マムシに噛まれたら?マムシの毒性と噛まれた時の対処法を紹介!!
日本に生息している毒ヘビの中で最も身近なのがマムシです。山などに行くとよく看板でもマムシ注意など書かれています。今回の記事ではそんなニホンマムシの毒性と噛まれた時の対処法を紹介します。
ニホンマムシは日本の本州にも生息している毒ヘビです。体長は40〜80cm程度の小さいヘビですが、強力な毒を持っていて、人を噛むこともあるので、昔から恐れられているヘビです。
基本的には人が近づけば逃げていくので、噛みつかれることは少ないです。ただ、妊娠中のヘブは神経質になっているので、近づくだけで噛み付いてくることがあります。
また、気付かずに近づいて、マムシを踏んでしまって噛まれることが多いです。マムシは頭が三角形になっていて、いかつい目をしています。
また、特徴的な模様をしているので、マムシかなと思ったら近づかないようにしましょう。今回の記事では、マムシの毒性と噛まれてしまったときの対処法を紹介するので、ぜひ読んでみてください。
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マムシの毒性について
マムシに噛まれると牙から毒が分泌されて、毒を体内に注入されます。マムシの毒には出血毒と神経毒が含まれています。
マムシに噛まれる被害は多く、毎年3000人ほどが被害にあっていて、そのうち10人ほどが毎年亡くなっています。
マムシに噛まれても全身に毒が回らないので、死亡率はそれほど高くありません。死亡例はそれほど高くありませんが、噛まれるととても痛いので、噛まれないように気をつけましょう。
マムシは日本に広く生息していて、キャンプなどをしていると接触する機会も多いので、毎年噛まれる人が多い毒ヘビです。
マムシの毒は毒ヘビで有名なハブよりも強く、ハブの2〜3倍ほどの毒性を持っています。
ただ、ハブはマムシよりも体が大きく、噛まれたときの毒の注入量が多いので、ハブも十分に危険な毒ヘビなので、気をつけてください。
マムシに噛まれた時の症状と対処法
マムシに噛まれてから30分ぐらいすると噛まれた付近が腫れて、出血をし激しく痛みます。
さらに1〜2時間ぐらいすると皮下出血や発熱、めまいなどの症状が現れることがあります。噛まれた場合はなるべく早く病院に行って、血清を投与してもらう必要があります。
動くと毒が回りやすくなると言われていますが、なるべく早く血清を投薬した方が軽症で済むので、走って移動するようにしましょう。
血清の投薬は噛まれてから6時間以内が推奨されているので、すぐに病院に行くようにしましょう。
ヤマカガシの血清を置いている病院はほとんどありませんが、マムシの場合は大体の病院に置いてあります。なので、近くの病院に行けば問題ありません。
マムシに噛まれたときの対処法として、傷口を切開したり、毒を吸引したりなどの方法を聞いたことがある人もいると思います。
ただ、どちらもマムシの毒を排除すす効果はあまりなく、傷口を切開しても治りが遅くなるだけです。
以前は噛まれた場所よりも心臓に近い部分を紐で軽く縛ることが推奨されていましたが、現在は縛らない方がいいと言われています。
縛ると逆に出血毒が傷口付近に滞留してしまい、症状がひどくなることがあります。
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