マダライモリの繁殖について!繁殖方法や雌雄の見分け方を紹介!!

マダライモリの繁殖について!繁殖方法や雌雄の見分け方を紹介!! 

マダライモリ2

マダライモリは鮮やかな緑色が人気のイモリです。見た目が綺麗で飼育も比較的簡単なので、両生類を飼育してみたい方やテラリウムを始めたい人にオススメです。寒さにも強く飼育がしやすいヤモリで、繁殖を狙うこともできます。今回の記事ではマダライモリの繁殖方法とオスメスの見分け方について紹介します。

マダライモリは綺麗な緑色に黒色の斑点模様が入っているとても美しいイモリです。繁殖期は水中に入って生活をしますが、普段は陸上で生活をしているので、テラリウムとも相性がよく、テラリウムで飼育されることが多いです。

寒さにも強いヤモリで飼育は比較的簡単ですが、夏の暑さには弱いので、夏場はエアコンなどを使って室温を管理して飼育する必要があります。

マダライモリについて

マダライモリはスペインやフランスなどのヨーロッパに広く生息しているイモリです。

森林地帯の水辺に生息しているイモリで、標高の低い地域から高い地域まで幅広く生息しています。普段は岩陰や落ち葉のしたなどに隠れていて、夜になると餌を探して活動を始めます。

マダライモリの生態について

マダライモリは幼生のときは水中で過ごします。

数ヶ月ほど水中で生活をして成長すると陸上に上がって陸の生活へと切り替わります。

水中で生活をしているときはエラが発達していますが、成長するにつれてエラが小さくなっていくので、エラが小さくなってきたら陸地を作りましょう。

元々は水中で生活しているイモリですが、陸棲に切り替わると水に溺れてしまうことがあります。

成体は泳ぐのが苦手なので、水深の深い水場があると溺れてしまうので、陸棲に切り替わったら陸地を広くして水場は溺れないように浅くしましょう。

マダライモリの寿命について

体長は12〜15cmほどまで成長し、寿命は15〜20年ほどなので、しっかりと飼育することができれば長く付き合うことができます。

飼育の簡単なイモリですが、寿命が長いので飼育する場合は最後まで飼いきれるかよく考えてからお迎えするようにしましょう。

マダライモリの販売価格について

マダライモリは比較的値段も安く、個体にもよりますが5,000〜10,000円ほどで販売されていることが多いです。
個体によって販売価格も違い、体色が綺麗な個体の方が販売価格が高くなるので、購入する場合はペットショップに出向いて個体を確認してから購入するのがオススメです。

マダライモリは4月ごろになると入荷が増えるので、様々な個体からお気に入りの個体を探したい場合は春先に探してみてください。

マダライモリの繁殖方法について

それではマダライモリの繁殖方法について紹介します。

マダライモリは気温が下がってくると繁殖行動をとるので、マダライモリを繁殖させる場合はタイミングをみてしっかりと準備をして繁殖に挑戦してください。

マダライモリの繁殖期について

繁殖期は10月〜6月と言われています。

自然界では分布域や標高によって繁殖期に違いがあります。気温が下がってきた10月ごろに繁殖をすることもありますが、冬眠をして春になってから繁殖をすることもあります。

