レオパの床材について!砂系の床材のメリットとデメリットを紹介!!

レオパの床材について!砂系の床材のメリットとデメリットを紹介!!

レオパを飼育するときにどんな床材を使うかで迷う人も多いと思います。鑑賞する目的から考えると砂系の床材がいいけど誤食が心配など考えることがあると思います。今回の記事ではレオパに砂の床材を使う時の注意点について紹介します。

爬虫類は犬などと違い、スキンシップを好む生き物ではないので、触れ合うよりも鑑賞することが多いペットです。なので、レオパを飼育する場合も鑑賞しやすいレイアウトや見た目の綺麗なレイアウトを作りたいと思う人も多いと思います。

爬虫類用の床材は様々なものが販売されていて、中でもサンド系の床材は様々な素材のものが販売されています。見た目も綺麗なので、サンド系の床材が使われることが多いです。

今回の記事では、レオパに砂系の床材を使うときの注意点とメリットとデメリットを紹介するので、レオパの床材の選び方について迷っている方はぜひ読んでみてください。

レオパの床材については下記の記事でも紹介しているので、そちらも読んでみてください。ヒョウモントカゲモドキの飼育にオススメの床材と色々な床材のメリットとデメリットを紹介

床材の必要性について

 

レオパマックスノー

ヒョウモントカゲモドキなどの爬虫類を飼育する場合は床材を敷かなければいけません。

ガラスやプラスチックのツルツルした床だと足を滑らせてしまい、ちゃんと歩くことができません。

足を踏ん張ることができないと骨が曲がってしまいことがあり、レオパの健康を守ることができません。また、床材を敷いておくことで、糞などの排泄物の掃除が楽になるので、レオパを飼育する場合は床材を敷いておきましょう。

床材の種類について

レオパを飼育する際はサンド系の床材の他に、ソイルやキッチペーパー、ペットシーツなどが使用されます。

キッチンペーパーやペットシーツは簡単に床材を交換することができるので、飼育環境を清潔に保ちやすいメリットがありますが、誤食の心配があります。

野生のレオパは岩陰などに隠れながら、自分で砂を掘り過ごしやすい環境を作ります。これは飼育下でもよく見られる行動で、ペットシーツやキッチンペーパーで飼育していても砂を掘る行動が見られます。

この際にキッチンペーパーをちぎってしまったり、ペットシーツの中から吸水ポリマーが出てきてしまうことがあります。

キッチンペーパーの切れ端や吸水ポリマーは体内で消化することができないので、サンド系の床材に比べて誤食に注意して飼育する必要があります。

砂の床材のメリット

まずは砂系の床材のメリットを紹介します。使いづらいイメージがあるかもしれませんが、砂系の床材には様々なメリットがあります。

見た目がかっこいい

砂系の床材は見た目がかっこいいので、綺麗なレイアウトで飼育したい方にオススメです。

キッチンペーパーやペットシートなどで飼育する人も多いと思いますが、砂系の床材を使ったほうが見た目が綺麗なので、かっこいいレイアウトを作りやすいので、レイアウトに凝りたい場合は砂系の床材がいいと思います。

穴を掘る姿がみれる

レオパは砂系の床材を使っていると砂を掘る姿を見ることができます。

レオパは砂を掘るのが好きなので、よく砂を掘っている姿を見ることができます。砂を掘るのにはストレス解消の意味もあるようなので、ストレスにない環境で飼育するには砂系の床材を使うのがオススメです。

フンの掃除が楽

キッチンペーパーやペットシートを使っている場合は、フンがあったらキッチンペーパーごと交換する必要があります。

砂系の床材であれば、周辺の砂と一緒にフンを取り除くだけで掃除ができるので、簡単に掃除ができます。

匂いが少ない

ペットシートやキッチンペーパーを使ったときと比べて、格段に匂いが少なくなります。

レオパはあまり匂いがしませんが、フンがあると多少匂いがします。砂系の床材は匂いを吸着するのか、キッチンペーパーなどに比べて匂いが少ないです。

販売されている砂系の床材には匂いを吸着してくれる素材で作られているものもあります。匂いが気になる方はそういったものを選ぶのもいいと思います。

掃除も楽でメンテナンスも手間があまりかからないので、飼育ケージ内を清潔にしやすいのでオススメです。フンをそのままにしていると床材が臭いを吸着してしまって臭くなってしまうので気をつけてください。

