アカハライモリの値段はどのぐらい?アカハライモリの値段と飼育費用を紹介!!
アカハライモリはイモリの中でも身近な両生類でペットショップやホームセンターなどで販売されている事があります。飼育も比較的簡単な種類で、見た目も可愛らしいので飼ってみたい人も多いと思います。今回の記事ではアカハライモリの値段や飼育費用について紹介します。
アカハライモリは別名ニホンイモリとも呼ばれていて、日本に生息している馴染み深いイモリです。本州の他に四国や九州にも分布していて、水田や池、小川などで見つけることができます。
日本に生息しているイモリで比較的入手しやすい種類なので安価で販売されている事が多いです。
販売価格も比較的安価で、飼育も簡単なイモリですが、イモリは寿命が長いので飼育する場合はしっかりと最後まで責任を持って飼育できるか考えてからお迎えしましょう。
それではアカハライモリの値段と飼育方法について紹介します。
アカハライモリの販売価格(値段)について
アカハライモリは1匹300〜1,000円ほどで販売されている事が多いです。
アカハライモリは流通量が多いので、比較的安価に購入することができます。流通量の多いヤモリなので、爬虫類ショップだけでなく、ホームセンターや熱帯魚ショップでも販売されている事が多いです。
1匹300〜1,000円ほどで販売されているアカハライモリですが、個体によって値段は様々で、模様や体色など稀少な種類になると1万円ほどで販売されている事があります。
アカハライモリは地域によっても模様が違い、マニアな人になると地域ごとにコレクションすることもあります。
地域によっても値段が変わったりしますが、特にこだわりがなければ安価に購入する事ができます。
アカハライモリはどこで販売している?
アカハライモリは爬虫類ショップや熱帯魚ショップ、ホームセンターなどで販売されています。
レオパなどの爬虫類と違い、ネットショップでも購入する事ができますが、個体を確認できない、輸送のストレスで弱ってしまうなどデメリットもあるので、ホームセンターなど、身近なお店で購入するのがおすすめです。
アカハライモリの寿命について
アカハライモリの寿命は20〜25年ほどです。
とても長生きな両生類なので、飼育をする場合はしっかりと最後まで飼いきれるかよく考えてからお迎えしましょう。
アカハライモリは日本に生息している両生類なので、逃してもいいと思うかもしれませんが、アカハライモリは地域によって違いがあり、他の産地のアカハライモリを逃してしまうと交配してしまうので安易に逃してはいけません。
自然環境や種を守るためにもお迎えしたアカハライモリはしっかりと最後まで飼育してください。
アカハライモリを採取してもいい?
アカハライモリは地域によって採取が禁止されています。
アカハライモリを採取することは禁止されていませんが、指定地域内では採取が規制されているので、アカハライモリを捕まえる場合は地域の条例を確認してください。
採取は禁止されていませんが、アカハライモリは準絶滅危惧種に指定されています。
準絶滅危惧種に指定されていて、個体数も減っている生き物なので、捕まえる際は1〜2匹にして捕まえすぎないようにしましょう。
アカハライモリの飼育費用について
次はアカハライモリを飼育するために必要な費用について紹介します。
アカハライモリは飼育ケース、陸地、餌があれば最低限飼育することができます。飼育設備も多くないので、アカハライモリを飼育する場合はあらかじめ飼育環境を用意してからお迎えするようにしましょう。
飼育ケース
水槽やプラケースで飼育する事ができます。
アカハライモリは壁に張り付いて上り、脱走してしまう事があるので、フタができるプラケースがおすすめです。
水槽の方が見栄えはいいですが、脱走されてしまう事があるので、しっかりと蓋をして隙間ができないようにしてください。
プラケースなら1,000円ほど、水槽だと3,000円ほどで購入する事ができます。
水槽はプラケースに比べて値段が高く、蓋を用意する必要がありますが、見栄えがいいので値段を気にしない方は水槽がおすすめです。
プラケースや水槽の他には爬虫類用の飼育ケージが使用されることも多いです。
爬虫類用の飼育ケージは値段も高く7,000円ほどしますが、通気性がよく見た目も綺麗なので、テラリウム環境などで飼育をしたい方は爬虫類用のケージを使用するのがおすすめです。
陸地
