カナヘビの飼育費用はどのぐらい?飼育設備やカナヘビの値段を紹介!!

カナヘビの飼育費用はどのぐらい?飼育設備やカナヘビの値段を紹介!!カナヘビ

ニホンカナヘビは市街地に生息していることもあり身近な爬虫類です。庭や公園などで見かける事の多い爬虫類なので捕まえて飼育してみたい人も多いと思います。カナヘビはペットショップで販売していることもあるので捕まえなくても飼育することができます。今回の記事ではカナヘビの値段や飼育費用について紹介します。

カナヘビは庭や公園など市街地でも見かける事があるので、捕まえて飼育してみたい人も多いと思います。

カナヘビは日本に生息している爬虫類の中でも飼育がしやすい種類で、実は爬虫類ショップで販売されていることもあります。販売価格も比較的安いので、カナヘビを捕まえるのが難しそうな場合は爬虫類ショップを探して見るのもおすすめです。

カナヘビは爬虫類の中でも飼育が簡単な種類ですが、カナヘビを飼育する場合は紫外線ライトなど、特別な設備が必要になります。

初めて爬虫類を飼育する方にとっては、どんな設備が必要なのかや飼育費用についてわからないことも多いと思います。

今回の記事ではカナヘビの値段と飼育費用について紹介するので、カナヘビを飼ってみたい方はぜひ読んでみてください。

カナヘビの飼育は難しい?

ニホンカナヘビは日本に生息している爬虫類で、日本の気候にも合っているので飼育のしやすい爬虫類です。

飼育のしやすい爬虫類ですが、爬虫類を飼育したことがない人にとっては難しいこともあると思います。

カナヘビを飼育する場合はパネルヒーターや紫外線ライトなどの特別な設備が必要だったり、飼育を初めても餌を食べない事があります。

冬場は室温が下がらないように温度管理が必要になったり、脱皮不全にならないように湿度を管理する必要があるので、カナヘビを捕まえて飼育する場合や購入して飼育する場合はしっかりと飼いきれるかよく考えてからにしましょう。

カナヘビの値段について

カナヘビ

ニホンカナヘビは500〜1,000円ほどで販売されている事が多いです。

ホームセンターや爬虫類ショップなどで販売していることもあり、お店によって販売価格に差がありますが、大体1000円前後、高くても2000円ほどで購入する事ができます。

ホームセンターや爬虫類ショップで販売されているカナヘビは繁殖個体が多く、小さい頃から人間に育てられているので、人に慣れている事が多いです。

人慣れしている個体の方が、人工餌に慣れやすく飼育環境にも慣れやすいので、野生の個体よりも飼育が簡単になります。

また、爬虫類ショップなら飼育用品も揃っていて、適切なアドバイスがもらえるので、カナヘビを飼育する場合は爬虫類ショップを回ってみるのがおすすめです。

カナヘビの寿命について

カナヘビの寿命は平均で7年ほどと言われています。

長生きなものでは10年ほど生きる事があるので、カナヘビは小さな爬虫類ですが長生きな生き物です。

冬眠をさせて飼育する方が長生きするとも言われていますが、加温せずに冬眠させて飼育をするのは、冬眠中に死んでしまう危険もあるので、飼育に慣れていない方は加温をして飼育するのがおすすめです。

カナヘビは意外に長生きな爬虫類なので、飼育をする場合はしっかりと最後まで飼いきれるか考えてからお迎えするようにしてください。

カナヘビの飼育費用について

カナヘビ

カナヘビを飼育する場合は最低でも初期費用に5,000円ほど必要です。

カナヘビを飼育する場合は飼育ケージの他にパネルヒーターと紫外線ライト・バスキングライト、霧吹きや隠れ家が必要になります。

隠れ家は割れた植木鉢などで代用する事ができ、霧吹きも100円ショップで購入する事ができるので、それほどお金がかかりませんが、パネルヒーター・バスキングライト・紫外線ライトはカナヘビを飼育する上で絶対に必要な道具なのでしっかりと用意しましょう。

