アマガエルの餌について!おすすめの餌と餌の与え方、人工餌の慣れさせ方を紹介!!
アマガエルは日本に生息しているカエルで、ちゃんと餌を用意できれば簡単に飼育することができます。アマガエルを飼育する時に大切なのが与える餌です。今回の記事では、アマガエルの飼育におすすめの餌を紹介します。
アマガエルは日本に生息しているカエルで、どこにでもいるので簡単に捕まえることができます。お子さんがカエルを捕まえてきて、飼いたいと言われたり、アマガエルを見つけて飼って見たいと思う方も多いと思います。
ただ、どんな餌を与えればいいのか迷う方も多いと思います。アマガエルは肉食で、小型の昆虫などを食べます。飼育する場合はコオロギやレッドローチなどの小型の昆虫を与えて飼育することができます。飼育環境に慣れてくれば人工フードでも飼育することができます。
今回の記事では、アマガエルの飼育におすすめの餌を紹介するので、アマガエルを飼ってみたい方はぜひ読んで見てください。
それではアマガエルの飼育におすすめの餌を紹介します。アマガエルの飼育方法について!アマガエルの飼育環境や餌を紹介!!
アマガエルの飼育におすすめの餌
アマガエルは肉食で、基本的にはコオロギやハエや蛾などの昆虫を食べています。乾燥餌や冷凍の赤虫で飼育することもできますが、栄養面を考えるとコオロギなどの昆虫バランスよく与える必要があります。
冷凍のコオロギや乾燥コオロギなども販売されていますが、ピンセットからの給餌になれないと冷凍の餌や人工餌は食べてくれません。ピンセットでも給餌に慣れるまでは生きた餌を与えることになります。なので、アマガエルを飼育する場合は、昆虫とも関わらなければいけないので注意してください。
コオロギ
コオロギはペットショップでも販売していたり、通販で販売していたりするので、入手は楽です。コオロギは栄養バランスもよく入手もしやすいので、アマガエルを飼育するならコオロギがいいと思います。
餌用に販売されているコオロギにはヨーロッパイエココオロギとフタホシコオロギの2種類がいます。イエコの方がストックがしやすいですが動きが早いので、捕まえるのが大変です。フタホシは動くは遅いですが、蒸れに弱いのでストックがしづらいです。
どちらでも栄養面は変わらないので、扱いやすいと思う方を選ぶのがいいと思います。
コオロギを与える場合はカルシウムとビタミンが入ったサプリメントをまぶしてから与えるようにしましょう。毎回まぶす必要はありませんが、3匹に1匹はサプリメント剤をまぶして与えるようにしましょう。コオロギを飼育する時にオススメの餌を紹介!!
レッドローチ
餌用に販売されているゴキブリです。
サイズのバリエーションも豊富で、小さいサイズも販売されているので、小さいアマガエルを飼育する際に使いやすくてオススメです。
コオロギよりも体が丈夫で、飼育がしやすくロスが少ないので扱いやすい生き餌です。コオロギの様に鳴くこともなく、匂いも少ないので見た目を気にしないのであればレッドローチがオススメです。
ミルワーム
ミルワームは脂肪分が多く栄養が偏っているので、主食にはなりません。
ペッットショップで多く販売しているので入手は楽ですが、皮が硬く脂肪分が多いので、与えすぎてしまうと脂肪過多になってしまったり消化不詳になってしまことがあります。
ミルワームを与える場合は他の餌も与えながら栄養が偏らないようにおやつ程度に与えるようにしましょう。
ハエ
ペットショップでは飛ばないショウジョウバエが販売していることがあります。自分で繁殖させることもできますが、脱走されたりすると面倒なので、ペットショップやネットで購入する方が手軽でオススメです。
サイズが小さいので、カエルになりたての小さなアマガエルを飼育する際にオススメの餌です。
繁殖は簡単にできますが、大量の幼虫が孵化するので、ちょっと気持ち悪いです。平気な方はショウジョウバエを繁殖させてみるのもいいと思います。
ショウジョウバエの繁殖方法は、ビンやペットボトルの底2センチぐらいまで、マッシュポテトの元を入れて、同じ高さまで水を入れます。マッシュポテトの元はスーパーなどで売っています。
マッシュポテトの元と水入れたら、ドライイーストとショウジョウバエの足場になるように適当な長さの段ボールを入れます。
この中にショウジョウバエを入れて、キッチンペーパーを重ねて蓋をすれば勝手にショウジョウバエが増えます。難しくはないので、やってみたい方はチャレンジしてみてください。
アロワナ用乾燥餌
