ミルワームを繁殖させよう!簡単なミルワームの繁殖方法を紹介
ミルワームは爬虫類に限らず鳥や熱帯魚の飼育に使われています。ミルワームを繁殖することができればエサ代は随分助かりますよね。今回の記事ではミルワームの繁殖方法を紹介します。
ミルワームは栄養も多く飼育も簡単なので、爬虫類だけでなく熱帯魚や鳥の餌としてよく使用されています。
ミルワームは意外に簡単に繁殖させることができます。ミルワームを繁殖させる設備もそんなに多くなく、お金もたいして掛かりません。
ヒョウモントカゲモドキを何匹も飼育している人や、たくさんの生き物を飼育している人は、ミルワームの繁殖に挑戦してみるのもいいと思います。
今回の記事ではミルワームの繁殖方法を紹介するので、ミルワームの繁殖に挑戦してみたい人はぜひ読んでみてください。
それではミルワームを繁殖させる方法を紹介します。
ミルワームとは
ミルワーみはペットの生き餌としてしようされる昆虫です。
成虫はチャイロコメノゴミムシダマシという昆虫です。ジャンボミルワームいう名前で販売されているものはミルワームとは種類が違い、ツヤケシオオゴミムシダマシの幼虫になります。
ミルワームもジャンボミルワームも同じ方法で繁殖させることができます。ジャンボミルワームは4cm程度まで成長するので、アロワナや大きめの爬虫類を飼育する場合はジャンボミルワームを使用するのがいいと思います。
ミルワームはペットの餌としてよく使われていて、販売しているお店も多いです。栄養価も高くカロリーも高いので使いやすい餌ですが、皮が厚いので消化があまり良くありません。
また、リンが非常に多いので爬虫類にミルワームを与える場合はカルシウム剤を添加してから与えるようにしましょう。
ミルワームを繁殖させるために必要なもの
プラケース
プラケースじゃなくても、タッパーなどのケースでも大丈夫です。飼育するミルワームの量に合わせてケースの大きさを調整してください。
5つの飼育ケースは『ミルワームの飼育用・ミルワームの蛹の飼育用・成虫の飼育用・生まれたばかりのミルワームの飼育用・エサ用のミルワームの飼育用』の5つ用意してください。
ミルワームの成長によってケース内を移動させてください。ミルワームは雑食の昆虫なので、蛹とミルワームを一緒に入れていると蛹が食べられてしまいます。なので、最低でも幼虫用、サナギ用、成虫用の3つの飼育ケースが必要です。
床材
飼育ケースを用意したら床材を用意しましょう。
床材はふすまがいいと思います。ふすまはミルワームのエサにもなります。ただ、ふすまだけでは栄誉が足りなく成長が遅くなってしまうので、パン粉や小松菜パウダーなどをブレンドしたもの飼育ケースに敷いてください。
ミルワームはなんでも食べるので、飼育ケースに野菜のクズなどをたまに入れてあげるのがオススメです。。エサが多い方が成長が早いので料理中にでた野菜のクズや果物の皮などあったら飼育ケースに入れてあげてください。
餌を与えすぎて残ってしまうと、そこからカビが生えてしまうので、もし食べ残しがあったら取り出すようにしてください。
ザル
ミルワームが大きくなってきたら蛹になっていないか毎日確認しましょう。ザルなどにミルワームを移してフスマを振るい落とすだけで簡単に確認することができます。あまり乱暴にやるとミルワームから汁が出てしまい、フスマが湿ってしまうので気をつけてください。
また、餌の食べ残しや脱皮したミルワームの皮などを取り除くためにザルが必要です。どんなものでもいいので手頃のサイズのザルを用意しておきましょう。
ミルワームの飼育環境
ミルワームを繁殖させる場合は室温25度前後で飼育してください。
室温が10度以下になると死んでしまうミルワームが出てくるので注意してください。室温が10度ぐらいだとミルワームの成長が止まってしまって繁殖しません。
ミルワームは室温25度前後で飼育して、成長過程によって飼育ケースを移動させて入れば、勝手に繁殖してくれます。
ミルワームが大きくなってきたら毎日蛹になっていないかチェックしてください。蛹をそのままにしているとミルワームが食べてしまいます。
蛹が成虫になったら成虫用の飼育ケースに移動させてください。成虫の飼育ケース内にも他の飼育ケース同様にブレンドのふすまを入れておきましょう。
1週間〜1ヶ月ぐらいするとミルワームの成虫は死んでしまいます。ミルワームの成虫が死んだらふすまの中を確認してみてください。ミルワームの赤ちゃんが見つかると思います。
ちゃんと成長過程によって飼育ケースを移動させていれば誰でも簡単にミルワームを繁殖させることができます。
爬虫類の飼育に必要な設備についてはこちらの記事で紹介しているので、爬虫類の飼育を考えている方は読んでみてください。
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