コノハカメレオンを飼いたい人へ!!コノハカメレオの飼育方法を紹介!
コノハカメレオンはカメレオンの中でも値段が安く見た目も可愛らしいので人気の高い種類です。体が小さいことでよく知られているカメレオンですが、生態などわからないことも多いと思います。今回の記事ではコノハカメレオンの特徴や生態・飼育方法を紹介します。
コノハカメレオンは値段も安いし、カメレオンの中では飼育も簡単なので、今までカメレオンを飼ったことがない人でも飼いやすいと思います。体長も小さいので、小さい飼育ケージで飼育することができるのも人気の理由です。
エボシカメレオンなどのカメレオンは最大で60センチぐらいまで成長しますが、コノハカメレオンの場合は5センチぐらいまでしか成長しません。
5センチぐらいまでしか成長しないので小さい飼育ケージで飼育することができるので、飼育ケージを設置する場所がない人でも飼育しやすいと思います。
今回の記事では、コノハカメレオンの飼育方法を紹介するので、コノハカメレオンを飼育してみたいと思う人はぜひ読んでみてください。
それでは、コノハカメレオンの飼育方法を紹介します。
コノハカメレオンについて
コノハカメレオンはアフリカの森林地帯に生息しているカメレオンです。
名前の通り木の葉のような見た目をしていて、体色は周りの環境に合わせて茶色や褐色に変化します。
コノハカメレオンは亜種が多く、スペクトラルコノハカメレオンやソマリコノハカメレオンなどがペットとして人気があります。
コノハカメレオンの体長について
コノハカメレオンの体長は平均で5cmほどです。大きなものでも9cmほどまでしか成長しない小型のカメレオンです。
エボシカメレオンが50cmほどまで成長するのを考えるとコノハカメレオンが小型なのがわかると思います。
コノハカメレオンの寿命について
コノハカメレオンの寿命は2〜3年ほどになります。とても寿命が短いカメレオンなので、飼育する際はしっかりと飼育環境を整えて長生きさせてあげるようにしましょう。
コノハカメレオンの販売価格について
コノハカメレオンはショップにもよりますが、5000円ほどで販売されていることが多いです。ワイルド個体の販売が多く、コノハカメレオンを購入したい場合は入荷情報を見てショップに行くのがいいと思います。
コノハカメレオンの飼育に必要なもの
コノハカメレオンは体が小さいので、省スペースで飼育することができます。飼育スペースは小型ですが、飼育に関しては他のカメレオンと同様です。
飼育ケージについて
飼育ケージは爬虫類用のものでもいいですし、昆虫用のプラケースで飼育することもできます。プラケースで飼育しても繁殖させることもできるので、見た目をあまり気にしない人やなるべくお金をかけずに飼育したい人はプラケースで飼育するのがいいと思います。
流木などをカッコよくレイアウトしてビバリウムも楽しみたいと思う人は爬虫類用の飼育ケージで飼育するのがいいと思います。
保温器具について
保温器具は暖突か保温球がいいでしょう。どちらを選んでも大丈夫ですが、小さい飼育ケージで飼育する場合は保温球の方が使い勝手がいいでしょう。室温を22〜28度の間で安定させてください。
小さい飼育ケージで飼育する場合は保温球の方が使い勝手がいいと思います。
紫外線ライトについて
保温器具の他に紫外線ライトも必要です。大体の爬虫類は紫外線を浴びることでビタミンを作り出します。なので、コノハカメレオンを飼育する場合は紫外線ライトを設置してあげてください。
森林に生息しているカメレオンなので、強い紫外線ライトは必要ありません。
床材について
床材は必ず設置するようにしましょう。床材を設置しておくと湿度が下がりづらくなるのでオススメです。
コノハカメレオンを飼育する際はヤシガラマットや腐葉土などの吸水性の高い床材がよく使われます。吸水性がある床材であれば湿度が保ちやすく、ケース内が乾燥しづらくなります。
コノハカメレオンを飼育する場合は、湿度が下がりすぎなように注意してください。1日2回霧吹きをして湿度が下がらないようにしてください。
水入れについて
コノハカメレオンを飼育する場合は給水器を用意しましょう。カメレオンは動くものしか口にしないので、水入れに水を入れているだけでは水を飲んでくれません。
給水器は自作してもいいですし、販売しているものを購入してもいいと思います。給水器には色々な種類がありますが、ドリップ式のものか水入れにエアーを入れて水面を動かすようにしましょう。
レイアウトについて
コノハカメレオンを飼育する場合は流木や枯れ枝などを入れておきましょう。
流木や木の枝を立体的に動き回れるようにしておくと運動不足を予防することができます。枝の太さはコノハカメレオンが掴みやすいように細いものを用意て、倒れないように固定してください。
コノハカメレオンを飼育方法について
コノハカメレオンはカメレオンの中では飼育が簡単だと言われていますが、カメレオンの中では飼育が簡単なだけであって決して簡単に飼育ができるわけではありません。
湿度や室温をちゃんと管理していて、餌をしっかり上げていて昨日まで元気であっても、翌日には死んでしまったりすることがあるので注意してください。
しっかりとした飼育環境で飼育してあげれば、勝手に繁殖することがあります。ケージ内に設置している観葉植物が枯れてしまったりしないように、飼育環境からしっかり管理するようにしましょう。
飼育する際の温度について
コノハカメレオンを飼育する際は室温は25〜27度の間で安定させるようにしましょう。
カメレオンは温度の変化に弱いので、急激に温度が変わらないように気をつけてください。また、暖かい地域に生息しているカメレオンなので、寒さには弱いです。ちゃんと保温器具を用意して室温が下がらないようにしましょう。
飼育する際の湿度について
コノハカメレオンは多湿な環境を好みます。ベビーは特に乾燥に弱いので湿度が下がらないようにしましょう。湿度計を設置して、朝と夜霧吹きをしてください。壁についた水滴が飲み水にもなるので、霧吹きは忘れないようにしましょう。
多頭飼育について
コノハカメレオンは喧嘩をすることもないので、多頭飼育することができます。多頭飼育する際は45cmほどの少し大きめの飼育ケージを用意してください。
オスとメスを一緒に飼育していると繁殖することもあるので、飼育に慣れてきたら多頭飼育するのも楽しいと思います。
コノハカメレオンの餌について
コノハカメレオンを飼育する際はレッドローチやコオロギなどの生き餌を与える必要があります。
コノハカメレオンは体長の小さいカメレオンなので、餌となる昆虫はSやSSサイズを選ぶようにしましょう。餌を沢山購入すると食べきる前に昆虫が成長してしまうので気をつけてください。
昆虫だけ与えているとカルシウムが不足してしまうので、与える際は爬虫類用のカルシウム剤を添加してから与えるようにしましょう。
飼育環境に慣れてくるとピンセットから食べてくれるようになります。飼育環境になれるまではケース内に生き餌を入れて餌を与えるのがいいと思います。
他のカメレオンについてはこちらの記事で詳しく紹介しているので、カメレオンを飼ってみたい方はぜひ読んでみてください。
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