フクロモモンガってどうやって飼うの?フクロモモンガの特長と飼育方法を紹介!!
フクロモモンガも、ハリネズミと並んで人気の高い種類の動物です。見た目も可愛いので飼ってみたいと思う人も多いと思います。今回の紹介では、フクロモモンガの特徴と飼育方法を紹介します。
フクロモモンガは昆虫を食べるので、爬虫類を飼っている人も飼いやすいと思います。
飼育もそれほど難しくなく、室温の管理さえキッチリしていれば病気になったりすることもありません。
今回の記事では、フクロモモンガの特徴と飼育方法を紹介するので、フクロモモンガを飼ってみたいと思う人はぜひ読んでみてください。
それではフクロモモンガの特徴と飼育方法を紹介します。
1、フクロモモンガの特徴
フクロモモンガはオーストラリア大陸のニューギニア諸島に生息する動物です。
亜熱帯地域に生息しているので、寒さには弱いので日本で飼育する場合には保温器具を使って室温を管理する必要があります。
体調は尻尾の先から鼻の先までで25センチぐらいまで成長します。オスに比べてメスの方が少し体が小さいので小さめがいい人はメスのフクロモモンガを飼うのがいいでしょう。
フクロモモンガが生後半年ぐらいから体からフェロモンを出すようになります。このフェロモンには匂いがあります。
臭いのが嫌な人はメスのフクロモモンガを飼いましょう。オスよりもメスの方がフェロモンの匂いがキツくないと言われています。ただ、メスも胸と肛門からフェロモンを出すので匂いはします。
フクロモモンガは自分の匂いで縄張りを示します。オシッコをして匂いをつけるので、ケージ内で飼育していてもケージの外にまでオシッコを飛ばします。
ケージから出すといたるところにオシッコをして匂いをつけるので、フクロモモンガを飼育する場合はケージを置く周りには物がないようにして掃除がしやすいようにしておくのがいいでしょう。
フクロモモンガは人にあまり慣れないと言われていますがベビーの頃から飼育をすることで人に慣れさせることが出来ます。
大人になってしまうと人に慣れるのが難しくなるので人に慣れさせたい場合はベビーの頃から飼育を始めましょう。
フクロモモンガはもともと集団で行動する動物なので絆を大切にする動物です。ベビーの頃から飼い主の匂いに慣れさせながら飼育することで人に慣れるようになります。
フクロモモンガは匂いで人を見分けることができるので、ちゃんと飼い主を見分けることも出来ます。
飼い主匂いを覚えさせるのがいいのでミルクをあげるときは飼い主の匂いのついたポーチに入れて、ミルクをあげてください。
飼育ケージのなかに飼い主の匂いのついたものを置いておくのもいいでしょう。
2、フクロモモンガの飼育方法
フクロモモンガはそれほど飼育はたいへんじゃありません。
飼育環境さえしっかり整えてあげれば、そう簡単に病気になったりすることもないので、今まで生き物を飼ったことない人でも飼いやすいと思います。
先ほども書きましたが、フクロモモンガはフェロモンをだすので少し臭いので飼育ケージの掃除や飼育ケージの周りの掃除が面倒ですが、飼育は簡単です。
フクロモモンガを飼育する場合は
飼育ケージ
保温器具
隠れ家
餌置き場
給水ボトル
鳥用のおもちゃ
が最低限必要になります。
フクロモモンガを飼育する場合は横長の飼育ケージよりも縦長のものを選びましょう。
野生のフクロモモンガは木などに登って
生活する動物なので、横長のケージだと運動不足になってしまいます。
飼育ケージは大きいほうが運動不足になりづらいので大きめの物がいいのです。鳥用の飼育ケージなら高さがあるのでフクロモモンガの飼育にはオススメです。
飼育ケージ内にはフクロモモンガが遊べるように木などを設置してあげてください。ペットショップに行けば鳥用のおもちゃが売っているので鳥用のおもちゃを設置するのもいいでしょう。
隠れ家はハムスターなどの小動物用の物でもいいですが、フクロモモンガ用のポーチも売っています。
フクロモモンガ用のポーチのほうが人に慣れさせるときにも使えるので、隠れ家を購入するならポーチの方がいいでしょう。
フクロモモンガは気温の変化に弱い生き物です。
暑すぎたり寒すぎたりすると冬眠してしまいます。フクロモモンガを飼育する場合はちゃんと保温器具を設置して室温が下がりすぎないように注意しましょう。
フクロモモンガは室温が20度を下回ると冬眠して30度を超えると夏眠してしまいます。
冬場に室温が下がりすぎないように注意するのは当たり前ですが、夏場も室温が上がりすぎないように注意してください。
エアコンを使って室内の温度を管理する場合は、エアコンの風がフクロモモンガに直接当たらないように注意してください。
直射日光が当たるのもよりません。飼育ケージを設置する場所は直射日光が当たらず室温の変化が少ない場所にしましょう。
鳥用の飼育ケージは通気性がいいので保温器具をつかっていても室温が下がってしまうことがあるので注意してください。
保温器具は電気代も安いし使いやすいので暖突がオススメです。
餌はフェレット用のフードかドッグフードがいいでしょう。どちらもローカロリーの物を選ぶよにしてください。
普通のものではフクロモモンガにとってはカロリーが高すぎるので肥満になってしまいます。
ドッグフードなら肥満の犬用のカロリーが少ないものを選び、フェレット用のフードなら総合栄養食を選びましょう。
少し値段は高いですがフクロモモンガ用のフードも売っているので値段を気にしない人はフクロモモンガ用のフードを選んでください。
人工餌以外にも野菜や果物や昆虫などを食べます。果物は糖分が多いので与えすぎると肥満になってしまうので注意が必要です。
フクロモモンガは偏食なので気に入った餌だけを食べることがあります。好みは個体によって違いますがミルワームなどの昆虫を食べて気に入ってしまうと人工餌を食べなくなることがあるので注意してください。
爬虫類の飼育に必要な設備についてはこちらの記事で紹介しているので、爬虫類の飼育を考えている方は読んでみてください。
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