ヒョウモントカゲモドキの雌雄(オスメス)を判断する方法を紹介!!

ヒョウモントカゲモドキの雌雄(オスメス)を判断する方法を紹介!! 

ヒョウモントカゲモドキ

ヒョウモントカゲモドキを繁殖させようと思ったら雌雄の判別は欠かせません。成熟したヒョウモントカゲモドキであればオスメスは簡単に見分けることができます。今回の記事ではヒョウモントカゲモドキの雌雄判断する方法を紹介します。

ヒョウモントカゲモドキを繁殖させようと思ったらどちらが雌でどちらが雄かを判断できるようにならなければいけません。成熟しているヒョウモントカゲモドキであれば雌雄の判断はそれほど難しくありません。どちらが雌でどちらが雄かを知っておけば誰でも簡単に雄と雌を判別することができます。

コーンスネークなどヘビの性別を判断する場合は、専用の器具を使ったり、指でヘミペニスを押し出して性別を判断する必要があります。この時に怪我をさせてしまうことがあります。ヒョウモントカゲモドキの場合は見るだけで性別を判断することができるので、怪我をさせることもありません。

今回の記事では、ヒョウモントカゲモドキの雌雄判断する方法を紹介するので、ヒョウモントカゲモドキを繁殖させたいと思う人はぜひ読んでみてください。

繁殖方法についてはこちらの記事で詳しく紹介しているので、そちらも読んでみてください。レオパの繁殖について!!ヒョウモントカゲモドキの繁殖方法と手順、注意点を紹介!!

レオパのオスメスを見分ける方法

 

レオパオスメス

ヒョウモントカゲモドキのオスとメスを見分けるのは排泄孔の形とクロアカルサックと呼ばれるヘミペニスを収納している部分の形を見て判断することができます。

ヒョウモントカゲモドキは生後1〜2年ほどで性成熟します。繁殖が可能になるサイズはオスの場合は体重50gほどメスの場合は45gほどです。そのぐらいのサイズにならないとオスとメスを判断するのは難しいので、繁殖させる場合は性成熟した個体を購入するのがおすすめです。

排泄孔やクロアカルサックと言われてもわからないと思うので、ヒョウモントカゲモドキのオスとメスの判断方法について紹介します。

尻尾の付け根をみて判断する方法

 

ヒョウモントカゲモドキの雌雄を判断する方法で1番簡単な方法は尻尾の付け根をみて判断する方法です。

ヒョウモントカゲモドキの雄には、尻尾と後ろ足の付け根にクロアカルサックと呼ばれる丸い膨らみが二つ付いています。クロアカルサックとはヘミペニスを収納している部分でオスにしかありません。

普通に体を裏返して見てみてもわからない場合は、尻尾を軽く持ち上げて確認してみるとわかりやすいです。

雄は雌に比べてボコっとでるので、見比べることができればヒョウモントカゲモドキを飼ったことない人でも簡単に見分けることができます。お店でヒョウモントカゲモドキを購入するときに触って確認することが出来ない場合は、横からみても尻尾の付け根の2つの膨らみを確認するようにしましょう。

お店で購入する場合は店員さんに雌が欲しいとか雄が欲しいとかペアで欲しいとかって言えば選んでくれると思います。自分で選ぶのに不安がある場合は店員さんに任せてしまう方がいいと思います。

後ろ足の付け根の間を確認する

尻尾の付け根のシコリだけだとちょっとわからないって場合は後ろ足の付け根の間にあるトゲトゲした鱗を確認してください。

オスには前腔孔(ぜんこうこう)と呼ばれる鱗がついています。オスには画像の様なV字型の鱗がついています。メスは尻尾の付け根にシコリもなく、後ろ足の付け根の間の鱗も変化がなくツルッとしています。

尻尾の付け根のシコリだけだとちょっとわからないって人でも、後ろ足の付け根の間にある鱗を見ればわかると思います。

ヒョウモントカゲモドキの雌雄の判断に自信がない人でもこの2つを確認することができれば、安心して購入することができると思います。

ヒョウモントカゲモドキがベビーの場合はヘミペニスが発達していないので、2つのシコリがわかりづらいです。なので、性成熟していない個体の性別を判断する場合は、鱗の形も良く確認するようにしましょう。

レオパは性別を指定して購入できる?

ペットショップでは生後2〜3ヶ月ほどのレオパが販売されていることが多いです。生後2〜3ヶ月のレオパはオスメスの判断が難しいのでオスメスを選んで購入するのは難しいです。

どうしてもオスメスを選んで購入したい場合は性成熟した個体を購入するか爬虫類専門店で相談して見るのがおすすめです。

爬虫類の販売イベントでは性別を公表して販売されていることも多いので、繁殖を目指す場合は積極的にイベントに参加するのが良いと思います。

レオパのオスメスの産み分けについて

レオパベビー

ヒョウモントカゲモドキは孵化時の温度によってオスとメスの産み分けができます。

卵を管理する際に28度以下だとほとんどがメス、31度前後だとオスとメスが半分ずつ、32度だとほとんどがオスになります。ヒョウモントカゲモドキはハーレムを作って繁殖をするのでメスが多い方が子孫を残しやすいので、普通に繁殖するとメスの割合が多くなります。

なので、ペットショップではメスのヒョウモントカゲモドキの方が多く販売されています。

ヒョウモントカゲモドキの寿命や飼育方法はこちらの記事で、ヒョウモントカゲモドキを飼おう!平均寿命と飼育方法などを紹介!!で紹介しているので、こちらの記事も読んでみてください。

ヒョウモントカゲモドキの繁殖方法はこちらの記事でも紹介しているので読んでみてください。

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