また、使用しているとだんだん臭くなってくるので、半年た1年に1回床材を交換するようにしましょう。

レオパに砂の床材を使うときの注意点

レオパに砂の床材を使う場合は特に誤食に気をつけなければいけません。

レオパは餌と一緒に砂を食べてしまうことがあります。砂はフンと一緒に体外に排泄されますが、誤食した量が多いと腸閉塞になってしまうことがあります。

ただ、自然環境でも砂などの誤食はしていると思うので、砂の誤食はそれほど心配しなくても大丈夫です。数日すればフンと一緒に排泄されますが、室温が低いと消化が悪くなってしまったり、水分がちゃんと取れていないと消化が悪くなってしまい、なかなか排泄なれないことがあります。

なので、砂の床材を使う場合はちゃんと水分が取れるように、水入れを設置して霧吹きで飼育ケージ内に水滴をつけて、室温が下がりすぎなようにしましょう。

飼育ケージ内にコオロギなどの生き餌を入れていると食べる時に床材を誤食してしまうことが増えます。なるべく誤食しないようにするためにも餌を与えるときはピンセットなどを使って与えるようにしましょう。

床材の選び方について

サンド系の床材といっても様々なものが販売されています。簡単にサンド系の床材の選び方について紹介します。

生息地域に似た素材を選ぶ

サンド系の床材には保水力に高いものとそうでないものがあります。ヒョウモントカゲモドキは乾燥した地域に生息している爬虫類なので、乾燥系の床材を使用するようにしましょう。

砂漠の砂のようにサラサラとしているものがオススメです。目の細かい砂を敷くことで、生息環境に近づけることができます。サラサラの砂を掘ることで野生下での生活に近づけることができます。

また、サンド系の床材は保温力があるので、パネルヒーターの熱を蓄えて、ヒョウモントカゲモドキをお腹から温めることができます。

誤食しても大丈夫な素材を選ぶ

先ほども紹介しましたが、健康な個体であれば少量砂を飲み込んでも、フンと一緒に排泄されるので、それほど心配は要りません。

ただ、幼体や弱っている個体は砂を飲み込んだことにより、腸閉塞になったり消化不良になってしまったりすることがあります。

それが原因で最悪の場合死亡してしまうことがあるので、なるべく安全な床材を使用するのがいいと思います。粒の大きな床材だと飲み込んで腸を傷つけてしまうことがあるので、なるべく粒が小さくて、クルミなどの天然素材の床材を選ぶのがいいと思います。

オススメのサンド系床材

それではオススメのサンド系の床材について紹介します。

作りたい飼育環境をイメージして自分のイメージにあったものを選んでください。

ウォールナッツサンド

ヒョウモントカゲモドキやリクガメなどの飼育によく使われている床材です。

粒の細かい床材ですが、粉が舞にくく景観が悪くなりづらいのでオススメです。素材はクルミで天然素材で招集効果もあるので、とても使いやすい床材です。

見た目も砂漠の砂に似ていてかっこいいレイアウトも作りやすいのでオススメです。

WILD PLANET カルシウムサンド

created by Rinker
ニッソー
¥1,150 (2024/04/15 17:28:11時点 Amazon調べ-詳細)

見た目のカッコイイ床材です。

白いサラサラの砂がとても綺麗なので、ヒョウモントカゲモドキを飼育している人がよく使用している床材です。

カルシウムが豊富な天然の岩石を細かく砕いて砂状にした床材です。厚めに敷くことでヒョウモントカゲモドキは砂を掘ることができるので、ストレスの解消にもいいと思います。

明るい色をしているので、フンや餌の食べ残しが見つけやすく、掃除がしやすいです。

ジェックス デザートサンド

砂漠の砂のような綺麗な見た目をしている床材です。

カルシウムサンド同様に細かくてサラサラとしています。砂漠のような見た目を再現することができるので、自然に近い環境で飼育したい方にオススメの床材です。

粒が小さいので、霧吹きをするとケージの側面などに砂がくっついてしまうので、掃除が大変になります。

爬虫類の飼育に必要な設備についてはこちらの記事で紹介しているので、爬虫類の飼育を考えている方は読んでみてください。