コオロギの餌について!コオロギの飼育におすすめの餌や餌の与え方を紹介!!
餌用のコオロギにもちゃんと餌をあげて栄養価を高めておく必要があります。餌をあげていないと共食いをしてロスしてしまう数も増えるのでコオロギを購入したらちゃんと餌をあげるよにしましょう。今回の記事では、コオロギを飼育する時にオススメの餌を紹介します。
ヒョウモントカゲモドキなどの爬虫類の飼育以外にも、両生類や小動物の飼育などにコオロギは欠かせない餌です。
コオロギは飼育も簡単で繁殖もさせやすく、栄養価も高く栄養バランスもいいので、爬虫類の飼育にはとてもオススメの餌です。
ただ、コオロギにもちゃんと餌をあげてコオロギの栄養価を高めておかないといけません。餌を入れていないと共食いが起きてしまいロスしてしまう数も増えてくるので、ちゃんと餌をあげてコオロギを飼育しておきましょう。
今回の記事ではコオロギの飼育にオススメの餌を紹介するので、爬虫類などの餌用にコオロギを飼育する人はぜひ読んでみてください。
それではコオロギの飼育にオススメの餌を紹介します。コオロギを飼育しよう!爬虫類の餌に最適なコオロギの飼育方法を紹介!!
コオロギの食性について
コオロギは雑食性の生き物なので、なんでも食べます。人間が食べられるものは基本的になんでも食べることができます。
雑食性なので、野生下では草などの植物性の食べ物の他にも動物や昆虫の死骸なども食べます。
餌代を浮かせたいと思ったら料理を作った時に出る野菜の切れ端などを与えるのがオススメです。果物の皮なども食べるので、日頃捨ててしまうものを与えると食べてくれます。
コオロギは本当になんでも食べるので、熱帯魚用の乾燥餌なんかも食べます。アロワナなどの熱帯魚の飼育用にコオロギを飼育している場合は乾燥餌を少し砕いてあげるのもいいと思います。
乾燥餌が湿気を吸うと痛んでカビが生えてしまうので、沢山あげずに少しずつあげるようにしてください。
野菜の切れ端や果物の皮などもあまりあげすぎてしまうとカビが生えてしまうので、餌を与えるときは1日で食べきれる量を与えるようにしましょう。
また、玉ねぎなどの刺激の強いものは与えないようにしましょう。腐ってしまうと匂いもキツくなるので気をつけてください。
食べ物の他にも薄い紙であれば食べてしまいます。なので、新聞紙を入れていると新聞紙も食べてしまいます。新聞紙にはインクなどの化学物質が含まれています。
栄養面を気にする場合は新聞紙はケージに入れておかないようにしましょう。コオロギを飼育するときの足場やシェルターにはインクがついていない紙製の卵パックなどを使用する様にしましょう。
ペットとしてのコオロギと餌用のコオロギの違いについて
コオロギはバッタ目キリギリス亜目に分類されている昆虫で大きく分けるとバッタの中のキリギリの仲間になります。
日本にはエンマコオロギやオカメコオロギなどの種類のコオロギがいて、ペットとしてはエンマコオロギが飼育されることが多いです。
エンマコオロギの他には餌用としてヨーロッパイエコオロギとフタホシコオロギが販売されています。ヨーロッパイエコオロギは名前の通りヨーロッパに生息しているコオロギで、ペットの餌用として輸入されたものです。
フタホシコオロギは東南アジアに多く生息しているコオロギで日本では沖縄にも生息しています。餌用のコオロギでもペットとして飼育することができます。
餌用のコオロギとペット用のコオロギとで飼育方法が変わるわけではなく、同じ餌で飼育することができます。餌用のコオロギは成長が早く飼育も簡単で販売しているお店も多いので初めてコオロギを飼育する場合は餌用のコオロギから初めてみるのがオススメです。
コオロギの飼育にオススメの餌
コオロギはタンパク質が不足することで共食いを起こしてしまいます。共食いを防止するためにもコオロギを飼育する場合は野菜などの他にタンパク質が含まれている餌もちゃんと与える様にしましょう。
それではコオロギの飼育におすすめの餌を紹介します。
野菜の切れ端
毎日料理をする人であれば、簡単に用意することができると思います。最初にも紹介しましたがコオロギは雑食性なので、野菜の切れ端も問題なく食べます。
野菜の切れ端であれば特別何かを購入する必要がないので手軽に使用することができます。野菜の切れ端を与える場合は1日で食べきれる量を餌入れに入れてケージに投入してください。キュウリやナスなどをよく食べます。
野菜は腐りやすいので、できれば毎日餌を交換するようにしてください。また、ネギやタマネギなどの刺激の強い野菜は腐りやすく、匂いもするので与えないようにしてください。
ただ、野菜の切れ端だけ与えているとタンパク質が不足してしまいます。
タンパク質が不足するとコオロギ同士で共食いをしてしまいます。弱ったコオロギから食べられてしまうので、タンパク質が不足しないように他の餌も与えるようにしましょう。
みかん
コオロギを飼育する場合はみかんを与えるのがオススメです。
みかんは栄養価も高く、水分量も多いのでコオロギの飼育にオススメです。スーパーなどどこでも売っているので簡単に購入することができます。
みかんを与えるときは皮を剥いてみかんを一粒とって、薄皮を少し剥いて飼育ケースに入れてください。
コオロギを飼育する場合は餌から水分を取らせた方がカビが発生しないのでオススメです。コオロギの飲み水は数日で交換しなければいけません。ずっとそのままにしているとカビが発生したりコオロギが病気になってロスが増えるようになります。
