ニシアフリカトカゲモドキとヒョウモントカゲモドキの違いについて紹介!!
ヒョウモントカゲモドキは爬虫類の中でも特に人気の高い種類です。それに比べるとニシアフリカトカゲモドキは流通量が少ないですが、近年人気の爬虫類です。ニシアフリカトカゲモドキもとても魅力的な爬虫類なので、飼ってみたい方も多いと思います。今回の記事ではニシアフリカトカゲモドキとヒョウモントカゲモドキの違いについて紹介します。
ペットショップに行くとたくさんのヒョウモントカゲモドキが販売されていますが、ニシアフリカトカゲモドキが販売されているのはあまり見かけません。。
ニシアフリカトカゲモドキもヒョウモントカゲモドキ同様に飼育も簡単で見た目も可愛い爬虫類です。以前は販売しているお店も少なかったですが、近年はレオパの人気に後押しされてニシアフリカトカゲモドキの流通も増えています。
レオパとは少し違った見た目をしていて、とても可愛らしいので飼ってみたい方も多いと思います。
今回の記事ではニシアフリカトカゲモドキとヒョウモントカゲモドキの違いについて紹介するので、爬虫類を飼育してみようと思う方はぜひ読んでみてください。
ヒョウモントカゲモドキの飼育方法や特徴、飼育に必要な設備を紹介!!
ニシアフリカトカゲモドキとヒョウモントカゲモドキの違い
ニシアフリカトカゲモドキとヒョウモントカゲモドキはとても似ていますがよく見ると違う場所がたくさんあります。
個人的にはニシアフの方が可愛いと思っているので、ニシアフを贔屓目にニシアフリカトカゲモドキとヒョウモントカゲモドキの違いを紹介します。
尻尾の形状の違い
まず尻尾の形容が違います。
ニシアフもレオパ同様に尻尾に栄養を蓄えるので、プリプリした尻尾をしています。ニシアフは太くて短いのに対して、レオパは先が細長くなっています。
ニシアフリカトカゲモドキは別名ファットテールゲッコーと言います。名前の通り尻尾が太いのが特徴的で、レオパに比べるとずんぐりした可愛らしい体系をしています。
レオパも丸っこくてプリプリしてて可愛らしい尻尾をしていますが、ニシアフと比べてみると形状がシャープなのがわかります。
指の形状の違い
ニシアフは指がとても短くて赤ちゃんの手みたいになっています。
指が短くて丸っこいのでとても可愛い手をしています。指が特に短いですが、よく見ると手足もレオパに比べると短いです。
指や手足が短いので、アダルトになっても赤ちゃんのような体系をしていてとても可愛らしいです。
目の違い
目の大きさもニシアフとレオパでは違います。
ニシアフは黒くて大きな目をしています。レオパに比べると目が大きいので、何と無く可愛い感じがします。
レオパの目を見えると爬虫類らしい目をしていてかっこいい印象がありますが、ニシアフはとても可愛らしい雰囲気があります。
触り心地
個体による違いなのかもしれませんが、レオパよりもニシアフの方がハンドリグした時気持ちいいです。ニシアフを飼ってみようと思う人や比べる機会がある人はぜひ比べてみてください。
モルフの多さ
モルフの多さはレオパの方が断然多いです。ただ、近年はニシアフも繁殖が盛んに行われていて様々なモルフが販売されています。
中でもホワイトアウトが人気です。ホワイトアウトは白地の体色にベージュや暗褐色の模様が入るとても綺麗なモルフです。
クラッチ数の違い
クラッチ数と言われてもよくわからない人も多いと思うので、まずクラッチ数の紹介をします。
クラッチとは一回の交尾で行う産卵回数のことを言います。交尾して1回産卵したら、1クラッチ2回産卵したら2クラッチになります。
レオパの場合は1回の後尾で5〜7クラッチすることが多いですが、ニシアフはレオパに比べてクラッチ数が少なく3〜5クラッチになります。
繁殖の難しさ
レオパに比べてニシアフの方が繁殖は難しくなります。
クラッチ数が少ないのもそうですが、レオパはしっかりとクーリングをしなくてもペアで飼育すると交尾してくれるとが多いですが、ニシアフの場合は1ヶ月以上しっかりとクーリングしないと交尾をしてくれません。
飼育環境の違いについて
ニシアフリカトカゲモドキはレオパと同じ環境で飼育することが出来ますが、ニシアフリカトカゲモドキを飼育する際は温度が下がりすぎないように気をつけてください。
レオパは昼と夜で温度の変化の激しい環境に生息しているのに対して、ニシアフリカトカゲモドキは西アフリカの暖かい場所に生息しています。ヒョウモントカゲモドキは年間の最低気温が13度ほどの場所に生息していますが、ニシアフリカトカゲモドキの生息している場所は年間の最低気温は20度ほどです。
レオパを飼育する際は20度ぐらいまで温度が下がっても問題ありませんが、ニシアフリカトカゲモドキを飼育する際は25度以上に温度が下がらないようにしましょう。
ケージ全体が25〜28度ぐらい、ホットスポットで30〜32度ぐらいになるようにしてください。パネルヒーターだけでは温度が下がってしまう場合は暖突など他の保温器具と組み合わせて温度を維持してください。
爬虫類の飼育に必要な設備についてはこちらの記事で紹介しているので、爬虫類の飼育を考えている方は読んでみてください。
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