カナヘビはかつおぶしを食べる?カナヘビに人工餌を与える方法を紹介!!

カナヘビはかつおぶしを食べる?カナヘビに人工餌を与える方法を紹介!!カナヘビ

カナヘビは日本人に馴染み深いトカゲです。見た目も可愛いので、捕まえて飼ってみたい方も多いと思います。カナヘビは昆虫を食べるので、カナヘビを飼育する場合は昆虫も飼育する必要がありますが、人工餌に慣れさせることができます。今回の記事ではカナヘビに人工餌を慣れさせる方法を紹介します。

ニホンカナヘビは沖縄を除く日本全国に広く生息しているカナヘビです。身近な生き物なので子供の頃に捕まえたことがある方も多いと思います。カナヘビは飼育が難しいイメージがあるかもしれませんが、人にも慣れやすく人工餌にも慣れやすいので、飼育が簡単な爬虫類です。

私が今まで飼育したカナヘビもピンセットからの給餌にすぐに慣れてくれて人工餌も食べてくれるようになったので、カナヘビを飼育する場合はピンセットからの給餌に慣れさせて、人工餌で飼育をするのがオススメです。

今回の記事ではカナヘビを人工餌に慣れさせる方法とオススメの人工餌について紹介するので、カナヘビを飼ってみたい方はぜひ読んでみてください。

カナヘビについて

カナヘビと一言に言っても世界にはたくさんの種類にカナヘビがいて、約280種類が確認されています。日本でカナヘビというとニホンカナヘビが有名ですが、ニホンカナヘビの他にも「サキシマカナヘビ 」「アオカナヘビ」「ミヤコカナヘビ」などがいます。

ニホンカナヘビは褐色で長い尻尾を持っていてスマートな見た目をしているカナヘビです。体長は最大で28cmほどまで成長しましが、体の半分ほどが尻尾なのでそこまで大きくは感じません。

カナヘビは人工餌を食べる?

カナヘビ

最初にも紹介したようにカナヘビは人工餌を食べます。

同じ昆虫を主食としているレオパ用の人工餌を与えて生涯飼育することができます。レオパの人工餌はいくつか種類があるので、使いやすい餌や個体の好みで選ぶようにしましょう。

カナヘビはかつおぶしを食べると聞いたことがありますが、かつおぶしでは必要な栄養素を補うことはできないので、かつおぶしではなく人工餌で飼育するようにしましょう。

人工餌を与えるにはピンセットからの給餌に慣れさせる必要がありますが、一度慣れてしまえば昆虫を飼育する必要もなく飼育が格段に楽になります。また、経済的にも生き餌よりも人工餌の方がコストが安易です。

カナヘビは人工餌を食べてくれますが、ピンセットからの給餌に慣れさせるには最初は生き餌を与える必要があります。また急な拒食で生き餌を与える必要が出てくることがあるかもしれません。急に人工餌を食べなくなってしまった時に生き餌を与える必要があるので、カナヘビを飼育する場合は虫に触れるようにしておきましょう。

カナヘビにオススメの人工餌

カナヘビを飼育する場合は同じ昆虫食のレオパ用の餌を与えるのがオススメです。

レオパ用の人工餌はいくつか種類があり、種類によっては常温で保存することができるので、扱いやすく管理も楽です。

レオパブレンド

カナヘビに1番オススメなのがこちらの人工餌です。

ペレットタイプの餌で水でふやかして与えます。常温で保存することができ、与える際も水でふやかして与えるだけなので、手間がなく使いやすい人工餌です。水につけると崩れやすくなってしまうので、ふやかす際は霧吹きで水をかけてふやかすのがオススメです。

他の餌は冷蔵庫で保存する必要があり、常温に戻すのが手間ですが、レオパブレンドはお皿に出して霧吹きをして3分ほど経ったら与えることができます。

ひとつ与えると大きすぎるので、与える際は半分か3分の1ほどに割ってから与えるようにしてください。

レオパゲル

レオパゲルも昆虫食の爬虫類を飼育する際によく使用されている餌です。

ゲル状の餌をパウチパックから絞り出して使用するタイプの餌です。水でふやかす必要がなく手間は少ないですが、冷蔵庫で保存する必要があり、与える際は常温に戻す必要があります。

餌の温度が低いと消化不良になってしまうことがあるので、レオパゲルを使用する場合はちゃんと常温に戻すようにしましょう。

グラブパイ

昔から昆虫食の爬虫類の飼育に使用されていた人工餌です。

粉末状の餌で、お湯と混ぜてプルプルの固形にしてから与える練り餌タイプの餌です。作った練り餌さは冷蔵庫で1週間ほど保存することができます。量が多く、その分値段も安いので、飼育している爬虫類の数が多い方にはオススメです。

カナヘビを1匹飼育するだけの場合はなかなか使いきれないと思います。

カナヘビに人工餌を慣れさせる方法

カナヘビは飼育環境に慣れてピンセットからの給餌に慣れてくれれば人工餌を食べるようになってくれます。人工餌を食べてくれるようになると飼育も楽になるので、ぜひ人工餌に慣れさせてみてください。

飼育環境に慣れさせる

飼育を始めて2〜3日ぐらいはケージ内を覗き込んだり、無理に触ったりせずにそっとしておきましょう。

安心できる環境でないとなかなか餌を食べてくれません。飼育を始めたばかりは環境に慣れていなくストレスを溜めているので、余計にストレスを与えないようにしてください。特に捕まえたカナヘビは警戒しているので、数日様子を見てください。

飼育を始めて2〜3日ぐらいは生き餌をケージ内に数匹入れておくのがオススメです。

ピンセットから生き餌を与える

飼育環境に慣れて生き餌を食べているようなら、今度はピンセットから生き餌を与えてみましょう。

カナヘビは食欲も旺盛なので、生きたコオロギやレッドローチをピンセットで摘んで顔の前に持っていくと食べてくれます。何度もピンセットから生き餌を与えているとピンセットを見ると餌が貰えると思って飛びついてくるようになります。

人工餌を与える

ピンセットを見て飛びついてくるようになったら人工餌を食べてくれるようになります。

個体によって好き嫌いはありますが、私が飼育したカナヘビはみんな人工餌を食べてくれましまた。与える餌が小さいので、ちゃんと掴めるように爬虫類用のピンセットを用意しましょう。

飛びついてきた時にカナヘビが怪我をしないように尖っていないピンセットを使用するようにしてください。

爬虫類の飼育に必要な設備についてはこちらの記事で紹介しているので、爬虫類の飼育を考えている方は読んでみてください。