ヨロイトカゲを飼いたい!ヨロイトカゲの種類と飼育方法を紹介!
トカゲの中にはヨロイトカゲと呼ばれる種類があります。ヨロイトカゲは名前の通り鎧のような鱗をしていて見た目がカッコいい種類のトカゲです。今回の記事では、ヨロイトカゲの魅力とオススメのヨロイトカゲを紹介します。
ヨロイトカゲは名前の通りヨロイのような鱗が付いているトカゲです。
恐竜のような見た目がとてもカッコよくて人気の高いトカゲです。カッコいい見た目なので飼ってみたいと思う人も多いと思います。値段も手頃な種類がいて飼育も簡単なので今まで爬虫類を飼育したことがない人でも飼いやすいと思います。
今回の記事では、ヨロイトカゲの魅力とオススメのヨロイトカゲを紹介するので、ヨロイトカゲを飼ってみたいと思う人はぜひ読んでみてください。
それではヨロイトカゲの魅力とオススメのヨロイトカゲを紹介します。
ヨロイトカゲの魅力
1−1カッコよくて可愛い
ヨロイトカゲの魅力はなんといってもその見た目です。
トゲのような鱗があるのが特徴で、体のつくりはとてもカッコいいのですが、顔つきはおっとりしていてとても可愛いです。カッコいい見た目と可愛い顔が魅力で爬虫類の可愛さと怪獣のようなかっこよさを合わせ持つ生き物です。
1−2値段が手頃
ヨロイトカゲの中にはすごく値段の硬い種類もいますが、ヒナタヨロイトカゲやジョーンズヨロイトカゲなどは値段が手頃です。安い個体であれば5000円前後で購入することができます。
ジョーンズヨロイトカゲはヒナタヨロイトカゲに比べて値段が安いので、安いショップであれば4000円ぐらいで購入することができます。
ヨロイトカゲの中には値段の高い種類もいます。アルマジロヨロイトカゲはヨロイトカゲの中でも値段が高い種類で30万円前後で取引されていることが多いです。アルマジロトカゲは流通量も少なく、販売していることも少ないので、販売価格は目安ですが、高い場合は70万円ほどで取引されることもあります。
アルマジロヨロイトカゲはヨロイトカゲの中でも人気の種類で見た目もかっこいいので、飼ってみたいと思う人はぜひ飼育してみてください。
1−3飼育が簡単
ヨロイトカゲは飼育が簡単な種類です。
見た目は飼育が難しそうに見えますが、気温差が激しい環境に生息している爬虫類なので体は丈夫で飼育は簡単です。
また、体長も小さい種類が多いので飼育が簡単です。ヒナタヨロイトカゲなら10センチ前後までしか成長しないので、小さな飼育ケージで飼育することができます。
ヨロイトカゲは見た目もかっこいいので、活発なイメージがありますが実際はじっとしていることが多く、シェルターに隠れていることも多いです。
ただ、気をつけなくてはいけないことが販売されているヨロイトカゲのほとんどがワイルド個体だということです。野生の個体は採取されて販売しているので、輸送時のストレスや飼育環境に慣れていなくてストレスを感じてしまうことがあります。
販売されているヨロイトカゲは脱皮不全によって指が壊死してしまったりなど状態が悪いことがあるので、購入する際は気をつけてください。
ペットにオススメのヨロイトカゲ
2−1ヒナタヨロイトカゲ
ヒナタヨロイトカゲはヨロイトカゲの中でも飼いやすく値段も手頃なのでオススメです。飼育も簡単で流通量も多いのでヨロイトカゲの中では販売しているお店も多いです。ヒナタヨロイトカゲの体長は最大で9cm程度です。
サバンナに生息しているトカゲで、乾燥した場所に生息しています。自然下では倒木や木の根もとなどに隠れていることが多いです。ヨロイトカゲの中でも流通量が多く、他のヨロイトカゲに比べて値段が安いです。ペットショップによりますが、5千円〜1万円ぐらいで購入することができます。
ヒナタヨロイトカゲを飼育する場合は60センチ以上の飼育ケージがオススメです。飼育方法は他の乾燥系のトカゲと同じで室温は25度前後で40度以上のホットスポットを用意しましょう。
2−2ジョーンズヨロイトカゲ
ジョーンズヨロイトカゲはヨロイトカゲの中でも値段が最も安いのでヨロイトカゲの入門種として人気です。
アメリカ東南部に生息している小型のヨロイトカゲで、体調は最大で16cmほどです。
ヒナタヨロイトカゲに非常に似ていて、ヒナタヨロイトカゲと並んで人気の高い種類で流通量も多いので販売しているお店も多いです。初めてヨロイトカゲを飼育する人にはオススメです。ヒナタヨロイトカゲとは鼻の穴の位置が違います。
以前はヒナタヨロイトカゲと混同されて販売されていました。最近では流通量が減ってきたトカゲです。
2−3アルマジロヨロイトカゲ
アルマジロヨロイトカゲは見た目がカッコよくて人気の高い種類です。
ヨロイトカゲを飼ったことがある人は一度は飼ってみたいと思ったことがあると思います。値段が高く30万円前後で取引されているので購入するのは大変です需要が高く日本に輸入されるとすぐに売れてしまいます。
