ヤモリの冬眠について!冬の飼育方法やヤモリが冬眠する温度や場所を紹介!
ヤモリは日本のほとんどの地域にいて、家の周りに生息しているので、人間の生活にも身近な生き物です。身近な爬虫類なので、捕まえて飼育してみたい方も多いと思いますが、冬場の飼育には注意が必要です。今回の記事ではヤモリの冬眠についてや冬場の飼育方法について紹介します。
ヤモリは身近な生き物で、家の近くに生息しているので、飼ってみたい方も多いと思います。実際にヤモリは飼育が簡単で、ちゃんと餌を用意してあげればそんなに簡単に死んでしまうこともありません。
ただ、注意しなければいけないのが冬場の飼育です。ヤモリは日本に生息しているので、日本の冬場の気温でも問題なく飼育することはできますが、安全に飼育する場合はちゃんと室温の管理をする必要があります。
今回の記事では、ヤモリの冬場の管理方法を紹介するので、ヤモリを飼育しようと思う方はぜひ読んでみてください。
ヤモリの飼育方法は、下記の記事で紹介しているのでそちらも読んでみてください。ヤモリを飼育しよう!ヤモリの飼育方法や餌、寿命、飼育に必要な設備を紹介!
ヤモリは冬眠する?
ヤモリは冬眠はしません。
ヤモリは冬眠はしませんが変温動物と言って自分で体温を調整することができないので、冬場になって気温が下がると体温も下がってしまい動きが鈍くなります。
代謝も下がるので、気温が低くなると物陰に隠れてじっとしていることが増えます。気温が下がると代謝も低くなるので、餌を食べる量も少なくなるので、そう言った状態を冬眠と表現することがあります。
冬の間ずっと寝ているわけではなく、暖かい日は餌を探すために活発に活動をします。
冬場ヤモリはどこにいる?
気温が下がってきた11〜3月くらいまではヤモリは物陰でじっとしていることが増えます。
カエルやトカゲのように土に潜って冬眠するわけではありませんが、外壁の隙間や天井裏など比較的暖かい民家の隙間でじっとしていることが多いです。他にも植木鉢やプランターの下、木のうろや朽木の隙間などに隠れていることもあります。
ヤモリは数匹が集まって越冬していることがあります。隙間などに4〜5匹のヤモリが重なり合って密集していることも多いです。
冬眠する温度について
ヤモリは5度を下回るとほとんど活動をしなくなります。
1〜2月ごろの気温が5度以下に下がる時期は数匹のヤモリが一箇所に集まって越冬をしています。
冬のヤモリの飼育方法について
ヤモリは日本に生息しているので、日本の冬場の気温でも問題なく飼育することはできますが、室温の変化が激しいとヤモリのストレスになってしまいます。
急激な室温の変化によって体調を崩してしまうことがあるので、ヤモリを飼育する場合はしっかりと温度を管理するようにしましょう。
いきなり室温が下がって活性が下がってしまうとお腹の中の糞が腐ってしまって死んでしまうこともあります。なので、ヤモリを安全に飼育する場合はちゃんと室温を管理して飼育するようにしましょう。ヤモリの餌は何がいい?ヤモリにオススメの餌や餌の保存方法について紹介!!
パネルヒーターを設置する
室温を管理する場合はパネルヒーターを設置しましょう。
冬場でもケージ内は20度以上になるようにするのがオススメです。
パネルヒーターを設置したらサーモスタットも設置して室温を安定させるようにしてください。室温の急激な変化はどんな生き物にとってもストレスになってしまうので、注意してください。
昼間はエアコンなどをつけていて室温が暖かくなっていても、夜になると部屋が寒くなってしまうような環境だと体調を崩してしまうこともあるので注意してください。
温度計を設置する
ヤモリは飼育が簡単な爬虫類ですが、飼育する場合は温度計を設置してちゃんと室温を管理してください。
ヤモリは室温が低いと代謝が下がり餌を食べる量も少なくなりますが、室温が高くなると活発に活動するようになり餌を食べる量も増えます。
1年を通して一定の温度で飼育したほうが、餌を食べる量が安定するので飼育がしやすくなります。なので、ヤモリを飼育する場合はパネルヒーターと温度計を設置して1年と通して温度を安定させるようにしましょう。
繁殖させるためにクーリングをする場合
ヤモリを繁殖させるためにはクーリングと言って室温を下げる必要があります。
室温を下げて冬を体験させることで発情のスイッチを入れることができます。ヤモリを冬眠させる場合は飼育ケージを気温の変化が少なく霜が降りないぐらいの場所に設置しましょう。
暖かい日はヤモリが途中で起きて餌を探します。エサもなく水もないので、死んでしまうことがあるで、冬眠させる時は室温をちゃんと管理して暖かい日は餌を与えるようにしてください。
繁殖が目的であれば、2ヶ月ぐらいクーリングするのがいいと思います。室温が下がる12月〜2月ぐらいまで冬眠させて、2月ぐらいからパネルヒータを使って徐々に室温をあげてください。
糞がお腹にある状態で代謝が下がると糞が腐ってしまって、腸閉塞になったりすることがあります。なので、クーリングをさせる場合はクーリングをさせる前に餌を抜いてフンをしたことを確認してから温度を下げるようにしましょう。
繁殖をしない場合は冬眠をさせない方が安全に飼育することができるので、なるべく冬眠はさせない方がいいと思います。
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