爬虫類の飼育について!初めて爬虫類を飼育する際の注意点を紹介!

爬虫類の飼育について!初めて爬虫類を飼育する際の注意点を紹介!トカゲ

爬虫類の人気は年々上がっていて、ペットとして爬虫類を飼っている人も増えてきました。見た目も可愛らしく、飼育が簡単な種類も多いですが爬虫類を飼育する際は注意も必要です。今回の記事では爬虫類をペットにする時に気をつけて欲しいことを紹介します。

爬虫類の中には毎日餌をあげる必要がなく、飼育が簡単な種類もいるので、その飼いやすさからペットとしての人気があります。

トカゲや蛇などは意外に仕草が愛らしくて愛嬌があるので、1度飼ってみたいと思う人も多いんじゃないでしょうか?

ただ、爬虫類は犬や猫とは違うので、ペットとして飼育する場合は気をつけなければいけないこともあります。

今回の記事では、爬虫類をペットにする時に気をつけて欲しい3つのことを紹介するので、爬虫類を飼ってみようと思う人はぜひよでみてください。

それでは、爬虫類をペットにする時に気をつけて欲しいことを紹介します。

爬虫類の魅力について

カナヘビ

爬虫類は近年ペットとして人気があります。飼育している方も増えてきて爬虫類専門店も増えてきています。

まずは爬虫類の魅力について紹介します。

一人暮らしでも飼育できる

小型種であれば省スペースで飼育することができ、レオパやヘビは毎日餌を与える必要がないので一人暮らしでも飼育がしやすいです。

餌は週に数回でいいので、家を開ける機会が多い方でも安心して飼育することができます。

種類が多い

 

一言に爬虫類といっても様々な種類がいます。爬虫類の販売イベントに行くと様々な爬虫類が販売されているので、色々と見て回ると面白いです。

コーンスネークやレオパなど繁殖が簡単な爬虫類は様々な模様やカラーのモルフがいます。気に入った個体を探すのも楽しいので、爬虫類の飼育を考えている方は爬虫類ショップや爬虫類の販売イベントに行ってみてください。

懐いてる気がする

気がするだけですが、懐いているような気がします。

犬や猫の様に人とのスキンシップを好むことはありませんが、毎日お世話をしていると飼い主を怖がらなくなり懐いている様な気がしてきます。

爬虫類の種類によっては名前を呼べば近づいてきてくれたり、触られても気にしなくなる様になります。飼育する場合は信頼関係が築ける様に嫌がることはしない様にしましょう。

爬虫類を飼育する際の注意点について

シリケンイモリ

それでは爬虫類を飼育する際の注意点を紹介します。

爬虫類は飼育がしやすいと言われていますが、一般的なペットではないのでわからないことも多いと思います。爬虫類を飼育する場合はあらかじめ注意点について知っておきましょう。

爬虫類は懐かない

まず、爬虫類をペットにしようと思う人は爬虫類は人に懐かないことを知っておきましょう。

爬虫類の中にも例外があってリクガメなど集団行動をする種類は、人に懐くと言われていますが、群れで生きていない爬虫類は基本的には人間には懐きません。

触っても怒らなくなったり気にしなくなったりすることはありますが、それは懐いているのではなくて、ただ気にしなくなっているだけです。

人間は自分に危害を加えないって思ってもらえるだけでも十分なので無理に懐かせようとしてたくさん触ったりハンドリングをしたりしていると、ストレスを与えてしまうので気をつけてください。

基本的に爬虫類は触られることが嫌いなので、無理に触ったり長時間ハンドルをしたりしない様にしてください。

無理やり触っていると噛まれてしまうことがあります。噛まれてしまった時は噛んだ相手が悪いのではなく、噛ませてしまった自分が悪かったんだなと思いましょう。犬や猫みたいにスキンシップを好む生き物ではないので、飼っている爬虫類が嫌がる素振りをするようだったら触らずに放っておいてあげましょう。

爬虫類を診察してくれる病院を調べておこう

獣医さんの中には爬虫類の病気をみてくれるところもあります。

普通の動物病院では見てくれないこともあるので、爬虫類の飼育を始めたら、まず最初に爬虫類を診察してくれる病院を調べておきましょう。

大体の動物病院は犬や猫などのペットしかみてくれません。

爬虫類をみてくれる動物病院は少ないので、自宅近くでどこの病院が爬虫類をみてくれるのか調べてください。トカゲなどを飼育していると病気になったりすることがたまにあります。獣医さんに見てもらわないと治らない病気もあるのでちゃんと調べておきましょう。

フトアゴヒゲトカゲを飼育する時に気をつけて欲しいことはこちらの記事で紹介しているので、こちらの記事も読んでみてください。フトアゴヒゲトカゲの飼育方法や特徴、飼育に必要な設備を紹介!!

飼育に必要な設備をしっかり調べておこう

爬虫類ケージ

爬虫類を飼育する場合は飼育する爬虫類に合わせて、必要な設備をちゃんと調べておきましょう。

爬虫類を飼育する場合は、基本的には室温を管理するためのパネルヒーターが必要になります。飼育ケージ内の温度があまりにも下がるようだったら保温球や暖突などのヒーターが必要になります。

フトアゴヒゲトカゲなどの昼行性のトカゲを飼育する場合にはヒーターの他に紫外線ライトも必要になります。昼行性の爬虫類は紫外線を浴びることで体内でビタミンを作るので、紫外線ライトを用意してください。

必要な栄養素について知っておこう

餌を食べるレオパ

また、必要な飼育設備の他に必要なサプリメントも知っておきましょう。ヒョウモントカゲモドキやフトアゴヒゲトカゲなどは餌の他にカルシウムやビタミンのサプリメントを与えて飼育する必要があります。

ビタミンはカルシウムを吸収するために必要な栄養素です。カルシウム不足になると、クル病と言われる病気になってしまいます。クル病は体の骨が脆くなって変形してしまう病気です。

病気の状態が軽ければカルシウム剤を餌に混ぜたりするだけで症状の進行を止めることができますが、状態が重くなれば顎の骨が折れてちゃんと餌を食べることができなくなったり、手足の骨がちゃんと形成できなくて、うまく歩くことができなくなってしまいます。

爬虫類を飼育する場合は飼育するために必要な設備と、健康に飼育するために必要な栄養素を知っておくようにしましょう。

トカゲの飼い方についてはこちらの記事で紹介しているので、こちらの記事で読んでみてください。

脱走に注意する

爬虫類はちょっとした隙間や目を離した隙に脱走してしまうことがあります。

爬虫類の種類によっては水槽でも飼育することができますが、脱走されない様に蓋や扉をしめることができる爬虫類用のケージを使用するのがオススメです。

爬虫類に脱走されてしまうと人や他の動物に危害を加えてしまう可能性があり、また生態系に影響がある可能性もあります。

長生きすることを知っておく

爬虫類は意外に寿命が長いです。

ペットとして人気の高いヒョウモントカゲモドキの寿命は10〜15年ほどで、長生きなことで知られている亀の寿命は種類にもよりますが30年ほどになります。

ヒョウモントカゲモドキの様な小さな爬虫類でも犬や猫と同等かそれ以上の寿命があるので、飼育する場合は長生きすることを知った上でお迎えする様にしましょう。

トカゲを飼いたい人にオススメのペットに人気のトカゲと飼育方法を紹介

爬虫類の飼育に必要な設備についてはこちらの記事で紹介しているので、爬虫類の飼育を考えている方は読んでみてください。

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Posted by hachuarium