アカハライモリは肺呼吸をするので、水中から顔を出して呼吸をします。
安全に呼吸ができるように陸地を用意しましょう。陸地が足場になり呼吸がしやすくなるだけでなく、アカハライモリの隠れ家にもなるので、安心して暮らす事ができるようになります。
陸地は1,000円ほどで販売されています。見た目を気にする場合は流木や岩などを組み合わせて陸地を作るのがおすすめです。
餌
餌は人工餌や乾燥のアカムシやイトミミズがおすすめです。
人工餌なら500円ほどで購入する事ができます。
人工餌の他には生き餌や冷凍の餌が販売されています。生き餌や冷凍のアカムシは水を汚しやすいですが、アカハライモリの食いつきがいいので、餌を食べない個体や痩せている個体におすすめです。
冷凍の餌は冷蔵庫で保管する事ができ保管が楽なのでおすすめです。
あると便利な飼育設備について
次にあると便利な飼育設備について紹介します。
どんな環境で飼育をするか考えながら必要な設備を用意してください。
水草
アカハライモリは水草に卵を産みます。
繁殖をさせたい場合は水草を用意しましょう。繁殖の他にも水草を入れておくことで水中の汚れを吸収してくれるので、水質が安定しやすくなります。
水草はアカハライモリの隠れ家や足場にもなるので設置しておくのがおすすめです。水草には様々な種類がありますが、アナカリスなど丈夫な水草がホームセンターなどで販売されています。
照明
入れる水草の種類によっては照明が必要になります。
育成に光量が必要な水草を入れる場合は水草用の照明を用意してください。アナカリスやアヌビアスナナなどの陰性の水草であれば照明を設置しなくても育てる事ができます。
照明を設置することでケージ内を綺麗に照らす事ができ、鑑賞性がよくなるので見た目を気にする方は照明を設置しましょう。
濾過フィルター
餌の食べ残しやフンなどで少しずつ水は汚れています。
こまめに水換えをすることで水質の悪化を防ぐ事ができますが、濾過フィルターを設置する事で水換えの頻度を減らす事ができます。
濾過フィルターを設置すれば食べ残しやフンなどの不純物を取り除く、フィルター内のバクテリアが悪化した水質を改善してくれます。
濾過フィルターには様々な種類がありますが、アカハライモリを飼育する場合は投げ込み式などの簡易的なものがおすすめです。
水槽を使用して飼育する場合は上部フィルターや外掛けフィルターがおすすめです。濾過フィルターはどんなものを使用しても大丈夫ですが、水流が強いとアカハライモリが疲れてしまうので、フィルターからの水流を弱めて使用してください。
底砂
水草を植えたり、テラリウム環境で飼育する場合は底砂が必要になります。
見た目の綺麗な環境で飼育をしたい場合はソイルなどの底砂用意しましょう。ソイルを敷いて、流木や水草などを設置するだけでも見た目の綺麗な水槽を作ることができます。
底砂の隙間には餌の食べ残しやフンなどが溜まってしまうので、底砂を厚く敷くと水質が悪化しやすくなります。
水換えの手間も増えるので、底砂を設置する場合は水質の悪化に注意してください。
カルキ抜き
アカハライモリを飼育する水はカルキ抜きしたものを使用してください。
アカハライモリは体が丈夫でカルキ抜きをしていない水でも飼育する事ができますが、カルキ(塩素)は水性の生物にとっては毒なので、アカハライモリを飼育する場合は念の為カルキ抜きをするのがおすすめです。
カルキを抜くには市販のカルキ抜きを使用するか、半日ほど水を汲み置きしてください。
水換えの度に水を汲み置きするのは大変なのでカルキ抜きを用意しておくのがおすすめです。
まとめ
今回の記事ではアカハライモリの値段と飼育費用について紹介しました。
アカハライモリは販売価格も安く500円ほどで購入する事ができます。最低限の飼育設備であれば2,000円ほどで購入する事ができるので、他のペットに比べてお金をかけずに飼育を始める事ができます。
アカハライモリは体も丈夫で飼育も簡単なので両生類を飼育したことがない人でも飼いやすいペットです。
プラケースでも飼育することができますが、テラリウム環境でも飼育する事ができるので、飼育に慣れてきたら水草や流木などを設置してテラリウム環境も作ってみてください。
爬虫類の飼育に必要な設備についてはこちらの記事で紹介しているので、爬虫類の飼育を考えている方は読んでみてください。
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