ミズオオトカゲの特徴や飼育方法について紹介!!
ミズオオトカゲはオオトカゲの中でも人に慣れやすく飼育しやすい種類のトカゲです。オオトカゲの中では飼育しやすい種類ですが、力も強く飼育環境を整えるんの大変です。なので、飼育する際はしっかりと準備をしてから飼い始める様にしましょう。今回の記事ではミズオオトカゲの特徴や飼育方法について紹介します。
ミズオオトカゲは名前の通り水辺に生息しているオオトカゲです。オオトカゲの中では人に慣れやすい種類なのでペットとして人気があります。
人に慣れやすい種類ではありますが、力も強く噛まれるとしっかり怪我をしてしまうので、飼育する際は注意が必要です。また、水辺を用意しなければいけないので、飼育する際はあらかじめしっかりと準備をする様にしましょう。
今回の記事ではミズオオトカゲの特徴や飼育方法について紹介するので、ミズオオトカゲを飼ってみたい方はぜひ読んでみてください。
オオトカゲを飼ってみたい!!オオトカゲの種類や特徴、飼育方法を紹介!!
ミズオオトカゲについて
ミズオオトカゲはオオトカゲ科オオトカゲ属に分類されているトカゲです。サルバトールモニターという名前でも呼ばれています。
ペットとして販売しているオオトカゲの中でも体長が大きくて存在感があるので、ペットとして人気があります。
体色が黒褐色がベースで、そこに黄色い斑点模様が入っています。成長すると模様が薄くなってしまいますが、小さい時はとても綺麗な模様をしています。
インドや中国などの東南アジアに秘匿生息していて、地域によって体色が異なります。
名前の通り水辺の近くに生息していて、水辺近くの木の上に登っていたりすることが多い様です。
ミズオオトカゲの体長
体長はとても大きくて、2メートルほどまで成長することがあります。
飼育下でも2メートルほどまで成長することがあるので、しっかりと最後まで飼いきれるか考えてからお迎えする様にしましょう。
ミズオオトカゲは最大で3メートルほどまで成長した記録もあるほと大きなトカゲです。
成長スピードも早く、半年で50cmほど、1年で80cmほどまで成長します。なので、ベビーを購入してもすぐに大きくなってしまうので、あらかじめ大きな飼育スペースを用意しておく様にしましょう。
ミズオオトカゲの寿命について
ミズオオトカゲはとても長生きです。
平均でも寿命は15年ほど、長生きな個体だと25年ほど生きることがあります。
飼育下では肥満などによって短命になってしまうことがあるので、飼育する際は餌の与えすぎと運動不足に気をつけてください。
ミズオオトカゲの販売価格について
ミズオオトカゲは比較的販売価格が安いです。
ベビーであれば2万円ほどで購入することができます。大きくなると販売価格も高くなり、1メートルを超えると10万円ほどで販売されていることが多いです。
また、地域によって体色が違うので、綺麗な体色の個体だと30万円以上で販売されることがあります。
ミズオオトカゲの飼育に必要なもの
ミズオオトカゲとはとても大型のトカゲです。なので、しっかりした飼育設備を用意する様にしましょう。
簡単にミズオオトカゲの飼育に必要なものを紹介します。
飼育ケージについて
ミズオオトカゲは大きなトカゲなので、飼育する際は大きな飼育ケージが必要になります。
ベビーから1年ほどであれば、体長は80cmほどなので、大きなアクリル水槽で飼育することができます。
ただ、それ以上に大きくなると大型水槽でも手狭になってしまうので、自分でケージを用意しなければいけません。
ミズオオトカゲを飼育する場合は横幅と奥行きが2メートルほどある物を用意してください。ここまで大きなケージは市販されていないので、自作するか特別に作ってもらう必要があります。
2メートルぐらいであればトロ舟が売っているので、それを使用して自作するのがいいと思います。
水場を好むので、水辺をケージの3分の2ほどの大きさで作る様にしましょう。
照明
ミズオオトカゲは昼行性のトカゲなので、飼育する際はバスキングライトと紫外線ライトが必要になります。
バスキングライトを使って、30〜35度のホットスポットを作っておく様にしましょう。
また、紫外線を浴びつことで体内でビタミンDを作ります。アダルトになってからはそれほど多くの紫外線は必要としませんが、ベビーの頃は骨を作るために必要なので、しっかりと用意しましょう。
お風呂用ポンプ
ミズオオトカゲは水の中でフンをすることが多いです。なので、3日に1回ほどは水を全て交換する必要があります。
2メートルのトロ舟に入っている水を運ぶのはとても大変なので、お風呂用のポンプを用意して、ある程度水を捨ててから、トロ舟を運び丸洗いするのがいいと思います。
ミズオオトカゲの飼育環境について
ミズオオトカゲは暖かい地域に生息しています。
なので、飼育する際は温度が28〜30度ほどになる様にしましょう。大型のケージで飼育することになるので、保温器具を用意するより、エアコンを使って温度管理をしたほうが電気代も安くオススメです。
昼と夜で温度の差ができる様に夜間は温度を25度ぐらいまで下げる様にしましょう。
ミズオオトカゲを慣れさせる方法
ミズオオトカゲはとても臆病な性格をしているて、無理に触ったりしなければ人を襲うことはまずありません。
ミズオオトカゲが生息しているタイやバンコクでは公園や都市部の近くにも生息していて、人に近い場所に生息しています。
それでも人を襲うことはなく、人間と共存しているトカゲです。
ペットとしても人に慣れやすく、ベビーから飼育することで人に慣れさせることができます。
なので、ミズオオトカゲを飼育する場合はベビーから飼育するのがいいと思います。ベビーから飼育して、毎日少しずつスキンシップをして人に慣れさせたり、餌を与えることで飼い主の匂いを覚えさせる様にしましょう。
ただ、飼い主に慣れても、顔の前で手をブラブラさせたり、餌が欲しいときに顔の前に手を出したりすると間違えて噛んでしまうことがあります。
歯は小さいですが噛まれるととても痛く血も出るので、ケージ内を掃除する場合やスキンシップをするときは手袋などをして安全対策をしておきましょう。
ミズオオトカゲの餌について
ミズオオトカゲは肉食の生き物です。
ベビーであれば体長も小さいので、コオロギやデュビアなどの昆虫を与えて飼育することができます。成長するとコオロギなどの昆虫じゃ小さいので、冷凍のマウスやウズラなどを与える様にしましょう。
スーパーで販売されている鶏肉を食べることもできますが、骨や血がないと栄養価が足りなくなってしまうので気をつけてください。
爬虫類の飼育に必要な設備についてはこちらの記事で紹介しているので、爬虫類の飼育を考えている方は読んでみてください。
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