トカゲは人工餌で飼育できる?人工餌で飼育することができるトカゲを紹介!!

トカゲは人工餌で飼育できる?人工餌で飼育することができるトカゲを紹介!!餌を食べるレオパ

レオパやフトアゴヒゲトカゲなど、近年は爬虫類をペットにする人も増えています。爬虫類を飼ってみたいけど、虫が苦手で飼育に踏み切れない方も多いと思います。今回の記事では人工餌で飼育することができるトカゲについて紹介します。

トカゲを生き餌で飼育する場合は、コオロギやレッドローチなどの生き餌を飼育してストックしておく必要があります。生き餌は日々の管理や掃除など大変なことも多いので、できれば人工餌で飼育がしたいですよね。

今回の記事では人工餌で飼育することができるトカゲについて紹介するので、爬虫類を飼育してみたい方はぜひ読んでみてください。

人工餌だけでトカゲは飼育できる?

人工餌だけでレオパやニホントカゲ、カナヘビなどのトカゲを飼育するのは難しいです。

爬虫類を飼育する場合はどうしても生き餌を与えなければいけないタイミングがあるので、虫が触れないと飼育は難しいです。

人工餌だけで飼育することができる場合もありますが、爬虫類を飼育する場合は昆虫を触ることがあると思っておきましょう。

人工餌に飽きることがある

爬虫類を飼育していると急に餌を食べなくなってしまうことがあります。人工餌に飽きてしまって餌を食べなくなることがあるので、人工餌に飽きてしまった場合は生き餌を与える必要があります。

私が飼育しているレオパが人工餌に飽きて食べなくなってしまったことは1度もありませんが、個体によって飽きて人工餌を食べなくなってしまうことがあるので、爬虫類を飼育する場合は虫を触れるようにしておきましょう。

人工餌に慣れさせる必要がある

レオパやトカゲに人工餌を与える場合はピンセットからの給餌に慣れさせる必要があります。

ペットショップで既に人工餌を与えられていて、ピンセットからの給餌に慣れていることもありますが、多くの場合は飼い主が自ら慣れさせる必要があります。

ピンセットからの給餌に慣れさせるには、生き餌をピンセットから何度も与える必要があります。ピンセットからの給餌に慣れさせるまでは生き餌を与える必要があるので、人工餌だけで飼育するのは難しいです。

ペットショップによっては人工餌で飼育していることがあります。人工餌に慣れさせるのが難しそうだと思う方は、ペットショップでどんな餌を与えているか聞いて、人工餌を食べている個体をお迎えするのがいいと思います。

人工餌で飼育することができるトカゲについて

ピンセットからの給餌に慣れて、人工餌を食べるようになれば、生き餌の管理をしなくてもいいので爬虫類の飼育はとても楽になります。

人工餌に飽きてしまう個体も出てくるかもしれませんが、おかなが空いていればほとんどの場合好き嫌いせず人工餌を食べてくれます。

ヒョウモントカゲモドキ

ヒョウモントカゲモドキ

ヒョウモントカゲモドキはトカゲではなくヤモリですが、飼育が簡単で人工餌で飼育することができるので紹介させてもらいます。

レオパとも呼ばれているヤモリで、レオパ用の人工餌も様々な種類が販売されています。私はほとんど生き餌を与えずに人工餌だけでレオパを飼育しています。生き餌を与えることもありますが、生き餌を与えた後も人工餌への食い付きが悪くなったこともないので、人工餌を食べないレオパは少ないんじゃないかと思います。

ニホントカゲ・カナヘビ

餌を食べるニホントカゲ

日本に生息しているニホントカゲ・カナヘビも人工餌で飼育することができます。

カナヘビやニホントカゲを人工餌で飼育する場合は同じ昆虫食のレオパ用の餌を代用して与える必要があります。

販売されているレオパのほとんどはブリード個体で人にも慣れているので飼育がしやすいですが、野生のカナヘビやニホントカゲを捕まえて飼育する場合は人に慣れておらずピンセットからの給餌に慣れさせるのに時間がかかることが多いです。

フトアゴヒゲトカゲ

フトアゴヒゲトカゲカゲ

フトアゴヒゲトカゲもペットとして人気の高い種類で、専用の人工餌が販売されています。

幼体を飼育する場合は生き餌を与える必要がありますが、20cmほどまで成長したら人工餌で飼育することができます。もし生き餌を触りたくない場合は20cm以上に成長した個体をお迎えするようにしましょう。

フトアゴヒゲトカゲ用の人工餌はペレット状のものとゲル状のものが販売されています。ペレット状の餌は高くて食い付きが悪いことがあります。食い付きが悪い場合はうまく食べられていない場合は霧吹きで水をかけてふやかしてから与えるようにしましょう。

フトアゴヒゲトカゲは成長するにつれて草食性の餌の量を増やす必要があります。アダルト個体に人工餌だけで飼育していると栄養バランスが悪いので、成長に合わせて人工餌の量を減らし、野菜の量を増やすようにしましょう。

アオジタトカゲ

アオジタ

アオジタトカゲも人工餌で飼育することができます。

野生のアオジタトカゲは主に昆虫や小型の哺乳類を食べていますが、他にも植物や果物なども食べる雑食性のトカゲです。

フトアゴヒゲトカゲと同様にベビーのことは肉食性が強いですが、成長するにつれて雑食傾向が強くなります。

フトアゴヒゲトカゲ用の人工餌は主成分は昆虫を原料にしたタンパク質なので、人工餌の他に小松菜などの野菜やバナナなどのフルーツを与えるようにしましょう。フルーツは糖質が多いので与えすぎに注意してください。

爬虫類の飼育に必要な設備についてはこちらの記事で紹介しているので、爬虫類の飼育を考えている方は読んでみてください。

トカゲの飼育方法

Posted by hachuarium