飼育下でも気温が下がってきた10月ごろから繁殖を始めることがあるので、マダライモリを繁殖させる場合は10月ごろから準備を始めましょう。

マダライモリの雌雄の見分け方

繁殖期のマダライモリ

マダライモリのオスは繁殖期になると婚姻色が出てクレストが発達します。オスは見た目が変わるのでオスメスの見分けはしやすいです。

成熟していないとクレストが発達しないので、成熟するまでしっかりと飼育するようにしましょう。

3年ほど飼育すれば繁殖が可能になるので、まずは親となることはいをしっかりと飼育しましょう。

クレストの他には総排泄口の形でも判断することができます。しっかりと性成熟している個体でないと総排泄口での見分け方はむずかしいです。

オスは総排泄口が縦に割れていて、少し膨らんでいますが、メスは総排泄口が丸くなっていて膨らみも小さいです。

マダライモリの繁殖の準備について

気温が低くなると繁殖行動をとることがあるので、10月ごろ気温が下がってきたタイミングで陸地と水場の両方があるアクアテラリウムの環境で飼育しましょう。

性成熟している個体は繁殖期になると水中へ入って行きます。水中に入っていき陸地に戻らないようなら、少しづつ水量を増やしてアクアリウムに切り替えて行きましょう。

泳ぐのが下手で溺れてしまうことがあるので、アクアリウムに切り替える際は浮島や流木などを設置して体を出せる場所を用意してください。

また、マダライモリは水草に産卵をするので、繁殖させる場合はアナカリスやマツモなどの水草を産卵床として必ず入れてください。

水草を入れておくことで足場にもなるので、溺れてしまうことが少なくなります。

マダライモリは池などの止水域で繁殖するので、水槽は水流を弱くしてください。水流が強いと溺れてしまうことがあるので注意してください。

繁殖期が終われば立派に成長していたクレストが小さくなっていきます。繁殖期が終わるとマダライモリはまた陸棲に切り替わるのでテラリウム環境に戻してあげてください。

マダライモリの産卵について

マダライモリは水草に卵を産み付けます。

卵は200〜300個ほど産むのでマダライモリを繁殖させる場合は孵化した後のこともよく考えてから挑戦しましょう。

マダライモリは孵化率があまりよくなく、うまく繁殖させても50〜60%ほどだと言われています。

もし卵が200個生まれるとすると100匹ほど孵化する計算になります。そこまでうまく孵化させることができなかったとしても数十匹のマダライモリの幼生を飼育することになるので、繁殖に挑戦する場合は幼生の餌などをちゃんと用意してから行うようにしましょう。

マダライモリの孵化について

アカハラ幼生

マダライモリが産卵したら水草ごと別の水槽に移しましょう。

親と一緒の水槽で飼育していると親に食べられてしまったり、水質の悪化によって孵化しないことがあるので、別の水槽で飼育するのがオススメです。

卵を別の水槽に移したら弱いエアレーションをかけて2〜3習慣ほど様子を見てください。水草に産卵されたマダライモリの卵は通常2〜3週半ほどで孵化します。

幼生の飼育について

マダライモリの幼生は自然界では水深の浅い止水域に生息しているので、幼生を飼育する場合は水深は10cmほどにして、フィルターの水流も弱くしましょう。

卵から孵化したばかりは自身のお腹にある栄養で成長するので、孵化してから3日ほどは餌を与えなくても大丈夫です。

3日ほどしてお腹の栄養がなくなったら動き回るようになるので、幼生が動くようになったら餌を与えましょう。

餌はミジンコやブラインシュリンプなどの小さな餌を与えて、幼生が成長したらイトメや赤虫に切り替えてください。

水深が浅く水量が少ないので水質が悪化しやすいので餌の与えすぎには注意してください。ブラインシュリンプよりもミジンコの方が水質が悪化しづらいので、幼生を飼育する場合はミジンコを用意しておくのがオススメです。

マダライモリの陸棲について

マダライモリは孵化から数ヶ月ほどで陸棲へと切り替わります。

エラがしっかりとフサフサしている場合は水中で飼育することができますが、エラのフサフサの部分が小さくなってきてくると陸棲に切り替わるので、陸地を用意してください。

エラが小さくなっても陸地を用意していないと溺れてしまうので注意してください。

上陸してすぐには餌を食べず、餌を食べ始めるのは陸棲に切り替わってから1〜2週間ぐらいかかるので、餌を食べなくてもそこまで心配しなくて大丈夫です。

上陸から1〜2週間ほどは餌を食べないので、マダライモリが陸棲に切り替わる前にしっかりと餌を与えておきましょう。

まとめ

今回の記事では「マダライモリの繁殖方法」について紹介させていただきました。

マダライモリは低温にも強く飼育のしやすいイモリですが、繁殖をさせる場合はしっかりと準備をして行う必要があります。

マダライモリの幼生を飼育するだけでなく、繁殖期が終わったマダライモリを陸棲へと切り替えたりなどやることが多いです。

また、産卵数も多くうまく孵化すると100匹ほどの幼生を飼育することになるので、マダライモリを繁殖させる場合は引き取りをしてくれるショップなどを事前に探しておくことも大切です。

爬虫類の飼育に必要な設備についてはこちらの記事で紹介しているので、爬虫類の飼育を考えている方は読んでみてください。