アマガエルを繁殖させよう!!アマガエルの繁殖方法を紹介!!

アマガエルを繁殖させよう!!アマガエルの繁殖方法を紹介!!アマガエル

アマガエルは日本に生息しているカエルで、ペットとして飼育されることも多い種類です。アマガエルは餌を用意できれば飼育も簡単で、繁殖させることもできます。今回の記事では、アマガエルの繁殖方法について紹介します。

アマガエルは身近な種類で都内などでも見かけることができて、簡単に捕まえることもできます。身近なカエルなので、ペットとして飼育されることが多く、飼育も簡単なので、飼ってみたい方も多いと思います。

飼育も簡単な種類で、カエルの飼育に慣れている方であれば問題なく飼育することができます。繁殖も狙える種類なので、アマガエルを飼育する方は、ぜひ繁殖にも挑戦してみてください。

今回の記事ではアマガエルの繁殖方法について紹介するので、アマガエルを繁殖させてみようと思う方はぜひ読んでみてください。アマガエルの飼育方法について!アマガエルの飼育環境や餌を紹介!!

アマガエルについて

爬虫類や両生類が苦手な型でもアマガエルは平気って方も多いと思います。

アマガエルはカエルの中でも小さくて可愛らしいので、キャラクターのモデルやグッズになっていることも多く、とても身近な生物です。

アマガエルは地球上に約700種ほどがいて、日本にはニホンアマガエルの1種類が生息しています。アマガエルは樹上性で、水田などの水辺周辺の草や葉っぱの上などにいることが多いです。

緑色のイメージの強いカエルですが、周辺の色に合わせて体色が変化します。草地にいるアマガエルは緑色ですが、枯葉や土の多い場所に生息しているアマガエルは茶色になります。

アマガエルのオスは大きな鳴嚢を持っていて、この鳴嚢を使って大きな声で鳴きます。雨の前後になるとオスが鳴くので、アマガエルという名前がついたと言われています。

アマガエルの繁殖時期

アマガエル

野生のアマガエルは冬になると地中に潜って冬眠します。3月ぐらいになって暖かくなってくると冬眠から目覚めて4月ぐらいから繁殖期に入ります。

繁殖期になるとオスは喉になる鳴嚢と呼ばれる袋を使って大合唱をします。交尾が上手くいくと4月の中旬ぐらいから、5月の中旬ぐらいに産卵をします。繁殖期が長く、4〜8月ごろと長い期間にわたって産卵が行われます。

水質の条件があっていて、適温で管理をすれば卵は1週間ぐらいで孵化をします。水温が高いほうが早く孵化をします。水温が高いと3日ぐらいで孵化してしまうので、毎日卵を確認するようにしましょう。ペアで飼育していると4〜5月ぐらいに交尾をして産卵することがあります。

アマガエルのオスメスの見分け方

繁殖期にならないとわかりづらいですが、アマガエルのオスは小型で体も細いです。それに比べてメスは体が大きく、下半身が膨らんでいるのが特徴です。上から見るとメスは下半身がふっくらしています。

また、オスには鳴嚢があるので、下顎を見ると黒ずんでいて、シワがよっています。カエルのオスには前足にいぼ状の突起があります。アマガエルにもありますが、あまり目立たないのでわかりずらいと思います。なので、鳴囊と体のサイズをみてオスとメスを見分けるのがオススメです。

アマガエルの産卵について

野生のアマガエルは気温の変化や天候の変化を読んで産卵をします。

野生のアマガエルは雨になって水たまりができたり、繁殖に適した環境になると一生懸命鳴きます。野生のアマガエルは池や田んぼに産卵するこが多いですが、雨が降った後に水たまりに産卵することもまります。

