フトアゴヒゲトカゲの餌にオススメの野菜と与えてはいけない野菜について紹介!!
フトアゴヒゲトカゲはベビーの頃は昆虫食性が強いですが、成長するにつれて野菜を食べるようになります。一言に野菜といっても食べる種類は様々です。今回の記事ではフトアゴヒゲトカゲが食べる野菜について紹介します。
ペットを飼育する上で餌はとても重要です。食べることで体を作るために必要な栄養を取り入れます。健康的に育てるために餌はとても重要なので、ちゃんとフトアゴヒゲトカゲの健康を考えて餌を与える必要があります。
餌の与え方や与える餌によっては病気や肥満などの原因になることがあります。フトアゴヒゲトカゲは飼育が簡単なトカゲですが、与える餌にも注意が必要です。
今回の記事ではフトアゴヒゲトカゲの餌について紹介するので、フトアゴヒゲトカゲを飼育している方はぜひ読んでみてください。
トカゲの餌について!!餌の種類やオススメの餌、餌の与え方について紹介!!
フトアゴヒゲトカゲが食べちゃいけない野菜
まず最初にフトアゴヒゲトカゲが食べてはいけない野菜を紹介します。
玉ねぎ・ネギ・ニンニク
フトアゴヒゲトカゲだけでなく、犬や猫、鳥などにも玉ねぎやネギ、ニンニクは与えてはいけません。
玉ねぎをたくさん食べるとフトアゴヒゲトカゲは玉ねぎ中毒になってしまいます。玉ねぎをたくさん食べるとヘモグロビンが酸化してしまい溶血性貧血というものを起こします。
人間が食べると血液をサラサラにしてくれる玉ねぎもフトアゴが食べると貧血を起こしてしまうので注意してください。
ほうれん草
ほうれん草もフトアゴには与えない方がいい野菜です。
ほうれん草にはシュウ酸とい成分が多く含まれています。シュウ酸はカルシウムの吸収を阻害すると言われていて、与えすぎるとカルシウムをちゃんと吸収することができずにくる病になってしまう可能性があります。
毒があるわけではないので、食べたからといってすぐに影響があるわけではありませんが、なるべく与えないようにするのがいいと思います。
葉野菜なので、与えても問題ないように思うかもしれませんが違う野菜を与えるようにしましょう。
キャベツ・ブロッコリー
キャベツとブロッコリーは与えすぎに注意してください。
キャベツとブロッコリーも毒がある訳ではなく、食べたからといってすぐにどうという訳ではありません。ただ、食べ過ぎてしまうと甲状腺腫を起こしてしまう場合があります。なので、避けておく方が無難です。
フトアゴヒゲトカゲにオススメの野菜
次はフトアゴヒゲトカゲを飼育する際にオススメの野菜を紹介します。
小松菜
小松菜はフトアゴヒゲトカゲを飼育している人のほとんどが与えている野菜です。
年間を通して購入することができ、値段も安いのでフトアゴヒゲトカゲの飼育にオススメです。小松菜をメインに、他の野菜を少量ずつ取り入れて与えるのがオススメです。
小松菜は家庭菜園でも作ることができるので自宅で栽培することもできます。
与える場合は葉の部分だけを食べやすいサイズに切って与えてください。茎の部分は人間が食べるか、コオロギなどの生き餌の餌にするのがいいと思います。
かぼちゃ
かぼちゃもよく食べられている野菜です。
生だと消化が悪いので、チンして一度冷ましてから与えるのがいいと思います。ただ、生でも問題なく食べることができるので、チンするのが面倒な場合は細かく切って与えてください。
餌に彩りがある方がよく食べるので、彩りとして少し入れておくのがいいと思います。かぼちゃはカロリーが高いので与えすぎに注意してください。
ニンジン
ニンジンもよく食べます。ただ、かぼちゃの方が好きな個体が多いです。
ニンジンも少し消化が悪いので、与える場合はチンするか細かく切って与えてください。
豆苗
豆苗もオススメです。
通年スーパーで売っていて、水の入った容器に豆苗を入れておけば豆苗を切った後も3回ぐらいであればまた生えてきます。経済的で扱いやすいのでオススメです。
オクラ
オクラは食物繊維が豊富で腸内環境を整えると言われています。
冷凍のオクラも売っているので、保存が楽で与えやすい餌です。オクラも好んで食べるので、少し与えるのがいいと思います。
野菜の与え方について
フトアゴヒゲトカゲは起きたらバスキングをして体を温めます。体を温めてから活動を始めるので、餌を与える前にバスキングライトをつけてバスキングができるようにしましょう。
フトアゴヒゲトカゲのバスキングが終わった頃合いを見て、細かく刻んだ野菜や人工フードを混ぜたものを餌皿に入れて与えてください。
ヤング個体を飼育していて、昆虫を与えている場合は野菜を食べてから昆虫を与えるようにすると人工フードや野菜をちゃんと食べてくれます。
野菜の量について
ベビーの頃は1度に約3餌を食べることができないので1日に3〜5回ほどに分けて餌を与えるようにてください。コオロギやレッドローチなどを食べるだけ与え、野菜は食べたいときに食べられるように少量餌皿に入れてケージ内に入れて起きましょう。
生後一年ほどしたら1度に食べられる餌の量も増えるので、1日に2回ほど餌を与えるようにしましょう。この頃から野菜の量を増やしてください。様子を見ながら野菜が少し残る程度に与えるようにしましょう。
生後2年ほどして体長が35cmほどまで成長したら、餌の回数は1日に1回か2日に1回にしましょう。35cm以上に成長した個体に餌を与えすぎていると肥満になってしまいます。肥満は様々な病気の原因になるので、体重などを見ながら餌の量を調整するようにしましょう。
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