カナヘビの餌の頻度はどのぐらい?カナヘビの餌の頻度と量について紹介!!
ニホンカナヘビは日本に生息している爬虫類で、市街地にも生息しているので見かけることも多いと思います。身近な爬虫類なので捕まえて飼育してみたい人も多いと思います。日本に生息している爬虫類で飼育も比較的簡単ですが、飼育する場合はどのぐらい餌をあげればいいのかわからないことも多いと思います。今回の記事ではカナヘビに与える餌の頻度と量について紹介します。
カナヘビはヘビという名前がついていますが、ヘビの仲間ではなく、カナヘビ科カナヘビ族に分類されているトカゲです。日本に生息しているニホンカナヘビが有名ですが、日本の他にもヨーロッパやアフリカに様々な種類のカナヘビが生息しています。
爬虫類を販売しているペットショップではホウセキカナヘビなど外国産のカナヘビが販売されている事があります。
日本にはニホンカナヘビの他にサキシマカナヘビ、ミヤコカナヘビ、アオカナヘビ、アムールカナヘビなどが生息しています。
ニホンカナヘビは市街地にも生息していることが多く、見かける事の多い身近な爬虫類です。捕まえて飼育をすることもできるので、ニホンカナヘビを捕まえて飼ってみたい人も多いと思います。
ニホンカナヘビはしっかりと飼育環境を整えて、ちゃんと餌を用意できれば飼育は簡単です。
初めてカナヘビを飼育する場合はどのぐらい餌を与えればいいのかや餌の感覚などわからないことも多いと思います。
今回の記事ではカナヘビに与える餌の量や頻度について紹介するので、ニホンカナヘビを飼ってみようと思う方はぜひ読んでください。
カナヘビは何を食べる?
ニホンカナヘビは肉食の爬虫類で、野生のニホンカナヘビは主に小さな昆虫を食べています。
蜘蛛や芋虫、コオロギなどの昆虫の他にミミズなどを捕食しています。なので、ニホンカナヘビを飼育する場合は餌用のコオロギなどを用意して飼育する必要があります。
人工餌を与えて飼育することもできますが、人工餌を食べないこともあるので、カナヘビを飼育する場合は昆虫を与える必要があることを事前に理解しておきましょう。
カナヘビの餌の頻度について
餌の頻度は飼育環境や個体によっても変わります。
カナヘビは変温動物なので、体温が低い状態だと活性が下がり食べる餌の量も少なくなります。
また、幼体は体を作るために多くのたんぱく質が必要になるので、生体に比べて餌を食べる頻度も多くなります。
カナヘビの餌の量や餌を与える頻度は様々なブログなどで紹介されていますが、あくまで目安になるので、実際に飼育する場合は飼育しているカナヘビの様子を見ながら適切な量を探すようにしましょう。
生体のカナヘビの餌の頻度について
カナヘビの生体を飼育する場合は餌は2〜3日に1回ほどの感覚で餌を与えてください。
野生のカナヘビは毎日必ず餌を捕食できるわけではありません。餌を食べれない日も多いので毎日餌を与える必要はありません。
また、室温が下がっていると活性が下がり、消化がゆっくりになり餌を食べる頻度も少なくなります。
加温飼育をしない場合や室温が下がっている場合は食べる餌の量や頻度が下がるので、餌を食べない場合は室温を確認してみてください。
幼体のカナヘビの餌の頻度について
幼体のカナヘビを飼育する場合は毎日食べるだけ餌を与えるようにしましょう。
幼体のカナヘビは体を作るため多くのタンパク質を必要とします。生体になるまでは毎日食べるだけ餌を与えてください。
ベビーのカナヘビは口も小さく餌を食べるのもあまり上手じゃありません。ベビーのカナヘビにコオロギやレッドローチなどの生き餌を与える場合は後ろ足を切ってから与えるなど、生き餌を捕食しやすくしてから与えるようにしてください。
生き餌をケージ内に入れすぎると、カナヘビが生き餌に噛まれてしまい、怪我をしたり餌を怖がるようになってしまう事があります。
生き餌をケージ内に入れる際は入れすぎに注意して、毎日食べ切れる量を入れるように調整してください。
与える餌のサイズと量について
カナヘビに餌を与える際は、飼育しているカナヘビの顔の半分ほどのサイズの餌を与えるようにしましょう。
特にベビーやアダルトのカナヘビは大きな餌を食べることができないので、小さいサイズの餌を用意してください。
コオロギやレッドローチなどの生き餌はペットショップやネット通販で購入する事ができます。
餌の量は幼体には食べるだけ与え、生体のカナヘビには顔の半分ほどのサイズの餌を2〜3匹ほど与えてください。
飼育環境などによって食べる餌の量は変わります。お腹がいっぱいになれば食い気がなくなって来るので、カナヘビの様子を見ながら餌の量を調整するようにしましょう。
カナヘビのサプリメントについて
カナヘビを飼育する場合は餌だけでなく、サプリメントも与える必要があります。
飼育下ではカルシウムが不足してしまう事があるので、カナヘビを飼育する場合は2〜3回に1回ほどサプリメントを添加してから餌を与えるようにしてください。
人工餌で飼育をする場合はサプリメントを添加する必要はありませんが、コオロギやレッドローチなどの生き餌を与えて飼育する場合はカルシウム不足になる可能性が高いです。
特にミルワームはカルシウムが少なく脂肪分が多いので、ミルワームを主食として与えていると肥満になってしまうので、ミルワームを与える際はおやつ程度に与えて、他に主食を与えるようにしてください。
餌を食べない時の対処法
カナヘビを飼育を始めたばかりや脱皮前後は餌を食べない事があります。
カナヘビは臆病な性格をしているので、捕まえたばかりや飼育を始めたばかりは環境に慣れるまで餌を食べない事があります。
飼育環境に慣れるまで餌を食べない事があるので、カナヘビを飼育する場合は事前にしっかりと飼育設備を用意して、カナヘビが安心できる環境を用意しましょう。
隠れられる場所はいくつか用意しておきましょう。隠れられる場所をいくつか用意しておくことで、カナヘビが自分の気に入った場所で休む事ができるようになります。
また、個体によって餌の好き嫌いもあるので、餌を食べない場合は他の餌に切り替えて見てください。餌を変えるだけですんなりと餌を食べてくれるようになることもあります。
それでも餌を食べないようなら、飼育環境を見直してください。
温度や湿度が下がっていないか確認してください。
温度が下がっているとカナヘビの活性が下がってしまい餌を食べなくなってしまうので、気温が下がる時期は温度が下がらないように加温して飼育するのがおすすめです。
まとめ
今回の記事ではカナヘビの餌の頻度と量について紹介させていただきました。
餌の量や頻度は飼育環境や個体によっても変わるので、生き物を飼育する場合は生体の様子をちゃんと見て、適切な餌の量や頻度を自分で探していく必要があります。
餌の食い気や痩せていないかなどカナヘビの様子を確認しながら餌の量を調整してください。
カナヘビの飼育におすすめの餌は下記の記事で紹介しているのでそちらも確認してみてください。
https://hachuarium.com/lizard/kanahebi-esa
爬虫類の飼育に必要な設備についてはこちらの記事で紹介しているので、爬虫類の飼育を考えている方は読んでみてください。
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