ペットにオススメのコオロギの種類とコオロギの特徴や生態を紹介!!
コオロギは秋になると鳴き始めるので、秋を知らせる昆虫として有名です。ペットとして飼育されることもあり、中でもエンマコオロギが有名です。今回の記事ではコオロギの種類について紹介します。
コオロギは本州以外にも九州や四国、北海道など差ていてざまな場所に生息しています。秋になって涼しくなってくるとコオロギが鳴きだしてきます。
鳴き声が美しいので、コオロギを飼ってみようと思う人も多いと思います。また、爬虫類用の餌として飼育している人も多いです。
今回の記事では、コオロギの特徴と種類について紹介するので、コオロギを飼ってみようと思う方はぜひ読んでみてください。
コオロギの餌は何がいい?コオロギの飼育におすすめの餌を紹介!!
コオロギの特徴
コオロギはバッタ目キリギリス亜目コオロギ科に属する昆虫の総称です。
バッタのような大きな後ろ足を持っていて、キリギリスのように鳴くのがコオロギです。
体色は黒や茶色の種類が多く、地味な色合いをしています。頭には長い触角がついていて、触角と尾部の尻毛の2種類のセンサーで周囲を確認しています。
とても大きな後ろ足を持っているので、バッタのように飛び跳ねることができます。翅がついていますが、バッタのように飛ぶことはできません。また、コオロギの前足のスネには鼓膜がついていて、周囲の音や仲間の出す音を聞き取ることができます。
オスのコオロギは背中の羽がヤスリ状になっていて、こすり合わせることで綺麗な音を発しています。
メスの尾部には産卵管がついているので、一目でオスとメスを見分けることができます。オスは尾部に2本の長い棘があるのに対して、メスは産卵管があるので、3本の棘があります。
コオロギの生態
コオロギは草原や田畑や公園など様々な場所に生息しています。
日本では7〜11月ごろに見かけることができ、日本全国に広く生息しています。コオロギの多くは夜行性で、日中は岩の陰や草の陰など暗い場所に潜んでいます。
コオロギは地中や植物に産卵管を使って卵を一つずつ産卵します。卵からは生体を小さくしたような幼虫が生まれて、脱皮を繰り返しながら大きくなっていきます。
日本に生息しているコオロギは冬の前に産卵して、卵で冬越をして、春に幼虫が孵化して、夏の終わりから秋に成虫が交尾をして、また産卵するという一世代一年のサイクルを繰り返しています。
コオロギの食性について
雑食の生き物なので、植物を食べたり小動物や昆虫の死骸などを食べています。飼育していて餌が足りなかったり、たんぱく質が不足すると共食いをしてしまうので気をつけてください。
ペットにオススメのコオロギの種類
日本いはエンマコオロギ、オカメコオロギ、ミツカドコオロギなどが有名です。ほかにも日本にはクマコオロギやカマドコオロギなどさまざな種類のコオロギがいます。
フタホシコオロギやヨーロッパイエコオロギは爬虫類や熱帯魚の餌として、よく飼育されています。
コオロギといっても様々な種類がいて飼育方法も様々なので、間違った飼育方法を知ればすぐに死んでしまいます。なので、コオロギを飼育したい人は飼育が簡単な種類のコオロギを選ぶのがいいと思います。
中でもオススメなのがエンマコオロギです。エンマコオロギは乾燥に強く水切れにも強い種類なので、手入れや飼育環境の維持が容易なので飼育が簡単です。
爬虫類や熱帯魚の餌用に飼育するなら、フタホシコオロギやヨーロッパイエコオロギがオススメです。ペットショップで販売していて流通量も多いので、入手しやすくて飼育も簡単なのでオススメです。
コオロギは群れると死んでしまうことがあるので、飼育するときは風通しの良い場所で飼育するようにしましょう。また、餌がなくなると共食いしてしまうので、餌が無くならないように注意しましょう。コオロギを飼育する時にオススメの餌を紹介!!
コオロギの飼育方法について
エンマコオロギやヨーロッパイエコオロギなどの丈夫なコオロギであれば飼育は簡単です。
昆虫ケースや穴を開けて通気性をよくした衣装ケースなどを使用して飼育することができます。コオロギはツルツルしている場所はうまく歩くことが出来ずに疲れてしまうので、飼育ケースには細かく切った新聞紙、ふすま、土などを入れておきましょう。
あとは紙製の卵パックや落ち葉などを入れておくことでコオロギの隠れ家になります。
餌は野菜や果物、熱帯魚用の餌をふやかして与えることが出来ます。湿度が高くなるとケース内の匂いがきつくなるので、飼育ケースは通気性のいいものを使用して、蒸れないようにしてください。
爬虫類の飼育に必要な設備についてはこちらの記事で紹介しているので、爬虫類の飼育を考えている方は読んでみてください。
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