ヤモリが餌を食べない理由とは?餌を食べない理由と対処法を紹介!!
ヤモリは見た目も可愛らしくてペットとして人気の高い爬虫類です。日本に生息しているニホンヤモリは民家に生息していることも多く、人間ととても身近な爬虫類で、飼ってみたい人も多いと思います。ただ、ヤモリは飼育してみると餌を食べないこともあり、飼育が大変なこともあります。今回の記事ではヤモリが餌を食べないときの対処法を紹介します。
ニホンヤモリは民家の近くに生息していることも多く、夏場は家の明かりに集まる昆虫を食べに、窓などに張り付いていることがあります。
夏場は見かける機会も多いので、捕まえて飼ってみようと思う方も多いと思います。ただ、野生のヤモリは飼育下ではストレスを感じてしまい餌を食べないことがあります。
今回の記事ではヤモリが餌を食べないときの注意点について紹介するので、飼育しているヤモリが餌を食べない場合はぜひ読んでみてください。
ヤモリの餌は何がいい?ヤモリにオススメの餌や餌の保存方法について紹介!!
ヤモリの餌について
ヤモリは野生下では昆虫を食べています。
他の記事でもヤモリの餌については紹介しているので、こちらでは簡単に紹介します。
ヤモリを飼育する際はコオロギかレオパなど昆虫食の爬虫類用の人工餌を与えるのがいいと思います。
ただ、人工餌はピンセットから与える必要があり、飼育環境や飼い主に慣れていないと食べることができないので、飼育を始めたばかりはコオロギを与えて飼育するのがいいと思います。
コオロギの他にはレッドローチやデュビアなども食べることができます。ただ、コオロギは販売しているお店も多く、販売されているサイズも多いので、扱いやすくてオススメです。
ヤモリが餌を食べない理由
それでは次にヤモリが餌を食べない理由を紹介します。
飼育環境に慣れていない
よくあるのが飼育環境に慣れていないのが原因で餌を食べないことです。
野生のヤモリは人間に捕まって飼育されていることにストレスを感じてしまいます。
さらに人から覗き込まれたり、周りがうるさかったりすると落ち着くことができず、警戒して餌を食べなくなってしまいます。
なので、野生のヤモリを飼育する場合はなるべく静かな場所に飼育ケージを設置して、飼育ケージ内には隠れ家を設置して落ち着ける環境を作っておきましょう。
飼育環境に慣れてくれば餌を食べるようになるので、数日はそっとして飼育環境に慣れるのを待つようにしましょう。
コオロギを怖がっている
ヤモリはコオロギに噛まれたりするとコオロギを怖がってしまうことがあります。
コオロギを与えていても餌を食べないようなら他の昆虫に切り替えてみるのもいいと思います。
デュビアやレッドローチを食べることもできますが、大きすぎると食べることができないので、ヤモリの顔と同じぐらいのサイズが、一回り小さいサイズの餌を用意するようにしましょう。
また、餌を与えるときはヤモリが食べやすいようにコオロギの牛を足は切ってから与えるようにしましょう。
後ろ足を切っておくことでコオロギの動きが遅くなり、捕食しやすくなります。
脱皮前・産卵前
単純に脱皮前や産卵前だから餌を食べないことがあります。
脱皮の前は食欲が落ちるのか餌を食べないこともあるので、数日様子をみてみてください。体が白っぽくなっていたら脱皮が近いのでそんなに心配しなくても大丈夫です。
脱皮前じゃなくても産卵前は卵がお腹を圧迫してしまうので餌を食べなくなってしまうことがあります。産卵が近ずくとお腹に白い卵がうっすらと見えるようになるので、観察してみてください。
ヤモリが痩せてしまっている場合は心配しなければいけませんが、数日餌を食べていないだけであればそこまで心配しなくても大丈夫です。
ヤモリが痩せてしまったときの対処法
ヤモリが痩せてしまったときは一度爬虫類を診察してくれる動物病院で見てもらうのがいいと思います。
もしかしたらカルシウム不足からなるくる病になっていたり、腸閉塞などの病気になっている可能性があります。
近くに爬虫類を診察してくれる動物病院がない場合は人工餌を緩めに作って強制給餌をする必要があります。
与える餌はレオパゲルやグラパイなどを緩めに練って耳かきなどで少しすくい、ヤモリの口元に塗ってください。
口元に塗ることでヤモリが舐めとり食べてくれるので、これを何度も繰り返すことで給仕することができます。
スポイトなどがある場合はスポイトで与えるのもいいと思います。
痩せてしまっていても強制給餌を続けることで持ち直すこともあるので、あまりに餌を食べず痩せてしまっている場合は、強制給餌をしてみるのもいいと思います。
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