ミルワームの飼育方法とは?ミルワームの餌や飼育方法を紹介
ミルワームはヒョウモントカゲモドキなどの爬虫類を飼育するときに与えられるエサです。ミルワームはコオロギよりも入手が楽で、保存も楽なので爬虫類のエサにはおすすめです。今回の記事ではミルワームの飼育方法を紹介します。
ミルワームはペットショップなどで販売されているので、コオロギに比べて入手しやすいです。ヒョウモントカゲモドキのベビーの飼育にはコオロギよりもミルワームの方がいいと思います。
コオロギに比べて匂いもなくコバエも発生しないので、コオロギよりもミルワームの方が保存がしやすいと思います。
コオロギが鳴いてうるさいと思う人やコオロギの匂いやコバエが気になるって思う人はミルワームで飼育するのがいいと思います。
ミルワームはヒョウモントカゲモドキに限らず爬虫類や熱帯魚のエサとしてよく与えられています。ただ、コオロギなどに比べて皮が厚く消化が悪いので与えすぎると消化不良を起こしてしまうことがあります。また、脂肪分も多いので、ミルワームを与える場合は他の餌と組み合わせて、バランス良く与えるようにしましょう。
ミルワームの栄養価についてか他の記事で紹介しているので、そちらも読んでみてください。ミルワームの栄養価とミルワームを与えるときの注意点を紹介!!
今回の記事ではミルワームの飼育方法を紹介するので、ミルワームで爬虫類を飼育しようと思う人はぜひ読んでみてください。
それではミルワームの飼育方法を紹介します。
1、ミルワームの飼育環境
ミルワームを飼育するには、まずは飼育ケースが必要です。
飼育ケースはどんなものでも大丈夫なので、保存するミルワームの量と大きさに合わせて飼育ケースを用意してください。
ペットショップで販売されているミルワームは大体100匹入りのものです。それを保存するだけなら小さいプラケースで大丈夫です。
保存するワームの数が増えれば飼育ケースのサイズを大きくしてください。何キロを保存する場合は衣装ケースで保存するのがいいと思います。
背の低いタイプの衣装ケースなら場所もそれほど取らないし、ふすまも蒸れにくいのでおすすめです。
飼育ケースの他には床材が必要です。
床材はふすまか昆虫マットがおすすめです。床材をあまり厚めにひいてしまうと死んでしまうワームが増えてくるので、床材は設置するときの厚さはワームの背中が隠れるぐらいにしましょう。
ふすまや昆虫マットの他に少しパン粉を入れておくのがいいと思います。ワームはパン粉を食べるので、パン粉を床材に混ぜておくこだけでワームが勝手に食べて栄養を蓄えてくれます。
ヒョウモントカゲモドキに限らずペットを飼育するときは栄養価の高いエサの方がいいので、ワームを飼育する場合はなるべくエサを入れておきましょう。
パン粉以外にも野菜のクズや果物の皮などなんでも食べるので、料理中にでた野菜のクズなどを飼育ケースに適量入れておくようにしましょう。
ただ、食べ残しをそのままにしているとそこからカビが生えてしまいます。ミルワームはよく餌を食べるので、食べ残しが出ることはないと思いますが、もし食べ残しがあったた取り出すようにしましょう。
2、ミルワームを飼育するときに気をつけること
ミルワームを飼育する場合は湿度と温度に気をつけてください。
ミルワームは湿度を嫌います。水などが床材にかかってしまって飼育ケース内の湿度が高くなってしまうと死んでしまうことがあります。
ミルワームが死んでしまうと色がどす黒くなってすごい匂いがしてきます。ぬか漬けのような強烈な匂いがするので、ミルワームを水に濡らしたりしないように注意してください。
気温も高すぎるとすぐに成虫になってしまうので、ミルワームを飼育する場合はなるべく涼しくて直射日光の当たらない場所に保存してください。
風通しが悪かったり直射日光が当たって温度がすごく上がってしまうとすぐに死んでしまうので気をつけてください。
10度を超えると成長が早くなって成虫になりやすくなるので、なるべくなら10度を超えない場所で保存するのがいいと思います。
可能であれば冷蔵庫の野菜室で保管するのがオススメです。低温になるとミルワームは活動が低下して成長するスピードがゆっくりになります。
寒すぎると死んでしまいますが、野菜室の温度はだいたい5度前後なので、死ぬことはありません。ミルワームは低温になると仮死状態になりますが、暖かいところに戻すとまた動き出します。
個体によっては黒くなって死んでしまうことがありますが、普通に飼育するよりも長期間保存することができるので、ミルワームを長期間保存したい場合は野菜室で保存するのがオススメです。
野菜室の奥の方は冷たくなってしまうので、ミルワームを保存するときはなるべく手前におくようにしましょう。低温で保存する場合は仮死状態になってほとんど餌を食べなくなるので、野菜の屑などの餌は入れておかないようにしましょう。
爬虫類の飼育に必要な設備についてはこちらの記事で紹介しているので、爬虫類の飼育を考えている方は読んでみてください。
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