コオロギの床材は何がいい?コオロギを飼育するときの床材について紹介!!
コオロギは爬虫類などの餌としてよく使用されている昆虫です。コオロギは以外に繊細で、蒸れや水切れなどによって死んでしまったり、共食いをしてしまうことがあります。コオロギを繁殖させたり、ロスを減らすためには床材選びが重要です。今回の記事ではコオロギを飼育する際の床材について紹介します。
コオロギは昆虫食の爬虫類の餌としてよく使用されています。ペットショップや熱帯魚屋さんで販売されていることも多いので、爬虫類を飼っている人はコオロギも飼っていることが多いです。ただ、コオロギは飼育が難しく、意外にすぐに死んでしまいます。
昨日まで元気でも朝見たら死んでしまっていることも多いです。繁殖を目指す場合やなるべくロスを少なくする場合には床材選びがとても重要です。
今回の記事ではコオロギを飼育する際の床材について紹介するので、コオロギを飼育する方はぜひ読んで見てください。
餌用のコオロギについて
まずは餌用に販売されているコオロギについて簡単に紹介します。
餌用にはフタホシコオロギとヨーロッパイエコオロギが主に使われています。ヨーロッパイエコオロギはイエコと呼ばれたりしていて、フタホシに比べると少し小型です。
イエコはジャンプ力が強く動きが早いので、捕まえるのが少し面倒ですが、フタホシに比べて蒸れに強いので、飼育はしやすい種類です。
フタホシコオロギはイエコに比べて少し大きいです。また、イエコに比べて肉食性が強いので、共食いがおきやすい特徴もあります。
フタホシは蒸れにも弱いので、フタホシを飼育する場合は共食いと蒸れに注意する様にしましょう。コオロギを飼育しよう!爬虫類の餌に最適なコオロギの飼育方法を紹介!!
コオロギの床材について
ストックする期間が長い場合や繁殖を目指す場合は床材を敷かないで飼育するのがいいと思いますが、飼育期間が長くなったり、繁殖を目指す場合は床材を用意するのもいいと思います。
コオロギはツルツルした場所は歩くことができないので、何も敷いていないと足を滑らせてしまいます。足場を見つけることができずに足を滑らせていると体力が落ちてしまい、そういった個体は食べられてしまうことがあります。
ストックする期間が短ければそれほど気にしなくてもいいと思いますが、ストックする期間が長くなればロスや共食いが増えるので注意してください。
床材を入れないでコオロギを飼育する場合は飼育ケージの底面に紙ヤスリなどで傷をつけて滑らないようにしましょう。
それではコオロギの床材について紹介します。
新聞紙・キッチンペーパー
新聞紙やキッチンペーパーを飼育ケージの底に敷くだけで床材として使用することができます。
ただ、新聞紙は表面がツルツルしているので、細かく裂いて敷き詰めるのがいいと思います。キッチンペーパーはそのまま底面に敷くことができますが、キッチンペーパーの下にコオロギが潜り混んでしまい、そのまま死んでしまっていることも多いです。
新聞紙やキッチンペーパーは水分を吸ってしまいます。コオロギは蒸れに弱いので、飼育している数にもよりますが2日に1回は床材を交換する様にしましょう。
コオロギは意外に飲む水の量も多く、おしっこの量も多いです。水分の多い野菜や果物を与えているとおしっこの量も増えるので、新聞紙が湿っていたらすぐに交換する様にしましょう。
フタホシコオロギは蒸れると全滅してしまうことが多いので、蒸れない様に常に飼育ケージ内は清潔にしておきましょう。
ヤシガラ
ヤシガラは爬虫類の飼育でよく使われている床材です。
脱臭効果があり、コオロギの匂いを抑えることができるので、ニオイ対策にはいいですが、保湿性が高いので、蒸れに弱いフタホシコオロギには相性が悪いです。
冬場などの乾燥しやすい季節であれば問題なく使用することができますが、夏場など蒸れやすいときは注意してください。
水入れの水が溢れていたりして、ケージ内の湿度が上がってしまうと全滅してしまうことがあります。
昆虫マット
昆虫マットもコオロギを飼育する際に使用される床材です。
コオロギを繁殖させる際は昆虫マットを使用するのもいいと思いますが、特に繁殖を目指していない場合は管理が面倒なので、ほかの床材を使用するのがいいと思います。
昆虫マットを使用しているとダニやコバエが発生してしまうので、飼育ケージにはコバエが入らない様にネットなどをしておきましょう。
コオロギは湿った土の中に産卵をするので、繁殖させる場合は湿らせた昆虫マットをタッパーなどの容器に入れて、飼育ケージ内に設置しておくようにしましょう。
爬虫類の飼育に必要な設備についてはこちらの記事で紹介しているので、爬虫類の飼育を考えている方は読んでみてください。
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