水飲み場は作らずに水分の多い餌を与える方法で、コオロギに水分を取らせる方が管理がしやすくておすすめです。
みかんなどの果物も数日で腐ってしまうので、1日で食べきれる量だけを与えて、毎日餌を交換するようにしましょう。
コオロギは蒸れに弱いですが水切れにも弱く、水分を補給することができないと数日で死んでしまいます。
なので、コオロギを飼育する場合は毎日水を交換する必要があります。水を交換するのが面倒な場合は水分量の多いミカンや野菜を入れておくことで、ロスを減らすことができます。
人工餌
コオロギはなんでも食べるのでドックフードやキャットフード、熱帯魚用の人工餌などなんでも食べます。
他にもニワトリやウサギの餌を混ぜて与えることがあります。
人工餌は管理も楽で使いやすいのでオススメです。野菜やみかんなどを毎回用意するのが面倒な場合は人工餌を与えるのがいいと思います。
人工餌にはダニが湧いてしまうことがあるので、人工餌を与える場合も2〜3日で交換するようにしましょう。
人工餌をプラケースの中にばらまいてしまうとフンと混ざってしまいます。掃除が大変になってしまうので、人工餌は餌入れに入れてばらけないようにしましょう。
コオロギ用に配合されて人工餌も販売されています。
値段は少し高いですが自分で餌を作るのが面倒な場合はそう言ったものを使用するのがいいと思います。コオロギ用の人口餌はコオロギを販売しているファームから販売されています。
コオロギを繁殖させて販売しているファームで使われている餌なので、コオロギを飼育するときに使いやすくておすすめです。
コオロギはタンパク質が不足すると共食いを始めてしまいます。
野菜の切れ端やみかんなどで飼育していると共食いを始めてしまいます。野菜の切れ端などを与える場合でも、少量人工餌も与えるようにしましょう。
かつおぶし・煮干し
植物性の餌だけだと共食いを起こしてしまうので、鰹節や煮干しなどの動物性タンパク質が含まれている餌を与えましょう。
動物性タンパク質を含んだ餌は鰹節や煮干しの他にはキャットフードやドックフードでも代用することができます。
ドックフードやキャットフードを用意するのが大変な場合はかつおぶしや煮干しなどを細かく砕いて与えるようにしましょう。
昆虫ゼリー
飼育を簡単に使用と思ったら鈴虫やカブトムシ用の昆虫ゼリーがオススメです。
昆虫ゼリーは水分量を多く栄養も高いのでオススメです。
みかんとおなじで、水分量が多いとコオロギに水分補給させることができます。他の餌に比べると値段が高く、コスパは悪いですが栄養価も高いので、コオロギを繁殖させようと思ったら昆虫ゼリーがオススメです。
先ほども紹介しましたが昆虫ゼリーだけだとタンパク質が不足してしまい共食いが起きてしまうことがあるので、コオロギ用の餌などの人工餌も入れておきましょう。
コオロギの飼育方法はこちらの記事で詳しく紹介しているので、コオロギを生き餌として飼育する方はぜひ読んでみてください。
コオロギを飼育しよう!爬虫類の餌に最適なコオロギの飼育方法を紹介!!
餌の与え方について
次はコオロギの餌の与え方について紹介します。コオロギはなんでも食べるので餌に気を使うことは少ないですが、与える際は注意も必要です。それではコオロギの餌の与え方について紹介します。
餌の交換頻度について
コオロギを飼育する場合は毎日餌を交換するようにしましょう。
人工餌も数日放置していると湿気でカビてしまいます。コオロギはおしっこの量も多いので、ケース内が汚れやすいです。
数日放置しているとすぐにカビてしまうので注意してください。夏場の気温が高い日はケース内の湿度も高くなってしまいます。夏場は特に餌が腐りやすいので、ちゃんと毎日交換するようにしましょう。
餌は毎日食べきれる量だけ与えるようにしましょう。最初は餌の量を少なくして、少しずつ量を増やしていくのがいいと思います。
タンパク質が不足しないようにする
コオロギはなんでも食べるので、餌に気を使うことは少ないですが、タンパク質が不足すると共食いを起こしてしまいます。
野菜や昆虫ゼリーだけを与えているとタンパク質が不足してしまい共食いしてしまいます。共食いを防止するには動物性タンパク質の餌も与える必要があります。ドックフードや熱帯魚用の人工フードにはタンパク質が含まれているので忘れないで与えるようにしましょう。
コオロギ用のフードにはタンパク質の他にカルシウムなどの必要な栄養素が含まれているので、コオロギをペットとして飼育する場合はコオロギ用のフードを用意するのがオススメです。
湿度が上がりすぎないようにする
コオロギは蒸れに弱く湿度が高くなりすぎると全滅してしまうことがあります。コオロギが全滅しなくても、湿度が高いと餌が腐りやすくなったり、ダニが発生しやすくなるので、湿度が高くならないように注意してください。
湿度は60%以上になるとダニが発生しやすくなるので、湿度が60%にならないようにしましょう。紙製の床材や卵パックが濡れると湿度がすぐに上がってしまうので、濡れないように注意してください。
コオロギを飼育する際はプラケースは通気性のいいものを選んで、直射日光が当たらない風通しの良い場所で飼育することで湿度が上がりづらくなります。
コオロギを飼うなら水切れに注意!コオロギを飼育する時の給水方法を紹介!
爬虫類の飼育に必要な設備についてはこちらの記事で紹介しているので、爬虫類の飼育を考えている方は読んでみてください。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません