ヒョウモントカゲモドキの繁殖方法、クーリングなど必要な準備を紹介!!
ヒョウモントカゲモドキは簡単に繁殖させることができます。ヒョウモントカゲモドキを初めて飼育した人でも、少し飼育に慣れてしまえば簡単にヒョウモントカゲモドキを繁殖させることができます。今回の記事ではヒョウモントカゲモドキを繁殖させるために必要な準備を方法を紹介します。
ヒョウモントカゲモドキに限らず、生き物を飼育していると繁殖に挑戦してみたくなりますよね。
ヒョウモントカゲモドキを飼い始めてばかりの人でもちゃんと飼育することができれば、簡単に繁殖させることができます。ただ、繁殖や産卵は体力を使うので、繁殖させる場合はしっかりと準備をする必要があります。
今回の記事ではヒョウモントカゲモドキを繁殖させるために必要な準備を紹介するので、ヒョウモントカゲモドキの繁殖に挑戦してみたい人はぜひ読んでみてください。
それでヒョウモントカゲモドキを繁殖させるために必要な準備を紹介します。ヒョウモントカゲモドキの繁殖方法についてはこちらの記事で詳しく紹介しているのでそちらも読んでみてください。
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繁殖可能なサイズまで成長させる
ヒョウモントカゲモドキのセミアダルトを飼育している場合は繁殖が可能なサイズまで成長させましょう。
ヒョウモントカゲモドキが繁殖可能なサイズはオスで50gメスで45gといわれています。
このぐらいのサイズになるまでは繁殖はできませんので、ちゃんと繁殖可能なサイズに成長するまでは、繁殖に挑戦するのは待ってください。
メスが未熟な場合、最悪オスと喧嘩をしてどちらかが怪我をしてしまうことがあります。また、もしも産卵に成功しても、無精卵だったりしてちゃんとヒョウモントカゲモドキの赤ちゃんが生まれないことがあります。
だいたい1年ぐらい飼育していれば、そのぐらいのサイズまで成長するので、ヒョウモントカゲモドキを繁殖させて胃場合には、まずが1年間しっかり健康的に育てるようにしましょう。
餌とたっぷり与えて脂肪を蓄えさせる
ヒョウモントカゲモドキはしっぱに脂肪を蓄えて、餌の少ない冬の時期は尻尾の脂肪を燃焼させて活動します。
ヒョウモントカゲモドキを繁殖させるためには、クーリングといって、発情を誘発すつために大切なステップが必要になります。
クーリング中は1〜2ヶ月ほど餌を抜く必要があります。なので、ちゃんと餌を与えられず脂肪が蓄えられてない状態でクーリングを行ってしまうと個体にダメージを与えてしまい最悪死んでしまうことがあります。
尻尾がちゃんと太くなって、しっかり脂肪を蓄えられるようになるまではクーリングは行わずにしっかり飼育するようにしましょう。
痩せていたり、ちゃんと栄養が蓄えられていないと、卵から孵ったベビーもちゃんと成長できなかったり、親のヒョウモントカゲモドキも病気になったりして死んでしまうことがあります。
産卵、繁殖にはすごく体力を使うので、ヒョウモントカゲモドキの健康状態が良くない場合には繁殖を見送るようにしましょう。
体調が整ったらクーリングの準備をしよう
ヒョウモントカゲモドキは冬を越して春になってから繁殖をする習慣があります。なので繁殖に挑戦する場合はクーリングをする必要があります。クーリングをしないでも交尾をすることがあるので、まずはクーリングをしないで、ペアで飼育してみるのがいいと思います。
ペアで飼育しても交尾をしない場合はクーリングをするようにしましょう。
日本の気候上ヒョウモントカゲモドキのクーリングが行えるのは冬場になります。エアコンなどを使って室温を管理すればできないこともないですが、1ヶ月室温を20度以下にするためには電気代もたくさんかかってしまうので、クーリングは基本冬場になります。
クーリングが行える季節までに、ちゃんと餌を与えて脂肪を蓄えさせる必要があるので、ヒョウモントカゲモドキを繁殖さるには計画を立てておきましょう。
クーリングの季節までにヒョウモントカゲモドキの体調が整わない場合には、クーリングは見送ってヒョウモントカゲモドキの飼育に専念するようにしましょう。
クーリングのやり方
クーリングをする場合は1週間ほど餌を与えるのをやめます。1週間ぐらい餌を抜いて最後に食べた餌が消化さえてフンをしたことを確認したら、室温を1日に1度ずつぐらい下げて行って、最終的に18度ぐらいになるようにしてください。急激に温度が下がると体調を崩してしまうので気をつけてください。
室温を18度前後にしたら、そのままの状態で1ヶ月飼育してください。この時も餌を与えずに水だけを与えて飼育します。ヒョウモントカゲモドキは尻尾に脂肪を蓄えているので、クーリングの前にしっかりと餌を与えて、脂肪を蓄えさせておけば、2ヶ月程度であれば餌を食べなくても問題ありません。
