パンサーカメレオンを飼いたい!!パンサーカメレオンの飼育方法を紹介!!
パンサーカメレオンは見た目の美しいカメレオンで、カメレオンの中では飼育のしやすい種類なので、ペットとして人気があります。ゆっくりから体を揺らしている姿も可愛らしく、飼ってみたい方も多いと思います。今回の記事では、パンサーカメレオンの特徴を飼育方法を紹介します。
パンサーカメレオンは値段は高いですが、カメレオンの中では飼育が簡単な種類です。今までカメレオンを飼ったことがない人でも、ちゃんと飼育設備を整えれば簡単に飼育することができます。
見た目も可愛く愛嬌もあるのでカメレオンの中ではとても人気の高い種類です。体長もそこまで大きくならないので、飼育がしやすいです。
今回の記事ではパンサーカメレオンの特徴と飼育方法を紹介するのでパンサーカメレオンを飼ってみたいと思う人はぜひ読んでみてください。
ペットにオススメのカメレオンは、下記の記事で紹介しているのでそちらも読んでみてください。
カメレオンの飼育方法とペットにオススメのカメレオンを紹介!!
それではパンサーカメレオンの特徴と飼育方法を紹介します。
パンサーカメレオンの特徴
パンサーカメレオンはマダガスカル島に生息しているカメレオンです。
熱帯雨林に生息しているカメレオンで、地上に降りることはほとんどなく、ほとんどの時間を樹上で生活しています。
パンサーカメレオンには色々な種類が居ます。生息する場所によって体の色が違います。またパンサーカメレオンは体の色によって種類が変わります。
体の色が青いシノベや赤いバンド模様のアンバンジャ、赤い色に変化するピンクパンサーなどたくさんの種類がいます。
どの色も鮮やかで見た目がとても美しいのがパンサーカメレオンの特徴です。色々な見た目のパンサーカメレオンがいるので、ペットショップで見てみれば自分が気に入った個体を見つけることができると思います。
体長について
体長は40〜50センチぐらいまでしか成長しないので、60センチの飼育ケージで飼育することができます。メスの場合は30センチぐらいまでしか成長しないので、もっと小さい飼育ケージで飼育することができます。
寿命について
寿命は8年ほどと言われています。ただ、飼育下では5年ほどになることが多いので、飼育する際はしっかりと飼育環境を整えるようにしましょう。
販売価格について
パンサーカメレオンの販売価格は3〜6万円ほどです。
繁殖が比較的簡単な種類なので、繁殖個体が販売されています。爬虫類は対面販売が義務づけられているので、ネット通販で購入することはできません。
パンサーカメレオンを購入する場合は爬虫類専門店で購入するか、爬虫類の販売イベントで購入する必要があります。
パンサーカメレオンの飼育に必要なもの
飼育ケージ
パンサーカメレオンは樹上で生活するので、飼育ケージは高さのあるものが必要になります。
ケージは幅60cm高さ60cmほどのものを選ぶのがいいと思います。カメレオンは上から覗かれるとストレスになってしまいます。飼育ケージを設置する際は水槽台などを設置して、なるべく人の視線よりも上になるようにしましょう。
バスキングライト
パンサーカメレオンは昼行性なので、バスキングライトが必要になります。
バスキングライトを設置してホットスポットは30〜35度前後になるようにしましょう。常に光が当たっていると落ち着くことができないので、観葉植物などで日陰を作るようにしましょう。
紫外線ライト
バスキングライトの他に紫外線ライトも必要になります。
紫外線を浴びることで体内でビタミンDを作り出します。ビタミンDはカルシウムを吸収するために必要な栄養素で、ビタミンDが不足するとくる病という病気になってしまうので、気をつけてください。
床材
パンサーカメレオンは湿度の高い環境を好むので、床材はヤシガラマットやウッドチップなどの保湿性の高いものがオススメです。
水入れ
パンサーカメレオンなどのカメレオンは溜まっている水は飲みません。
水を飲んでもらうためにはエアレーションで飲み水に動きをつけるか、水滴を垂らしてくれるドリップ式の水入れを使用する必要があります。ドリップ式の方が使いやすいくてオススメです。
水不足になると目がくぼんだり、舌先の粘着力が弱くなってしまいます。脱水症状になっている場合は口を開けてスポイトなどで直接水を飲ませる必要があります。
パンサーカメレオンの飼育方法
レイアウトについて
パンサーカメレオンに限らずカメレオンは木などに登る生き物なので、高さのある飼育ケージを用意して、流木や枝などを用意して、立体的に移動できるようにしてあげましょう。
流木や枝以外にも観葉植物を用意して、日陰を作ってあげたりすると暑い時は日陰で休んだりすることができるのでオススメです。
温度と湿度について
室温は26〜28度の間で安定させてください。また飼育ケージの1部はスポットライトを使って32〜35度の間で安定させてください。
湿度は50〜70%になるように毎日朝と夜に霧吹きをして湿度が下がらないようにしましょう。ただ、蒸れには弱いので、ケージないが蒸れないように注意してください。
飲み水について
他には給水器を設置するのがいいと思います。水入れにエアーホースを入れて揺らす方法でも水を飲むこともありますが給水器を使った方が簡単だと思います。
カメレオンは動いているものしか口にしないので、水飲み場を用意しておくだけでは水を飲んでくれません。カメレオンが脱水症状になりやすので、ちゃんと給水器を用意してしっかり水分補給できるようにしましょう。
パンサーカメレオンの餌について
餌はコオロギやレッドローチなどの昆虫がメインになります。
慣れてくればピンセットから餌を食べますが慣れるまでは飼育ケージに食べる分だけコオロギを入れて残ったものは飼育ケージから出すようにしましょう。ミルワームも食べることができますが、ミルワームは脂肪分が多いので、与えるならおやつ程度に与えるようにしましょう。
カルシウムが不足してしまうとクル病になってしまうので、餌を与えるときはカルシウム剤をまぶしてあげるようにしましょう。
カメレオンは手足が細いので、クル病になると手足の骨が折れてしまうので注意してください。
餌の量は大人であれば3日に1回10匹程度、ベビーの場合は毎日食べるだけ与えるようにしましょう。
飼育が簡単なカメレオンの種類についてはこちらの記事で紹介しているので、こちらの記事も読んでみてください。
爬虫類の飼育に必要な設備についてはこちらの記事で紹介しているので、爬虫類の飼育を考えている方は読んでみてください。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません