マダライモリを飼おう!!マダライモリの特徴と飼育方法を紹介!!
マダライモリはとても綺麗な緑色をしているイモリです。イモリの中でも一際綺麗な種類でペットとして人気も高いです。今回の記事ではマダライモリの特徴と飼育方法について紹介します。
マダライモリはとても綺麗な緑色をしているイモリで、見た目が鮮やかなのでペットとしてとても人気があります。飼育も簡単な種類なので、初心者でも比較的簡単に飼育することができます。
見た目もとても綺麗なので飼育も簡単なのでイモリを飼ってみたい方にはとてもおすすめです。
今回の記事では、マダライモリの特徴と飼育方法を紹介するので、マダライモリを飼ってみたい人はぜひ読んでみてください。
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マダライモリの特徴
マダライモリはフランス西部やイベリア半島北部に生息しているヤモリです。名前の通り美しいマダラ模様が特徴です。
体色は美しい緑色と黒のまだら模様になっています。背中には赤い模様が入っていてとても綺麗です。繁殖期になるとオスは背が隆起するのでより派手になります。
ニホンイモリの成体も水から上がって陸地に生息することも多いですが、マダライモリの成体はさらに陸棲の傾向が強いイモリです。
陸棲の傾向が強いイモリですが繁殖するときは他のイモリと同様に流れの緩やかな水の中で繁殖をします。
成体になると泳ぐのが下手になってしまうので、流れが早かったり水深が深い場所では溺れてしまいます。
マダライモリの体長
体長は最大で16cmほどとこそまで大きくなりません。
卵から孵った稚魚は7〜9cm程度まで水中で生活をしていますが、大きくなると変態して陸上で生活するようになります。
マダライモリの寿命
寿命は長くおおよそ15〜20年ぐらいだと言われています。両生類は寿命が長い種類が多いので、飼育する場合はちゃんと飼育環境をと整えてあげるようにしましょう。
飼育環境が悪いと脱皮不全になってしまったり、皮膚病になってしまったりすることがあるので気をつけてください。イモリの種類は他の記事でも書いているのでそちらも読んでみてください。イモリを飼いたい人へ!!イモリの飼育方法とオススメのイモリを紹介!!
マダライモリの販売価格
マダライモリはペットショップで購入することができます。ショップによって値段は違いますが、1万円前後で販売されていることが多いです。
安いところでは5000円前後で購入することもできます。アカハライモリなどに比べると値段の高い種類なので飼育する場合はちゃんと飼育環境を整えて飼育するようにしましょう。
マダライモリの飼育に必要なもの
マダライモリの飼育はそれほど難しくありません。気温が5度を下回ったり、25度を上回ると死んでしまうことがあるので、夏場と冬場は気温が上がりすぎたり下がりすぎたりしないように気をつけましょう。
飼育する場合はちゃんと飼育設備を整えて飼育するようにしましょう。簡単にマダライモリの飼育に必要なものを紹介します。
飼育ケージ
マダライモリはプラケースや水槽で飼育することができます。それほど水を入れなくてもいいので、爬虫類用の飼育ケージでも飼育することができます。
それほど大きく成長する生き物ではないので、30cmサイズであれば問題なく飼育することができます。多頭飼育する場合は60cm水槽を用意するのがいいと思います。
イモリは壁の角に張り付いて壁を登ってしまうことがあるので、水槽を使う場合はしっかりと蓋をして逃げられないようにしましょう。
蓋は通気性がいいようにメッシュや金網のものを選ぶのがいいと思います。
床材
マダライモリの床材はミズゴケや湿らせた赤玉土を使用することが多いです。
マダライモリの成体を飼育する場合は、床材を前面に敷いて、タッパーに水を入れてたものを設置すれば飼育することができます。
繁殖を目指す場合は飼育ケージ内には水を入れている部分と陸地を作る必要があります。陸地は浮島やタッパーの中にミズゴケ入れて使うのがオススメです。
繁殖させる場合は水場は水深が25cmぐらいにして、なるべく広い水場を作るようにしましょう。
床材はフンなどで汚れやすいので、3週間に1回は全て交換するようにしましょう。マダラヤモリは皮膚から水分を吸収するので、飼育環境が汚れていると病気になってしまうので気をつけてください。
シェルター
野生のマダライモリは倒木の下などに隠れていることが多いです。飼育する場合も隠れられる場所を用意してあげないと落ち着くことができません。
シェルターはどんなものでも構いません。植木鉢を半分に割ったものなどを使うこともできます。
霧吹き
湿度の高い環境を好むので、定期的に霧吹きをして湿度をあげるようにしましょう。霧吹きはどんなものでも構いません。湿度は60%以下にならないように注意してください。
マダライモリの飼育方法
マダライモリを飼育する場合は温度を22〜28度の間で安定させてください。
寒さには強いので、屋内で飼育する場合は保温しないでも飼育することができます。ただ、温度が下がると代謝も下がってしまい、病気になってしまうこともあるので、パネルヒーターを使って室温が下がりすぎないようにしましょう。
寒さには強いですが暑さには弱いので、夏場は室温が上がりすぎないようにエアコンを使用して、温度を管理するようにしましょう。
マダライモリにオススメの餌
マダライモリを飼育する場合は冷凍のアカムシをメインに与えるのがいいと思います。
冷凍のアカムシはホームセンターや熱帯魚ショップなどで販売していて、冷凍庫で保存することができるので、とても使いやすい餌です。
冷凍のアカムシを与えるときは水などで解凍した後にピンセットでつまんで、目の前で揺らして食いついくるのを待ってください。
飼育環境に慣れて餌に慣れてくるとアカムシを餌皿に入れておくだけでも食べてくれるようになります。
アカムシの他にはコオロギなどの生き餌やレプトミンなどの人工餌も食べます。人工餌を与える場合は水でふやかして食べやすくしてから与えてください。
人工餌もアカムシと同様にピンセットでつまんで顔の前に持っていき、軽く揺らしてください。
マダライモリは生き餌が好きなので、あまり餌を食べないようなら生き餌を与えてみてください。コオロギやレッドローチなどは爬虫類と扱っているペットショップで販売されています。
餌の量と頻度
マダライモリなどの両生類や爬虫類は餌を与えるとだけ食べようとします。食べるだけ与えていると食べすぎになってしまい体調を崩してしまうことがあります。
なので、適切な量を与えるようにしましょう。
マダライモリの成体を飼育する際は餌の頻度は週に2回ほどで、餌の量はマダライモリの頭部と同じぐらいの量にしてください。
餌を与えすぎると消化不良になってしまったり、腸閉塞になってしまったりすることがあるので気をつけてください。アカハライモリの飼育にオススメの餌を紹介!!
マダライモリの繁殖方法
マダライモリは水温が下がる秋頃から繁殖期に入ります。マダライモリは成長が早いので、2〜3年ほどで性成熟し、繁殖が可能になります。確実に繁殖させるためには3年目以上の個体を使用するのがいいと思います。
気温が下がってきたら深い水場を作ってその中にアナカリスなどの水草を入れてください。繁殖が上手くいくと水草に卵を産みつけます。
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爬虫類の飼育に必要な設備についてはこちらの記事で紹介しているので、爬虫類の飼育を考えている方は読んでみてください。
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