ニホンヤモリの餌付けについて!ニホンヤモリの飼育に大切な餌付けの方法を紹介!!
ニホンヤモリを飼育する場合、特に重要なのが餌付けです。野生のニホンヤモリは飼育環境に慣れないとなかなか餌を食べてくれなくて、最悪の場合餓死してしまうことがあります。今回の記事ではニホンヤモリの餌付けについて紹介します。
ニホンヤモリは日本に生息しているヤモリで、民家の近くに生息していることも多いのでとても身近な爬虫類です。
家の窓に集まってくることも多く、捕まえて飼ってみたい人も多いと思います。飼育環境に慣れてくれれば飼育は簡単ですが、怖がっていたりストレスを感じていると餌を食べてくれないことがあります。
なので、ニホンヤモリを飼育する場合は餌付けがとても重要です。もし餌をなかなか食べてくれない場合は気温が下がって冬眠する時期の前に逃がしてあげるようにしましょう。
今回の記事ではニホンヤモリの餌付けについて紹介するので、ニホンヤモリを飼育してみようと思う方はぜひ読んでみてください。
ヤモリの餌付けは難しい?
ちゃんと飼育環境を整えれば、ヤモリの餌付けそこまで難しくありません。
ヤモリに餌を食べてもらうために特に重要なのが安心できる飼育環境を作ることです。個体によって神経質だったり臆病だったりするので、個体によって難易度は変わってきますが、野生のヤモリでもちゃんと飼育環境を整えれば飼育することができます。
もし餌付けが上手くいかない場合は野生のヤモリではなく、繁殖個体のニホンヤモリを飼育するのがいいと思います。
ペットショップや爬虫類専門店では繁殖個体のヤモリが販売されています。野生のヤモリよりも飼育環境に慣れやすく餌付けもしやすいので最初は繁殖個体のニホンヤモリを飼育して、ヤモリの飼育に慣れるのがいいと思います。
ヤモリの餌は何がいい?ヤモリにオススメの餌や餌の保存方法について紹介!!
ヤモリの餌付け方法
それではヤモリを餌付けする方法を紹介します。
飼育ケースは落ち着いた場所に設置する
ニホンヤモリを餌付けする場合はまずは落ち着いた場所に飼育ケースを設置するようにしましょう。
ストレスのある環境だとなかなか餌を食べてくれません。振動や人の視線がストレスになってしまうので、人通りが少なくうるさくない場所に飼育ケースを設置するようにしましょう。
隠れ家を多めに設置する
隠れられる場所がないと落ち着くことができないので、隠れられる場所を設置しておきましょう。
夜行性の生き物なのでずっと明るいと落ち着くことができません。暗くて狭い場所があると落ち着くことができるので流木やシェルターを設置して隠れられる場所を用意しましょう。
食べやすいサイズの餌を用意する
落ち着ける環境に飼育ケージを設置して、隠れられる場所を用意したら、ヤモリが食べられるサイズの餌をケース内に入れておくようにしましょう。
ピンセットから餌をあげたくなるかもしれませんが、あまり構うとストレスになってしまうので、生きた餌をケース内に放しておくのがいいと思います。
飼育ケージ内の掃除をしたり、餌を与えていたりすると飼い主に慣れてきて人を怖がらなくなってきます。
大きな音や振動があると怖がってしまうのでメンテナンスの時は大きな音や振動を出さないようにしましょう。
与えるコオロギのサイズは飼育しているヤモリの顔よりも一回りほど小さいサイズのものを与えるようにしましょう。
飼育に慣れてきたらピンセットから餌を与えてみる
ピンセットから餌を与えるのは飼育環境に慣れて、生き餌を自分で食べることができるようになってからがいいと思います。コオロギなどの昆虫を与えて餌に慣れいればピンセットからの給餌もしやすくなります。
ピンセットから餌を与えるときは、最初は生きているコオロギなどの昆虫をピンセットで摘んで、顔の前に持って行ってください。生きた昆虫であれば勝手に動いてくれるので、自分で動かさなくてもヤモリに食いつかさせることができます。
ピンセットからコオロギなどの昆虫を与えていると、ピンセットからの給餌に慣れさせることができ、ピンセットをみると餌だと思うようになってくれます。
ピンセットの給餌に慣れさせておくことで、ヒョウモントカゲモドキ用などの人工飼料を与えて飼育することができるようになります。
人工飼料で飼育したい場合は生き餌を与えるだけでなく、ピンセットからの給餌に慣れさせるようにしましょう。
爬虫類の飼育に必要な設備についてはこちらの記事で紹介しているので、爬虫類の飼育を考えている方は読んでみてください。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません