マツカサトカゲの特徴と飼育方法・飼育に必要な設備を紹介!!

マツカサトカゲの特徴と飼育方法・飼育に必要な設備を紹介!!マツカサトカゲ

マツカサトカゲは販売価格は高いですが、飼育が簡単で長生きするので海外ではペットとして、とても人気の高いトカゲです。ごつごつした見た目が特徴てkなトカゲで、面白い見た目をしているので飼ってみたい方も多いと思います。今回の記事ではマツカサトカゲの特徴と飼育方法を紹介します。

マツカサトカゲはオーストリアに生息しているトカゲです。海外では人気の高いトカゲですが、日本では流通量が少ないので、ペットショップで販売されることはなかなかありません。

マツカサトカゲは見た目も面白くて、飼育も簡単なので、とても魅力のあるトカゲですが、原産国が輸出規制をしています。輸出規制をされているので、流通量は少なくなっていて、販売価格も高くなっています。ゴツゴツした外見が特徴的で、他のトカゲにない魅力があり、飼育してみたい方も多いと思います。

今回の記事ではマツカサトカゲの特徴と飼育方法を紹介するので、マツカサトカゲを飼ってみたいと思う方はぜひ読んでみてください。

ペットにオススメのトカゲは、下記の記事で紹介しているのでそちらも読んでみてください。

トカゲを飼いたい人にオススメのペットに人気のトカゲと飼育方法を紹介

マツカサトカゲの特徴

マツカサトカゲ

マツカサトカゲはオーストラリアに生息しているトカゲで、アオジタトカゲの仲間になります。

頭と尻尾が似たような形をしているので、頭が2つあるように見えます。頭が2つあるように見えることで、頭への攻撃を避けることができると言われています。

鱗が特徴的で、松ぼっくりに見えることから、マツカサトカゲという和名がつけられました。森や草原に生息しているトカゲですが、オーストラリアでは住宅街にも適応して生息しているそうです。

性格はおとなしくて、のんびりしています。トカゲと言われると素早いイメージがありますが、マツカサトカゲはカメのようにゆっくりと動きます。人にも慣れやすい種類なので、ハンドリングすることもできます。

マツカサトカゲの体長について

最大で40cmほどまで成長する中型のトカゲです。最大で40cmほどまで成長するので、飼育する際はある程度大きな飼育スペースが必要になります。

マツカサトカゲの寿命について

マツカサトカゲの寿命は20〜30年と長寿なトカゲです。運動不足や餌の与えすぎなどで肥満になると短命になることが多いので、運動不足にならないように大きめの飼育ケージで飼育をして、餌を与えすぎないように注意してください。

マツカサトカゲの値段について

マツカサトカゲは輸出が規制されているので、ペットショップで販売されることはなかなかありません。

流通量が少ないので、相場はありませんが最大で60万円ほどで販売されています。ワイルド個体は輸出することができないので、販売されているマツカサトカゲは繁殖されたブリード個体になります。

マツカサトカゲを購入するには

マツカサトカゲはなかなか流通しないので、購入したい場合は爬虫類ショップに入荷するまで待つ必要があります。

イベントなどで販売されていることもありますが、確実ではないので、馴染みの爬虫類ショップに問い合わせて、入荷したら教えてもらうようにするのがいいと思います。

マツカサトカゲの飼育に必要なもの

マツカサトカゲ

マツカサトカゲはアオジタトカゲの仲間で、アオジタトカゲと同様の設備で飼育することができます。

マツカサトカゲの飼育に必要な設備
  • 飼育ケージ
  • 保温器具
  • バスキングライト
  • 紫外線ライト
  • 床材
  • シェルター
  • 水入れ
  • 温度計

飼育ケージ

マツカサトカゲは最大で40cmほどまで成長するので、最終的には120cmサイズの爬虫類用の飼育ケージが必要になります。

マツカサトカゲの体長に合わせて、30cm、90cm、120cmサイズへと飼育ケージのサイズを大きくして行きましょう。

保温器具

寒さに弱いトカゲなので、飼育する場合はパネルヒーターなどの保温器具を使って、ケージ全体を25度前後で保温してください。

適切に保温することができれば、保温球や暖突などどんなものでも構いません。バスキングスポット以外の温度が20〜28度になるように保温器具を設置してください。

バスキングライト

体温を上げるためにバスキングライトも必要になります。バスキングスポットが35〜40度前後になるように設置してください。

ケージ内は温度の勾配ができるようにしましょう。ケージ内に高温の場所と低温の場所があると自分で体温を調整することができます。ケージ内に温度の勾配ができるように保温器具、バスキングライトの設置場所を調整してください。

紫外線ライト

マツカサトカゲは昼行性のトカゲなので、紫外線ライトが必要になります紫外線ライトは日中だけ使用するので、タイマーで管理するのがオススメです。

夏場などの暖かい季節は外に出して日光浴させて上げるのもいいと思います。外で日光浴をさせる場合はカラスなどに襲われないように目を離さないようにしましょう。

床材

床材はどんなものでもいいですが、マツカサトカゲは乾燥した地域に生息しているので、床材は乾燥系のものがおすすめです。

シェルター

シェルターがあった方がストレスを和らげることができます。シェルターはリクガメ用などを使用するのがいいと思います。

バスキングライトの近くに設置するとシェルター内が高温になってしまうので、シェルターはバスキングスポットから離れた場所に設置してください。

水入れ

水入れは倒れてしまわないように重さのあるものを選ぶようにしましょう。爬虫類用の水入れは重さがあり、ひっくり返りづらいのでおすすめです。

温度計

温度が下がってしまったり上がりすぎてしまうと、体調を崩してしまうので、温度を管理することができるように、温度計を用意しましょう。

マツカサトカゲの飼育にオススメの餌

マツカサトカゲは雑食性なので、なんでもよく食べます。

マツカサトカゲの餌について
  • 野菜
  • フルーツ
  • ピンクマウス
  • 人工餌

雑食トカゲ用の人工餌も食べますが、コオロギやピンクマウスも食べます。また、果物や野菜なども食べるので、たまにあげてみるのがいいと思います。

ベビーの頃は動物性の餌を多めに与えて、アダルトになったら植物性の餌と肉食性の餌を半分ずつ与えるようにしましょう。

マツカサトカゲはレオパ同様に尻尾に栄養を蓄えます。尻尾の太り具合をみて餌を調整するようにしてください。食べるだけ与えていると肥満になってしまうので気をつけてください。

飼育下ではカルシウム不足になりやすいので、コオロギなどの生き餌を与える時はカルシウム剤をまぶしてから洗えるよにしましょ。ヒョウモントカゲモドキの餌に最適なコオロギの飼育方法を紹介!!

餌の頻度はベビーであれば毎日か、2日に1回ほど、アダルト個体であれば3日に1回ほどの頻度で与えてください。食べ過ぎは肥満の原因にもなるので、腹八分目を目安に餌を与えるようにしてください。

爬虫類の飼育に必要な設備についてはこちらの記事で紹介しているので、爬虫類の飼育を考えている方は読んでみてください。

トカゲの飼育方法

Posted by hachuarium