アロワナ用の乾燥餌も食べますが、飼い始めは食べてくれないので、与える場合はコオロギなどの生き餌をピンセットで与えて、ピンセットの給餌に慣れてから与えるようにしましょう。
アロワナ用の乾燥餌を与える場合は、水で少し湿らせてからピンセットにくっつけて、顔の前に持って行ってあげましょう。湿らせるときは霧吹きで湿らせた方が餌がバラバラになりづらくピンセットで掴みやすいです。
ピンセットの給餌に慣れているとピンセットを顔の前に持っていくだけで餌を食べてくれます。アロワナ用の餌なので、与えすぎると栄養が偏ってしまうので、コオロギなどの餌とバランスよく餌を与えるようにしましょう。
レオパ用人工餌
レオパも昆虫を食べているので、アマガエルなどを飼育する際にレオパ用の人工餌が代用されることが多いです。
栄養バランスもいいので、人工餌を食べてくれるならレオパ用の人工餌で長期的に飼育することができます。レオパは人気も高く、販売されている人工餌もいくつかあり、使い勝手もいいのでオススメの餌です。
冷凍赤虫
冷凍の赤虫もアロワナ用の乾燥餌と同じでピンセットの給餌に慣れていないと食べてくれません。
与え方も同じで、ピンセットやプラスチックの棒に解凍した赤虫をくっつけてアマガエルの顔の前に持っていきます。
ピンセットの給餌になれていると食べてくれます。ただ、赤虫だけを与えると栄養が偏ってしまうので、赤虫もおやつ程度に与えるのがいいと思います。
餌の与え方と頻度
餌の与え方
1番簡単な方法は、コオロギなどの生き餌を飼育ケージに入れる方法です。
カエルは夜行性なので、夜にコオロギを適量入れておけば朝までに全部食べてくれます。飼育を始めたばかりはストレスを感じやすいので、生き餌をケース内に放って与えるのがオススメです。
人工餌で飼育したい場合はアマガエルが飼育環境に慣れてきたら、ピンセットでコオロギなどの生き餌を与えて、ピンセットの給餌に慣れさせましょう。
ピンセットで餌を与える場合は夜じゃなくても食べてくれます。夜間の活発になっている時間帯じゃないと生きている餌を追ったりすることはありませんが、顔の前までピンセットで持っていけば昼間でも餌を食べてくれます。
ピンセットでの給餌に慣れていた方が飼育がしやすくなるので、ピンセットで餌を与えるようにするのがいいと思います。
餌を与える頻度
アマガエルが成長期の間は毎日食べるだけ与えて大丈夫です。成長したら2日に1回ほど餌を与えるようにしてください。
コオロギのサイズはアマガエルのサイズに合わせて、SサイズかSSサイズのものを用意しましょう。餌のサイズは頭部と同じぐらいが目安になります。成長したアマガエルを飼育する際は頭部と同じサイズの餌を2匹ほど与えるようにしましょう。
大漁に買いだめしてしまうとコオロギが成長してアマガエルでは食べられなくなってしまうので、注意してください。
ダスティングについて
餌にサプリメントを添加することをダスティングと言います。
昆虫だけを食べていると栄養バランスが偏ってしまうので、アマガエルを飼育する際は栄養価が偏らないようにダスティングをしましょう。
カエル用のサプリメントも販売されていますが、爬虫類用のサプリメントも使用することができます。カルシウムが不足するとくる病になってしまいます。
くる病になると骨が弱くなってしまい、症状が悪化すると餌も食べられなくなってしまうので、餌を与えるときはカルシウム剤をまぶしてから与えるようにしましょう。
人工餌の慣れさせ方
ピンセットからの給餌に慣れてくれれば人工餌も食べてくれるようになります。
ピンセットからの給餌に慣れさせるにはまずは飼育環境に慣れさせてストレスを与えないようにしましょう。毎日飼育ケージを覗き込んだり、ケージ内に手を入れて無理に触っていたりするとストレスを溜めて餌を食べなくなってしまうので注意してください。
また、アマガエルのサイズが小さいとピンセットから餌を与えるのも大変なので、2cmほどまで成長してから人工餌に切り替えるのがオススメです。
ピンセットからの給餌に慣れさせるには生き餌をピンセットで摘んで顔の前に持っていくだけで大丈夫です。何度もピンセットから餌を与えていると、ピンセットから餌がもらえると覚えてくれます。
ピンセットから餌が貰えることを覚えれば、ピンセットから人工餌を与えても食べてくれるようになります。
爬虫類の飼育に必要な設備についてはこちらの記事で紹介しているので、爬虫類の飼育を考えている方は読んでみてください。
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