値段は高いですが飼育は簡単で寿命も長いので長く飼育を楽しむことができます。とても人気な種類のトカゲなのでお金に余裕があって興味がある人はぜひ飼ってみてください。トカゲを飼うときの注意点とペットにオススメのトカゲはこちらの記事で、トカゲを飼おう!!トカゲ飼育するときの注意点とオススメのトカゲを紹介!!こちらの記事も読んでみてください。
2−4オオヨロイトカゲ
オオヨロイトカゲは南アフリカに生息しているトカゲです。アルマジロトカゲと同様に流通量が少なく値段が高いヨロイトカゲ です。元々はそこまで値段は高くありませんでしただ、南アフリカで野生の個体が激減したことによって、輸出が規制されて値段が高くなっています。
販売価格は70万円ほどで取引されることが多ようです。かなり高額なので飼育する場合はしっかりと飼育環境を整えてから飼育するようにしましょう。
2−5ジンバブエヨロイトカゲ
名前の通りジンバブエに生息しているヨロイトカゲです。体長は9cmほどと小型のヨロイトカゲで飼育がしやすいので、しっかりとトゲ状の鱗があるので人気の高いヨロイトカゲです。
ただ、最近は流通量が減ってきているので入手がしづらくなっています。価格は1万円ぐらいが相場になっていますが、流通量が少なくなっているので、もう少し高い値段で販売されることもあります。
アルマジロトカゲについてはこちらの記事で詳しく紹介しているので、興味がある方はぜひ読んでみてください。
まるで恐竜!!アルマジロトカゲの魅力と飼育方法を紹介!!
ヨロイトカゲの飼育について
ヨロイトカゲの飼育は比較的簡単です。飼育方法はフトアゴヒゲトカゲの飼育方法とほとんど同じです。簡単にヨロイトカゲの飼育方法を紹介します。
飼育ケージ
小型の種類のヨロイトカゲであれば60cmサイズもあれば十分です。た20cmぐらいまで成長するようなヨロイトカゲを飼育する場合は60cmサイズでは少し手狭なので、もう少し大きな飼育ケージを用意しましょう。
また、いつもはシェルターでじっとしていることが多いですが、動くときは活発に動き、壁を登ろうとしたりするので、蓋をしていないと脱走してしまうことがあります。ケージ内に岩を入れたりする場合は脱走されないように金網などの蓋をしておくようにしましょう。
床材
ヨロイトカゲは乾燥した地域の岩場に生息しています。なので、砂を敷かなくても飼育することができます。ただ、見た目が気になる場合は砂などを敷いて、岩やシェルターなどを設置するようにしましょう。
砂を入れるときは餌を一緒に食べてしまうことがあるので、なるべく目の細かいものを選ぶのがいいと思います。オオヨロイトカゲは砂を掘って巣穴を作るので、飼育する場合は厚めに床材を敷いて飼育するのがおすすめです。
湿度と温度について
昼と夜とで温度の変化が激しい場所に生息しているので、飼育する場合は昼と夜でしっかりと温度の変化をつけるのがいいと思います。
ヨロイトカゲを飼育する場合はケージ内の涼しい場所で25度前後、ホットスポットは50度前後がいいと言われています。飼育ケージのサイズによってはホットスポットを50度にしてしまうと低温の場所を作るのが難しくなります。
そういった場合は飼育ケージのサイズをあげるかホットスポットを40度ぐらいにするのがいいと思います。
ヨロイトカゲが生息している地域では夜間の温度は10度前後まで下がります。なので、飼育する場合もちゃんと夜間は温度が下がるようにしましょう。10度まで下げる必要はありませんが、20度ぐらいまでは温度を下げるのがいいと思います。
乾燥した地域に生息しているので、湿度をあげる必要はありませんが、脱皮不全になってしまうことがあるので、全身が浸かれるぐらいのサイズの水入れを設置しておきましょう。夏場などの湿度が上がってしまうときは通気性に気をつけて湿度が上がりすぎないように注意しましょう。
紫外線ライトについて
日差しの強い地域に生息しているトカゲなので、強い紫外線ライトが必要です。紫外線ライトつだけでは必要な紫外線量を確保することができない場合もあるので、2つ設置しておくのがいいと思います。
使用する紫外線ライトは爬虫類用のもので、紫外線量の多いタイプのものを選ぶようにしましょう。ベランダや庭などで日光浴させるのもいいと思いますが、カラスなどの他の動物に襲われてしまうこともあるので注意してください。
ヨロイトカゲの餌について
ヨロイトカゲは肉食なので、飼育する場合はコオロギやデュビアなどの昆虫を与えて飼育します。
ヨロイトカゲは岩場などに隠れていることが多く、活発に活動することが少ないので、それほどたくさん餌は食べません。なので餌は週に2〜3回ほど与えるのがいいと思います。
餌には他のトカゲと同様にカルシウムやビタミンなどを添加してから与えてください。ワイルド個体は食べ慣れている餌を好むので、コオロギは食べないけどデュビアは食べるなんてこともあります。なので、餌を食べないようであれば色々な種類の餌を与えてみてください。
爬虫類の飼育に必要な設備についてはこちらの記事で紹介しているので、爬虫類の飼育を考えている方は読んでみてください。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません