与えすぎは肥満や内臓の負担になってしまうので、尻尾に蓄えた脂肪を確認しながら餌の量を調整するようにしましょう。

レオパの繁殖方法について

ヒョウモントカゲモドキは自然下ではオスが縄張りを作り複数のメスを集めてハーレムを作って繁殖をします。

縄張りを作るので飼育下でオス同士を一緒に飼育していると喧嘩をしてしまうので注意してください。ベビーであれば一緒に飼育することができますが、成長すると縄張りを作ろうとして喧嘩をしてしまうのでヒョウモントカゲモドキを飼育する場合は単独で飼育してください。

ヒョウモントカゲモドキの飼育に必要な設備

レオパマックスノー

まずはヒョウモントカゲモドキを飼育する際に必要な設備について紹介します。

飼育ケージ

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ヒョウモントカゲモドキを飼育するには、まずケージが必要になります。

ヒョウモントカゲモドキはヤモリの仲間ですが、壁に張り付いて壁を登ることはできないので、普通のプラケースでも飼育することができます。

昆虫を飼育する用のプラケースでも飼育することができます。昆虫用のプラケースなら、安いものでは1000円前後で購入することができます。100均などでも売っていて、大きなものでも500円ぐらいで購入することができます。

昆虫用のプラケースなら、それほどお金はかからないのでなるべく安く飼育セットえおそろえたいと思う場合は昆虫用のプラケースがおすすめです。

昆虫用のプラケース以外にも、爬虫類用のケージが売られています。爬虫類用のケージは大体5000円ぐらいしてしまいますが、昆虫用のプラケースに比べて、通気性が良かったり、室温を管理するためのパネルヒーターを設置する場所がついていたりするので、本格的に爬虫類を飼ってみたいと思う人には爬虫類用のケージがおすすめです。

爬虫類用のケージにもガラス製のものとアクリル製のものがあります。アクリル製は軽いので掃除するときなどは楽ですが、ガラス製に比べて傷がつきやすく、長く使っていると小さい傷がたくさんついてアクリル面がくすんでしまいます。

アクリル製はガラス製と違い全面透明なアクリルで作られているので、中が見やすいつくりになっています。

アクリル製ガラス系どちらも良いケージですのがメリットデメリットがあるので、自分の好きなほうを選ぶのがいいと思います。

ヒョウモントカゲモドキを飼育する場合は幅30cm以上の飼育ケージを用意しましょう。飼育ケージが小さいと運動不足になってしまうので、設置するスペースがあるなら45cmの飼育ケージを選ぶのがいいと思います。

ヒョウモントカゲモドキを飼育するときにおすすめの飼育ケージはこちらの記事で詳しく紹介しているので、そちらも確認してみて下さい。ヒョウモントカゲモドキのケージは何がいい?飼育ケージの選び方と必要な大きさを紹介!!

パネルヒーター

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ヒョウモントカゲモドキを飼育するためにはパネルヒーターが必要になります。

ヒョウモントカゲモドキは熱い地域に生息しているので、寒い環境では活動が下がって餌を食べなくなってしまうことがあります。室温が下がってしまって活動が下がってしまうと冬眠してそのまま死んでしまうこともあるので、パネルヒーターなどの保温器具が必要になります。

夏場などは問題ないですが、冬場は室温が下がってしまうので、ヒョウモントカゲモドキを飼育する場合はあらかじめパネルヒーターを設置しておきましょう。

パネルヒーターを設置する場合は、飼育ケージ全体を暖めないようにしてください。全体を暖めてしまうと、ヒョウモントカゲモドキが熱いと感じたときに逃げ場がなくなってしまいます。

なので、ヒョウモントカゲモドキが熱いと思ったときにすずめるように、パネルヒーターを設置する場合はケージの半分までにしましょう。

パネルヒーターを設置する場合は一緒に室温計もケージ内にセットしてください。ちゃんと室温が管理できていると思ってもパネルヒーターの故障で室温が上がりすぎてしまっていたり、全然室温が上がっていなかったなんてこともるので注意が必要です。

