ニホンヤモリの寿命はどのぐらい?寿命と長生きさせる方法を紹介!!
ニホンヤモリの寿命は5〜10年ほどだと言われています。中には10年以上生きる個体もいて、長生きな個体だと15年ほど生きることがあります。冬眠させることによって長生きさせることができるので、長生きさせたい場合はしっかりと準備をして冬眠させるのもいいと思います。今回の記事ではヤモリの寿命と長生きさせる方法について紹介します。
ニホンヤモリは民家に住み着くことが多い爬虫類なので、見かけることも多く、とても身近な爬虫類です。
民家の明かりに集まる昆虫を捕食するために窓に張り付いていることも多く、捕まえて飼ってみたい人も多いと思います。捕まえて飼育するならできれば長生きしてほしいですよね。
今回のヤモリの寿命と長生きさせる方法について紹介するので、ヤモリを飼ってみようと思う方はぜひ読んでみてください。
ヤモリの飼育方法は下記の記事で詳しく紹介しているので、そちらも読んでみてください。
ヤモリを飼育しよう!ヤモリの飼育方法や餌、寿命、飼育に必要な設備を紹介!
ニホンヤモリの寿命
ニホンヤモリの寿命は5〜10年ぐらいと比較的長生きな爬虫類です。体長は10〜13cm程度まで成長します。
日本にはニホンヤモリの他にミナミヤモリやオンアダケヤモリやヤクヤモリなどの種類が生息しています。どのヤモリもだいたい寿命は10年ぐらいになります。
家の周辺で見かけるヤモリがニホンヤモリです。家の周辺に住み着いていて、夜になると家の明かりに集まる昆虫を食べに集まってきます。
昼間は壁の隙間など暗い場所に隠れているので、見つけるのは難しいですが、夜になれば明るいとことに集まるので簡単に見つけることができます。
飼育下での寿命について
ニホンヤモリを捕まえて、飼育してもうまくいかないことが多いので、ヤモリの寿命は短いと思っている方もいますが、ちゃんと飼育すれば10年ぐらいは生きる長生きな爬虫類です。
ちゃんと飼育設備を整えて、栄養バランスのいい餌を与えて飼育すれば10年ぐらいは生きてくれるので、飼育する場合はちゃんと飼育設備を揃えるようにしましょう。
ヤモリは水入れから水を飲むことが少ないです。ニホンヤモリを飼育する場合は霧吹きで飼育ケージ内に水滴をつけておく必要があります。
水滴をつけておくことで、垂れてくる水滴をヤモリが舐めてくれます。脱水症状になると壁を登ることができなくなってしまうので、底面でじっとしている場合は体調が悪いか脱水症状になっている可能性があるので注意してください。
ニホンヤモリを長生きさせる方法
ニホンヤモリを飼育する場合は餌と温度に気をつけてください。
病気にならないように飼育していれば5年以上は生きてくれます。冬眠させることで長生きさせることもできますが、冬眠中に死んでしまうこともあります。冬眠させて飼育する場合はしっかりと温度管理をして、冬眠前にちゃんと餌を食べさせるようにしましょう。
餌について
野生のヤモリは餌を食べないことがあります。ストレスを感じていたり、環境に慣れていないと餌を食べないことがあるので、ニホンヤモリを飼育する際は、まずは安心できる環境を作りましょう。
ペットショップでニホンヤモリを購入する際は餌は何を食べているか聞いておくようにしましょう。どんな餌を食べているか聞いて、同じ餌を与えるようにしてください。
生き餌を与える場合はカルシウム剤をまぶしてから与える必要があります。カルシウムが不足するとクル病になってしまうことがあるので気をつけてください。ヤモリの餌は何がいい?ヤモリにオススメの餌や餌の保存方法について紹介!!
温度について
ニホンヤモリを飼育する際の適温は18〜28度の間です。室温が下がると活性が下がり餌を食べる量も少なくなります。
保温器具を使用しないで飼育していると温度によって食べる餌の量が変わってしまうので、飼育が難しくなります。冬眠させた方が長生きすると言われていますが、安全に飼育するなら保温器具を設置して、通年で25度前後をキープして飼育するのがおすすめです。
冬眠について
ニホンヤモリは冬場気温が下がってくると代謝が下がり餌を食べる量も少なくなります。代謝が下がるのでその分冬眠させた方が寿命が伸びると言われています。
ニホンヤモリを飼育する際は保温器具を使用して冬眠させないで飼育するのがおすすめです。
ニホンヤモリはニホントカゲやカナヘビの様に冬眠をする訳でありません。野生のニホンヤモリは物置の中や民家の壁の隙間など比較的暖かい場所でじっとして冬を過ごします。冬の間ずっと寝ている訳ではなく、暖かい日は餌や水を求めて活動します。
飼育下でも暖かい日は餌や水を求めて活動するので、毎日霧吹きで水をあげて、餌を食べる様であれば与える必要があります。
冬眠中に餌も水を与えないと当たり前ですが死んでしまいます。冬眠しているから何も世話をしなくていい訳ではないので、冬眠させて飼育する場合でも毎日温度をチェックして霧吹きを忘れない様にしましょう。
ヤモリの病気について
ヤモリはカルシウムが不足するとクル病という病気になります。
クル病になると骨が弱くなってしまって、手足の骨が変形してしまったり顎が外れて口が閉じなくなってしまったりします。
症状が悪化すると餌を食べることができなくなってしまうので、生き餌を与えるときにカルシウム剤をダズティングするようにしましょう。カルシウムを与える理由とはオススメのサプリを紹介!!
ニホンヤモリが食べる前にカルシウム剤が落ちてしまうことがあります。ヤモリは夜行性なので、餌は夜に与えるようにして食べきれる量与えるようにしましょう。数日生き餌が残っているとカルシウム剤が落ちてしまうので気をつけてください。
また、ヤモリは脱皮をするので、飼育環境が乾燥していると脱皮不全になることがあります。毎日霧吹きをしてガラス面に水滴をつけるようにしてください。水入れから水を飲まないことがあるので、霧吹きをしておけばニホンヤモリの飲み水にもなるので毎日忘れないようにしましょう。
爬虫類の飼育に必要な設備についてはこちらの記事で紹介しているので、爬虫類の飼育を考えている方は読んでみてください。
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