レオパが穴掘り行動をする理由について!穴掘り行動の理由と注意点を紹介!!
レオパを飼育していると床材を掘る仕草をすることがあります。床材を掘る仕草はサンド系の床材だけでなく、ペットシーツなどを使用していても見られる行動です。
個体によっては穴掘りをしないこともありますが、多くのレオパは穴掘りをする行動が見られます。穴掘りをしている姿を見つけるとストレスを感じているのか心配になってしまうこともあると思います。
今回の記事ではレオパが穴掘りをする理由について紹介するのでぜひ最後までみてください。
レオパを飼育していると様々なユニークな行動を見ることができます。その中でも特に見る機会が多いのが穴掘りだと思います。
穴掘りをしている姿をみていると、なぜそんなことするのか疑問に思うかもしれませんが、レオパが穴掘り行動をするのにはちゃんと理由があります。
飼育をしたばかりだとなぜ穴を掘っているのか心配になることもあると思います。
穴掘り行動は特に心配する必要はありませんが、飼育環境によっては注意しなければいけないこともあるので、飼育しているレオパが穴掘りをしているかたは是非参考にしてみてください。
レオパが穴掘り行動をする理由について
まずはレオパが穴掘り行動をする理由について紹介します。
レオパが穴掘り行動をする理由は様々あります。飼育環境によっても穴掘りをする理由は違うので、自宅の飼育環境と照らし合わせながら、なぜ穴掘りをするのか考えてみてください。
本能による行動
野生のレオパはアフガニスタンやパキスタンなどの砂漠地帯に生息しています。砂漠地帯の岩や砂がある環境に生息していて、日中は岩の隙間や雑草の下などに隠れていることが多いです。
野生環境では岩の隙間や雑草の下などに穴を掘りながら隠れられる場所を作っているので、飼育下でも同様に穴掘りをします。
穴掘り行動は自然界では当たり前に行われていることなので、特別問題のある行動という訳ではありません。
安心できる環境を作っている
先ほど紹介しましたが、自然界ではレオパは自分で安心できる環境を作っています。
レオパは薄暗くて狭い場所を好むので、飼育下でも同様に自分で穴掘りをして安心できる環境を作ろうとします。
シェルターの中で穴掘りをしている場合は、自分で安心できる場所を作ろうとしているのだと思います。
床材にペットシーツやキッチンペーパーを使用している場合はなかなか自分の納得できる環境を作ることができないので、穴掘り行動をし続けることがあります。
湿度が下がっている
湿度不足が原因で穴掘り行動をしている場合もあります。
乾燥しがちな環境で飼育していると湿度を求めて穴掘りをすることがあります。レオパは本能で、自然界では穴を掘ることで湿度が高くなることを知っています。
飼育下では穴を掘っても湿度が高くなることがないので、湿度が低いといつまでも穴掘り行動をし続けることがあります。
ウェットシェルターを使用していれば湿度不足になることはありませんが、ウェットシェルターの水が無くなってしまっていることもあるので、レオパが穴掘り行動をしていたら湿度を確認してみてください。
温度が高すぎるか低すぎる
レオパは寒い時や暑い時も穴掘りをして快適な場所を探します。
飼育ケージ内の温度が上がりすぎていたり、寒すぎると穴掘り行動をすることがあるので、ケージ内の温度を確認してみてください。
ケージ内の温度は均一にならないようにして、温度勾配を作って上げるようにしましょう。
ケージ全体を温めてしまうと暑くなった時の居場所が無くなってしまうので、ケージの半分ほどを温めて、暖かい場所と涼しい場所を作りましょう。
レオパが穴掘りをしている時の注意点
穴掘り行動はレオパの本能的な行動なので、穴掘りをしているからといって心配することはあまりありません。
ただ、床材にペットシーツを使用している場合には注意が必要です。
ペットシーツを使用しているとレオパが穴掘りをした際にペットシーツの中身が出てきてしまうことがあります。
ペットシーツの中身は水分を吸収してゲル状になるポリマーが含まれています。
ポリマーを誤食してしまうとお腹の中でポリマーが膨らんでしまい腸閉塞になってしまうことがあるので注意が必要です。
基本的には砂などは餌と一緒に食べてしまってもフンと一緒に出てくるので、誤食してもそんなに心配することはありませんが、ポリマーやビニールなどを誤食してしまった場合は動物病院で見てもらうようにしましょう。
まとめ
今回の記事ではレオパの穴掘り行動について紹介させていただきました。
レオパの穴掘り行動は本能的な行動のため、穴掘りをしているからといって必ずしもストレスを抱えているという訳ではありません。
個体によって、穴掘り行動をしない子もいますが、レオパの多くは穴掘り行動をします。
温度が高すぎたり低すぎたりする時、湿度が下がっている時も穴掘り行動をすることがあるので、頻繁に穴掘り行動をしている場合は温度と湿度が適切か確認してください。
温度と湿度が適切な場合は穴掘り行動をしているからと言って心配をする必要はありません。
ペットシーツなキッチンペーパーなどを床材に使用していて、穴掘り行動をよくしている場合は、ペットシーツの中身のポリマーを誤食してしまう恐れがあるので、他の床材を使用するのがオススメです。
爬虫類の飼育に必要な設備についてはこちらの記事で紹介しているので、爬虫類の飼育を考えている方は読んでみてください。
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