イモリのベビーの餌について!幼体、幼生を飼育するときにオススメの餌を紹介!!

イモリのベビーの餌について!幼体、幼生を飼育するときにオススメの餌を紹介!!アカハラ幼体

アカハライモリは飼育が簡単で繁殖させることもできます。産卵まではうまくいくことが多いですが、イモリの幼生を飼育する場合はしっかりと餌を与えて飼育する必要があります。今回の記事ではイモリのベビーを飼育する際にオススメの餌について紹介します。

イモリは繁殖が簡単な両生類で、オスとメスで飼育をしていると勝手に繁殖することがあります。繁殖までは簡単ですが、幼生を飼育する場合はイモリのベビーにちゃんと餌を与えないと痩せてしまい死んでしまうことがあります。

今回の記事ではアカハライモリのベビーにオススメの餌を紹介するので、アカハライモリを繁殖させいようと思う方はぜひ読んでみてください。

幼生と幼体の違いについて

アカハラ幼生

まずは幼生と幼体の違いについて紹介します。アカハライモリは孵化したばかりはウーパールーパーの様なエラがあります。エラがある段階は幼生と言い、その後成長についれてエラがなくなったら幼体と呼びます。

幼生と幼体で食べられる餌は変わるので、アカハライモリのベビーを飼育する場合は成長に合わせて餌を用意しる様にしましょう。

アカハライモリの幼生にオススメの餌

アカハライモリの幼生を飼育する場合はブラインシュリンプかミジンコを与えて飼育する様にしましょう。

ミジンコもブラインシュリンプも熱帯魚の稚魚を飼育する際によく使用される餌です。ブラインシュリンプは塩水で孵化させる必要があり、淡水に入れると1日ほどで死んでしまい水質を悪化させます。ミジンコは淡水で繁殖させることができ水質を悪化させづらいので、幼生を飼育する場合はミジンコがオススメです。

ミジンコは田んぼなどで採取することもできますが、ネットショップでも販売されています。

幼生の餌の与えかた

アカハライモリは孵化をしてから1週間ぐらいはお腹についているヨーサックから栄養を吸収して成長します。ヨーサックがついている間は餌は食べません。

ヨーサックがなくなったらミジンコやブラインシュリンプを与えてください。与えるときはスポイトで吸い取ってからイモリの顔の前にゆっくりと垂らすと食べてくれます。

餌の食べ残しは水質を悪化させるので、ケース内が汚れていたらスポイトでゴミを吸い取る様にしましょう。

幼生でもある程度大きくなったら赤虫を食べることができます。赤虫を1匹だけ爪楊枝やピンセットで摘んで顔の前で動かしてあげると食べてくれます。

アカハライモリの幼体にオススメの餌

幼体に成長したら冷凍の赤虫やレッドローチやコオロギ、ワラジムシなどの生き餌を与えるのがオススメです。

赤虫を与えて食べてくれる場合は赤虫を与えて飼育するのがいいと思いますが、赤虫を食べない場合は生き餌を与えて飼育するのがオススメです。

レッドローチやコオロギはサイズの小さいものが販売しているので、幼体のサイズに合わせて餌を用意してください。

幼体の餌の与えかた

幼体を飼育する場合は生き餌をケージ内に入れて与えてる様にしましょう。

餌のサイズは幼体の頭の半分以下のサイズを目安に食べるだけ与えてください。落ち着ける環境がないと餌を食べてくれないので、隠れ家を作って落ち着ける環境を作ってあげてください。

怖がって生き餌を食べなかったり、動きが早くて食べられないことがあるので、生き餌を与える際は後ろ足を切ってから与える様にしてください。

生き餌に慣れてちゃんと餌を食べている場合は冷凍の赤虫に慣れさせるのがオススメです。冷凍の赤虫に慣れれば、生き餌を与える必要もなりので、飼育が楽になります。

冷凍の赤虫を与える際はピンセットや爪楊枝で摘んで顔の前で動かすと食べてくれます。たくさん与えると怖がって食べないことがあるので、1匹ずつ摘んで与える様にしましょう。

餌を与える際の注意点

イモリの幼生、幼体は餌不足が原因で共食いをしてしまうことがあります。共食いを防ぐためには食べるだけ餌を与えて飼育する必要がありますが、与えすぎれば水質が悪化してしまいます。

幼生、幼体を飼育する場合は少ない水量で飼育するので、水質が悪化しやすいです。水質が悪化すると体調を崩してしまうだけでなく、餌の食いも悪くなってしまうので、イモリの幼生や幼体を飼育する場合は毎日こまめに水換えをして水質が悪化しない様にしましょう。

餌を食べない時の対処法

イモリは上陸した直後は餌を食べないことがあります。上陸してから1週間ほど餌を食べないことがあるので、上陸したてでしたらそこまで心配する必要はありません。

上陸したてでじゃないのに餌を食べない場合は水温が適温でないか、水質が悪化している可能性があります。イモリを飼育する際の適温は20〜25度前後です。水温が高すぎたり低すぎたりすると餌を食べなくなってしまうので、水温計を設置して適温になっているかちゃんと確認してください。

水質が悪化することで餌を食べなくなってしまうことがあります。餌を与えすぎていて、食べ残しが多いと水質が悪化してしまいます。餌を与えて、食べ残しがあったらスポイトで吸い出す様にしましょう。

幼生を飼育する場合は少ない水量で飼育することが多いと思います。水量が少ないとそれだけ水質が悪化しやすいので小まめに水換えをして、水質が悪化しない様にしてください。

爬虫類の飼育に必要な設備についてはこちらの記事で紹介しているので、爬虫類の飼育を考えている方は読んでみてください。