パネルヒーターについて

カナヘビは変温動物といい、自分で体温を調整する事ができません。

野生のカナヘビは日光浴をすることで体温をあげて、代謝をあげてから活動を始めます。

カナヘビは変温動物なので、体温が下がると代謝も下がってしまいます。代謝が下がれば、消化機能も下がってしまうので、消化不良などの病気になってしまう事があります。

夏場はパネルヒーターがなくても飼育することができますが、秋から春先までの気温が低い季節はパネルヒーターを設置して飼育しましょう。

冬眠させて飼育する事でパネルヒーターなしでも飼育する事ができますが、冬眠中に死んでしまう事があるので、飼育に慣れるまではパネルヒーターを設置して飼育するのがおすすめです。

バスキングライト

先ほども紹介しましたが、カナヘビは日光浴をして体温をあげます。

カナヘビは毎日朝起きたら日光浴をして、体温が上がると餌を探して活動を始めます。

直射日光で日光浴をさせようとすると、日光が当たりすぎてしまいケージ内の温度が高くなりカナヘビが弱ってしまう事があるので、バスキングライトを使用しましょう。

バスキングライトを設置して、一部分だけ暖かい場所を作ってあげることで、カナヘビが自分で体温調節をする事ができるようになります。

紫外線ライト

カナヘビは日光浴をする事で体内でビタミンD3を作ります。

ビタミンD3はカルシウムを吸収するために必要な栄養素で、ビタミンD3が不足するとカルシウム不足になり、骨をちゃんと形成できないクル病という病気になってしまいます。

病気が進行すると足の骨が曲がってしまったり、アゴの骨が脆くなって餌も食べられなくなってしまいます。

紫外線のほとんどはガラスを透過しないので、ガラス越しに日光浴をさせていても紫外線不足になってしまいます。

ビタミンD3が不足しないように紫外線ライトを設置しましょう。紫外線ライトは使用していると紫外線照射量が減っていくので使用期間を守るようにしてください。

サーモスタット

お金に余裕があればサーモスタットも用意するのがおすすめです。

サーモスタットは5,000円ほどで販売されていて、値段も高いですが自動でヒーターの電源やバスキングライトなどの電源をオンオフする事ができます。

3,000円ほどの安いものだと温度管理だけですが、5,000円ほどの高いものだと時間で電源のオンオフをしてくれます。

時間で電源の管理ができるので毎日自分でバスキングライトや紫外線ライトを点ける必要がなくなるので飼育が楽になります。

初期費用が5,000円ほど高くなってしまいますが、お金に余裕がある場合はぜひ検討してください。

カナヘビの餌代について

餌を食べるカナヘビ

カナヘビは肉食の爬虫類なのでコオロギやレッドローチなどの生き餌を与えて飼育するのが一般的です。

人工餌も食べますが、飼育環境に慣れるまで人工餌を食べない事があります。

また、急に人工餌を食べなくなってしまうこともあるので、昆虫が苦手な人はカナヘビを飼育するのは難しいと思います。

生き餌はペットショップや爬虫類ショップで販売されています。

熱帯魚ショップやホームセンターでも販売されている事があるので、そういったお店も探してみてください。

また、ネット通販でも購入する事ができるので、急ぎじゃない場合はネット通販を利用するのがおすすめです。

カナヘビは餌を食べる量もそれほど多くなく、餌代は月に1,000円程度で収まります。

人工餌を食べてくれる場合はさらに餌代は安くなるので、飼育環境に慣れてきたら人工餌にも慣れさせるようにしましょう。

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まとめ

今回の記事ではカナヘビの飼育費用やカナヘビの販売価格について紹介させていただきました。

カナヘビは日本に生息しているだけあり、爬虫類の中でも飼育がしやすい種類です。飼育のしやすい種類ですが、爬虫類を飼育するには様々な機材が必要になります。

プラケースだけ用意すれば飼育できるといった生き物ではないので、捕まえて飼育する場合もしっかりと飼育設備を整えるようにしましょう。

爬虫類の飼育に必要な設備についてはこちらの記事で紹介しているので、爬虫類の飼育を考えている方は読んでみてください。

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Posted by hachuarium