キノボリトカゲの特徴と飼育方法を紹介!!
キノボリトカゲな沖縄に生息しているトカゲです。流通量は少ないですが、ペットとして飼育することもできます。今回の記事ではキノボリトカゲの特徴と飼育方法を紹介します。
キノボリトカゲは以前は流通量が多くペットショップで販売されていましたが、ペット用に採取されたり、生息環境の変化によって個体数が減少しています。
なので、ペットショップでの販売数も減っています。また、沖縄にしか生息していないはずのキノボリトカゲが九州に生息していて、駆除対象になっていたりします。
ペットとして飼育することができる爬虫類ですが、飼育する場合はしっかりと責任を持って飼育するようにしましょう。
今回の記事では、キノボリトカゲの特徴と飼育方法を紹介するので、キノボリトカゲを飼ってみたい方はぜひ読んでみてください。
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キノボリトカゲの特徴
キノボリトカゲにはオキナワキノボリトカゲとミヤマキノボリトカゲがいます。オキナワキノボリトカゲは日本の固有種のトカゲで、沖縄に生息しているトカゲですが、近年は宮前県や鹿児島県などにも生息しています。
オキナワキノボリトカゲは絶滅危惧2類に指定されていますが、鹿児島県や宮崎県では生態系に悪影響を及ぼす恐れがあるとして、駆除対象になっています。
体長は尻尾を入れると最大で25cm程度まで成長します。ただ、尻尾が長く、体自体をそれほど大きくありません。
体色は緑色のものから褐色のものまで個体によって違います。体色は活性や気分などによって変化します。
気温が高く、活性が高い方が体色が綺麗な緑色になると言われています。日本に生息しているトカゲにはないエキゾチックな見た目で人気の高いトカゲです。
キノボリトカゲの飼育方法
キノボリトカゲは他のトカゲと同様の方法で飼育することができます。
簡単に飼育に必要な設備を紹介します。
飼育ケージ
樹上生のトカゲなので、飼育ケージは高さのあるものを用意するようにしましょう。体長の小さいトカゲなので、飼育ケージ自体はそれほど大きくなくて大丈夫です。
バスキングライト
昼行性のトカゲで、朝は体温を上げる必要があるので、バスキングライトを用意しましょう。
紫外線ライト
紫外線を浴びることでビタミンDを作り出します。紫外線ライトがナイトくる病になってしまうので、紫外線ライトも忘れないで設置してください。
紫外線ライトやバスキングライトは急に壊れてしまうことがあるので、あらかじめ呼びを用意しておいてください。
霧吹き
飼育する際は湿度が60%ほどになるようにする必要があります。
なので、キノボリトカゲを飼育する場合は霧吹きを用意して、毎日霧吹きをして湿度が下がらないようにしましょう。
また、水入れから水を飲まないことも多く、壁などをつたう水滴を舐めて水分補給することが多いです。なので、こまめに霧吹きをして水分補給ができるようにしておきましょう。
流木
樹上棲で立体的に移動することが多いので、飼育する際は流木や登り技などを用意しておきましょう。
流木や観葉植物などを設置して影を作っておくと暑すぎるときや紫外線が必要ないときに影に隠れるようになります。
キノボリトカゲの餌について
キノボリトカゲは肉食です。他のトカゲ同様に昆虫を与えて飼育する必要があります。
昆虫はフタホシやイエコなどのコオロギやレッドローチなどを与えてください。それほど大きなトカゲじゃないので、餌も大きすぎないものを選んでください。
餌には3匹に1匹程度栄養剤を添加してから与えるようにしましょう。肉食の動物はお腹いっぱいになるまで餌を食べてしまうので、餌の与えすぎに注意してください。
最初は飼育ケージ内に生きたいコオロギなどを入れておきましょう。飼育環境に慣れて、飼い主に慣れてくるとピンセットからも餌を食べてくれるようになります。
爬虫類の飼育に必要な設備についてはこちらの記事で紹介しているので、爬虫類の飼育を考えている方は読んでみてください。
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