2ヶ月ほど低温で飼育したらまた、1日に1度前後温度をあげながら徐々に飼育温度をあげて行って、元の温度まであげてください。
クーリングをしたらあとはペアで飼育することで交尾を始めます。一緒の飼育ケージで飼育すると早ければ数時間で交尾を始めます。すぐにオスがメスに反応しなくても2〜3日ぐらいは用意を見るようにしましょう。だいたい2〜3日もすれば交尾が始まります。
オスは尻尾を震わせてメスにアプローチします。威嚇のようにも見えますが、喧嘩をすることは少ないのでそれほど心配することはありません。メスは尻尾を持ち上げてオスを受け入れます。
ヒョウモントカゲモドキはハーレムを作って繁殖をするので、オス1匹に対してメスを2〜3匹程度を一緒に飼育したほうが交尾をする確率が高いです。モルフなどのパターンを気にしない場合はハーレムで繁殖に挑戦してみるのがいいと思います。
ペアリング
オスとメスを同居させることをペアリングと言います。クーリングが終わったらオスとメスをお案じケージで飼育して交尾させましょう。
ヒョウモントカゲモドキは冬を体感して、春を感じると次の冬までに繁殖して子供を育てないといけないので、繁殖のスイッチが入ります。その状態で一緒のケージで飼育していると交尾をh時メルことがあります。
オスは発情すると尻尾を震わせてメスに近づきます。この時に音を立てることもあります。メスが受け入れる準備ができていると尻尾を持ち上げてオスを受け入れます。
一緒のケージで飼育すると数時間で交尾をすることもありますが、オスがメスにはんおうしないこともあります。ただ、そのまま2〜3日ほど同じケージで飼育していると交尾をしてくれます。
野生化では1匹のオスに対して数匹のメスで群れを作り、ハーレム状態で繁殖行動をします。なので、メスを複数匹とオス1匹を同じケージで飼育して繁殖させることもできます。
もし交尾をしない場合や喧嘩をしてしまう場合はケージから取り出して単独で飼育して、またの機会に繁殖に挑戦するようにしましょう。
交尾後の飼育について
交尾が終わってもオスは繁殖期間が続きます。なので、同じケージで飼育しているとメスに負担がかかってしまうので、交尾が終わったらオスとメスは別々のケージで飼育するようにしましょう。
交尾が終わると飯は餌をよく食べるようになります。卵や子供を作るためにも高い栄養価が必要なので、カルシウム材をてんかしてしっかりと餌を与えるようにしましょう。
抱卵について
交尾が終わって10日もするとメスのお腹に卵を見つけることができます。卵を持っている状態を抱卵と言います。ヒョウモントカゲモドキは1回に2個の卵を生むので、お腹の左右に一つずつ卵を持っています。
抱卵の期間は個体によって違いますが早いものでは2週間ほどで散乱します。遅いものだと2ヶ月ぐらい抱卵したままのこともあります。たまに卵がお腹の中で詰まってしまうこともあります。
何ヶ月も産卵をしないようであれば獣医さんに見てもらうようにしましょう。
産卵床を準備しよう
抱卵を確認できたら産卵床を準備しましょう。産卵床はヒョウモントカゲモドキの体がすっぽりと入るぐらいの大きさのタッパーなどに、バーミキュライトやヤシガラ土などを敷いてください。
床材は握っても水がにじまない程度に湿らせておきましょう。
産卵床を気に入ってくれればヒョウモントカゲモドキは産卵床に穴を掘ってそこに産卵します。
ただ、産卵床が気に入らないとその辺に産卵してしまうことがあります。その辺に産卵してしまっても乾燥する前に産卵床に戻してあげれば問題なく吹かさせることができます。
また、水入れに産卵してしまうこともあります。水入れに産卵してしまうと卵は呼吸することができないので、そのまま死んでしまうことが多いです。
なので、産卵が近くなってきたら水入れはケージから取り出して、毎日霧吹きをして水が飲めるようにしておきましょう。
産卵が近くなると飯は餌を食べなくなります。お腹が大きくなって餌を食べないようであれば産卵が近いので、それまでにはちゃんと産卵床を用意しましょう。
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ヒョウモントカゲモドキの孵化について
ヒョウモントカゲモドキの卵は一度胚ができてから卵の向きが変わると孵化しなくなってしまいます。なので、そのままケージ内に卵を入れているとメスが卵を転がしてしまい孵化しないことが多いです。
なので、産卵床に卵を見つけたら、卵の上下が変わらないように丈夫にマジックで印をつけてなるべく早く取り出してください。
その後25〜30度前後の環境で、湿度が下がらないように80〜90%ぐらいの湿度を保つことで孵化させることができます。
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