おすすめのパネルヒーターはこちらの記事で詳しく紹介しているので、そちらも確認してみて下さい。

爬虫類におすすめのパネルヒーターとパネルヒーターの選び方を紹介

床材など

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ケージとパネルヒーターがあれば、あとは床材などの小物がそろえば大丈夫です。

床材も安いもので済ませたいと思うなら新聞紙やキッチンペーパーをケージの底に敷いてあげればOKです。初めて飼う人の場合はキッチンペーパーや新聞紙のほうが掃除が楽になるのでオススメです。

飼育するレイアウトも凝りたいと思うなら、砂や人工芝をセットするのがいいと思います。

ヒョウモントカゲモドキは穴を掘る習性があるので、サンド系の床材を敷いておくと砂を掘る姿を見ることができます。

細かい砂の床材であれば誤食してもフンと一緒に排泄されやすいです。

温度・湿度計

ヒョウモントカゲモドキを飼育する際は温度と湿度の管理がとても大切です。

温度が低いと消化不良になってしまったり、湿度が低いと脱皮不全になってしまったりするので、ちゃんと設置しておくようにしましょう。

シェルター

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ヒョウモントカゲモドキを飼育する際はウェットシェルターを設置しておくのがオススメです。

ウェットシェルターは上部に水を貯めるくぼみがついていて、水を入れておくことで、シェルター内を高湿度に保つことができます。

ヒョウモントカゲモドキは湿度が低いと脱皮不全になってしまうことがあります。なので、湿度を高めることができるウェットシェルターを使用するのがオススメです。

水入れ

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床材を敷いたらヒョウモントカゲモドキが隠れられる様な場所と水飲み場を作ってあげればヒョウモントカゲモドキを飼育するために最低限必要なものは揃います。

水入れは小さいカップなどに水を入れて、ケージ内に設置しておけば大丈夫です。あまり軽いものを使っているとヒョウモントカゲモドキがひっくり返してしまうので重要のあるものを使用しましょう。

たまにヒョウモントカゲモドキが水飲み場を気に入らなくて、水を飲まないことがあります。そういう場合は霧吹きを使ってケージ内を湿らせてください。そうすれば壁についた水滴を飲んでくれます。

水入れは毎日洗って、水を交換するようにしましょう。

霧吹き

霧吹きも用意しておきましょう。

冬場など湿度が下がるときは霧吹きをしてケース内の湿度を高めておく必要があります。どんなものでも構わないので用意しておきましょう。

ヒョウモントカゲモドキの飼育環境について

寝てるレオパ

ヒョウモントカゲモドキの飼育環境について紹介します。

温度と湿度について

飼育設備でも紹介しましたが、ヒョウモントカゲモドキは暖かい環境に生息しているので、飼育する際は温度と湿度の管理をしなければいけません。

ヒョウモントカゲモドキを飼育する際は温度は25〜30度、湿度は60%前後で安定するようにしましょう。

ケース内で温度の勾配があると自分で適温の場所に移動することができるので、ケース内に25度前後の場所と30度前後の場所を作るようにしましょう。

飼育ケージの掃除について

排泄物はできれば毎日取り除くようにしましょう。サンド系の床材を使用している場合はザルなどですくうとフンだけ取り除くことができます。

フンをこまめに取り除いていても、床材は汚れがついて行くので、半年に1回ぐらいは交換するようにしましょう。

ヒョウモントカゲモドキの寿命や飼育方法はこちらの記事で、ヒョウモントカゲモドキを飼おう!平均寿命と飼育方法などを紹介!!で紹介しているので、こちらの記事も読んでみてください。

ヒョウモントカゲモドキの飼育におすすめの床材についてはこちらの記事で詳しく紹介しているので、そちらも確認してみて下さい。

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爬虫類の飼育に必要な設備についてはこちらの記事で紹介しているので、爬虫類の飼育を考えている方は読んでみてください。