アマガエルは数十回〜数百回に分けて少しずつ卵を水面に産みます。産んだ卵はバラバラになり、水底に沈んでいくので野生のニホンアマガエルの卵を見つけるのは難しいです。

アマガエルの飼育に必要な設備

アマガエルを飼育する場合に必要な設備を紹介します。

飼育ケージ

アマガエルはプラケースで飼育することができます。

樹上性のカエルなので、飼育する際は高さのある飼育ケージを用意してください。体長が小さいカエルなので、高さは30cmほどあれば十分です。

アマガエルを飼育する場合はフタが必須です。プラケースにフタがついていますが、アマガエルを飼育する場合はフタについている窓部分が上下に開け閉めすることができるタイプのものがオススメです。

窓がスライド式のものだと、隙間にアマガエルが入り込んでしまい、窓を開けることができなくなってしまいます。

床材

床材はなるべくメンテナンスしやすいものがオススメです。ウールマットやキッチンペーパーはメンテナンスが楽なのでオススメです。

他には赤土や腐葉土、ソイルなどを使用することができます。綺麗なレイアウトで飼育したい場合はそういったものを使用するのがオススメです。

観葉植物

アマガエルを飼育する場合は観葉植物を設置するのがオススメです。樹上性のカエルで、草や葉っぱにくっ付いていることが多いので、観葉植物を設置すると葉の上に乗っている可愛らしい姿を見ることができます。

観葉植物は弱い光でも育てることができる丈夫なものを選ぶようにしましょう。

ライト

飼育に関してはライトは必要ありませんが、観葉植物を設置する場合は観葉植物の育成のためにライトを設置しておきましょう。

アマガエルの繁殖方法

アマガエル

アマガエルはペアで飼育していれば勝手に繁殖することがあります。

確実に繁殖させたい場合は大きな水槽で3〜5ペアぐらいで飼育しましょう。飼育する個体が多くなると飼育ケース内も汚れやすくなります。

飼育ケースが小さいとその分汚れやすいので、大きめのケースで飼育してください。ケース内には水を入れたタッパーを設置して、中に足場になる流木や石などを入れておきましょう。

産卵すると水を張ったタッパーの中に2〜3個ほどが繋がった卵を見つけることができます。卵を見つけたらプラケースや水槽に移して飼育するようにしましょう。

1度産卵したアマガエルは2ヶ月ほどするとまた産卵をします。

タッパーの水はフンやオシッコなどで汚れやすいです。設置している水の量に対して、飼育している個体数が多ければその分すぐに汚れてしまいます。飼育する個体数が多い場合は水場はなるべく大きくして、水量を多くとってください。

水量が多い方が水は汚れずらくなります。水は2日に1回ほどは交換するようにして、常に清潔にしておきましょう。

おたまじゃくしの飼育方法

アマガエルが産卵したら、卵を別の水槽に移すようにしましょう。おたまじゃくしはプラケースや小型の水槽で飼育することができます。プラケースや水槽に5〜10cmほどカルキを抜いた水を入れて飼育してください。

おたまじゃくしは雑食性ですが植物性が強いです。ゆでた野菜の切れ端や金魚用の餌などを食べます。他にもパンの切れ端やお米なんかも食べます。

食べ残しがあると水が汚れてしまうので、餌は食べ残しが出ないようにして、食べ残しがあった場合はスポイトなどで吸い取るようにして、水質が悪化しないようにしましょう。

おたまじゃくしを飼育していると水質が悪化しやすいので、水槽の水は3日に1回、半分ぐらいの量を交換するようにしましょう。

おたまじゃくしは成長すると手足が伸びてきて体色が緑色に変化してきます。手足が生えてカエルに近づいてくると肉食性が強くなって、食べる餌が変わってきます。

カエルに近づいてきたらコオロギなどの昆虫を与えるようにしましょう。餌にはビタミン剤やカルシウム剤をまぶして、から与えるようにしましましょう。

餌のサイズはカエルの頭の半分ぐらいのサイズのものを与えてください。餌は飼育ケージの中にそのまま入れておくか、ピンセットを使ってカエルの顔の前まで持って行って、軽く振って与えるようにしてください。また、足が生えてくると陸地に移動するようになるので、流木や石などを水槽内に入れてあげるようにしましょう。おたまじゃくしは何を食べる?おたまじゃくしの飼育にオススメの餌を紹介!!

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