ヘビを飼育するときの注意点について!
最近はヘビの人気も高く、ヘビを飼ってみようと思う人も多いと思います。でも、ヘビを飼育する場合は気をつけなければいけないことがあります。今回の記事では、ヘビを飼育するときに気をつけてほしいことを紹介します。
最近では爬虫類をペットとして飼育する人がおおく、ヘビを飼ってみたいと思う人も増えてきました。
ヘビは鳴かないし匂いも少ないのでとても飼いやすい生き物です。ヘビの種類によっては飼育も簡単なので今まで爬虫類を飼ったことがない人でも飼育がしやすいと思います。
ただ、飼育が簡単だといってもきおつけなければいことがあります。今回の記事ではヘビを飼育するとき気をつけなければいけないことを紹介するのでヘビを買ってみたいと思う人はぜひ読んでみてください。
それでは、ヘビを飼育するときに気をつけて欲しいことを紹介します。
人には慣れるけど懐かない
ヘビにはおとなしい種類もいて滅多に噛んだりすることはありませんが、決して人には懐きません。
人に慣れさせることでスキンシップを楽しむことはできますが決して懐くことはないのでスキンシップをしすぎると噛まれてしまうことがあります。
例えば手をヘビの顔の前で揺らしたりしていると餌と間違えて噛み付いてしまいます。ヘビのサイズにもよりますが、餌と間違われて噛まれてしまうと結構深くまで噛まれてしまいます。
ヘビを離すのも大変だし、最悪ヘビを傷つけてしまうことがあるので、スキンシップをするときはヘビの生態をよく理解するようにしましょう。
また、スキンシップのしすぎは蛇にとってストレスになってしまう場合があります。ストレスを感じると餌の食いが悪くなってしまうことがあるので注意しましょう。
餌を食べた後にスキンシップをして腹部を刺激してしまうと食べた餌を吐いてしまうことがあるので餌を食べた後はスキンシップはしないようにしましょう。
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脱走しないように注意
ヘビは鳴いたりしないのでアパートなどでも飼育することが出来るので手軽なペットではありますが脱走には気をつけなければいけません。
ヘビは脱走が上手い生き物で、特に季節の変わり目の空気が変わったときに脱走しようとすることが多いです。
空気の入れ替えに窓を開けていたらその隙間から外に出てしまったりします。室内で脱走するだけなら問題ないのですが外に出てしまったら大変です。
ヘビは空気の流れを感じて外に出る隙間を見つけることができるので、家の窓が少し空いていたらそこから外に出てしまいます。季節の変わり目は蛇が脱走しやすい季節になるので十分に注意してください。
飼いきれなくなったからって捨てない
飼いきれなくなったからと言ってペットを捨ててしまう人がいますが、ペットを捨てるのはやめましょう。
蛇を捨てれば、近隣住民の迷惑にもなるし自然界で繁殖して生態系を壊してしまうことがあります。蛇が大きくなりすぎて飼いきれなくなってしまったら一度ペットショップに相談してみるのもいいかもしれません。
ペットショップに聞いてみれば引き取ってくれる場合もあります。すべてのペットショップが引き取ってくれるわけではありませんが引き取ってくれるペットショップもあるので、飼いきれなくなってしまったら捨てる前にまずは近くのペットショップ確認してみましょう。
単独で飼育する
蛇を飼育する際は1つの飼育ケージ1匹だけで飼育するようにしましょう。
同じケージで蛇を複数匹飼育していると喧嘩をしてしまうことがあります。繁殖を目指す場合は同じケージで蛇を飼育することもありますが、繁殖を目指さない場合は単独で飼育するようにしましょう。
餌をちゃんと解凍する
蛇を飼育する際は冷凍のマウスや、ウズラなどを与える必要があります。
冷凍されている餌なので、ちゃんと解凍してから与えるようにしましょう。餌がちゃんと中まで解凍できていないと消化不良になってしまうことがあるので注意してください。
餌は袋などに入れて、40度前後のお湯につけて解凍します。解凍できららシェルターの近くに置いておけば食べてくれます。もし食べてくれない場合は長めのピンセットでつまんで顔の前で揺らしてあげると食べてくれます。
餌の量について
ヘビは思っている以上に餌を食べません。
飼い始めはなかなか餌を食べてくれなくて心配になることもあると思いますが、もともと餌を食べる回数の少ない生き物なので、数週間餌を食べなくてもそこまで心配する必要はありません。
成体であれば2ヶ月ほど、50cmほどの個体であれば1ヶ月ほど餌を食べなくても平気です。また、脱皮前は餌を食べなくなるので、餌を食べなくてもそんなにすぐには心配しなくても大丈夫です。
餌の量は個体にもよりますが、50cmほどの個体であれば3日に1回ピンクマウスを1〜3匹ほど、1メートル以上の個体の場合は1週間に1回アダルトマウスを1匹程度与えるのがいいと思います。
あまり餌を食べすぎると吐き戻してしまうことがあります。吐き戻しは体力を消耗してしまうので、ヘビに餌を与える際は腹八分目ぐらいまでに抑えておきましょう。
ヘビを診察してくれる病院を探しておく
爬虫類を診察してくれる動物病院は少ないので、ヘビを飼育する場合はあらかじめヘビを診察してくれる動物病院を探しておきましょう。
近場にヘビを診察してくれる動物病院がないこともあるので、あらかじめ動物病院を調べて、ヘビを病院に持ち込める準備をしておきましょう。
爬虫類の飼育に必要な設備についてはこちらの記事で紹介しているので、爬虫類の飼育を考えている方は読んでみてください。
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