バジェットガエルを飼おう!特徴や生態、飼育方法を紹介!!
バジェットガエルは面白い見た目をしていて、可愛らしいのでペットとしてもオススメです。面白い見た目をしているので爬虫類が好きな人には絶大な人気があります。今回の記事ではバジェットガエルの特徴と飼育方法を紹介します。
バジェットガエルは黒目が丸くてタピオカに似ているので、マルメタピオカガエルとも呼ばれています。
まん丸の目と丸っこい身体つきが特徴的で、可愛らしいしている見た目をしているので、ペットとして人気が高いです。飼育もしやすいカエルなので初めてカエルを飼育される方でも飼育しやすい種類です。
今回の記事では、バジェットガエルの特徴と飼育方法を紹介するので、バジェットガエルを飼ってみたい方はぜひ読んでみてください。
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バジェットガエルの特徴
バジェットガエルアルゼンチンやパラグライなど南米に生息しているカエルです。泳ぐのがあまり得意ではないので、流れが緩やかな川や沼地などに生息しています。
頭が体の3分の1を占めているので、口を大きく開けることができます。口を広げると上顎には歯があって、下あごにも2本の牙があります。
水棲の強いカエルで、ほとんどの時間を水の中で過ごしますが、陸地を歩いたりすることもあります。泳ぐのが上手じゃないので、ほとんどの時間をじっとしていて、目の前を通る小魚や昆虫など通るのを待っています。
体長について
体長は11〜12cmほどとカエルの中では大きな種類です。
寿命について
寿命はよくわかっていませんが、6年ほどだと言われています。
15年ほど生きることもあると言われていますので、飼育する際は10年ほど生きると思って飼育をするようにしましょう。
バジェットガエルの生態
バジェットガエルは泥の中や干潟に生息しています。乾燥に弱いカエルで、野生では乾季になると泥で繭を作ってその中で冬眠をします。
餌は昆虫の他に甲殻類や魚などを捕食しています。水中や泥の中に隠れながら、目だけを水上に出して昆虫など餌などを待ち構えて捕食します。
バジェットガエルのおたまじゃくしもユニークな見た目をしています。おたまじゃくし頃から、成体のような丸い目をしています。
バジェットガエルは威嚇をするときに風船のように丸く膨らみます。このときに鳴き声を発するのですが、その鳴き声が面白いので有名です。
バジェットガエルの性格
バジェットガエルの性格は攻撃的で人になつくこともありません。掃除などで水槽に手を入れると怒って噛み付いてくることがあります。
威嚇するときは体を大きく膨らませて大きな声で鳴きます。威嚇しているときはに手を近づけると噛まれてしまいます。
バジェットガエルには歯があって、噛まれると痛いので飼育するときは気をつけてください。
バジェットガエルの飼育に必要なもの
水槽
バジェットガエルは12cm程度までし成長しないので、45cm水槽で飼育することができます。水槽にはバジェットガエルが立ち上がると目が出るぐらいの水深になるように水を入れてください。
水槽の水は時間が経つとフンや餌の食べ残しで悪化してしまうので、できれば毎日カルキを抜いた水を入れて水換えをするようにしましょう。
このとき水槽に足す水の水温が低すぎると急激に水温が変わってしまいバジェットガエルが体調を崩してしまうので気をつけてください。
水深が浅いと水量が少なくなってしまい、水が汚れやすいです。なるべく水量を多く取りたい場合はレンガなどを敷いた上に鉢底ネットなどを敷いて足場を作ってあげるのがいいと思います。
濾過フィルター
バジェットガエルは水が汚れやすいので、濾過フィルターを設置しましょう。濾過フィルターを設置していても水は汚れてしまうので、毎日ちゃんと水換えをするようにしましょう。
濾過フィルターを設置しておくことで、少しだけ水質の悪化を抑えることができます。
ヒーター
温度は22〜28度前後で安定させる必要があります。なので、水槽には熱帯魚用のヒーターを用意して水温を安定させてください。
ヒーターはいきなり壊れてしまうことがあるので、予備も用意しておくようにして、毎日水温を確認するようにしましょう。
ヒーターにはヒーターカバーをつけて、バジェットガエルが触って火傷がしないようにしましょう。
ピンセット
バジェットガエルに餌を与える場合にピンセットが必要になります。
ピンセットの先端が尖っているとバジェットガエルが怪我をしてしまうので木製のピンセットを使用するようにしましょう。
バジェットガエルの餌について
バジェットガエルを飼育する場合はコオロギやピンクマウス、金魚などを与えるのが一般的です。
ピンクマウスは栄養価も高く、消化にも時間がかかるので、ピンクマウスを与える場合はコオロギを与えるよりも間隔をあけて給餌するようにしましょう。
ピンクマウスやコオロギなどを与えるのに抵抗がある場合はツノガエル用の人工餌のパックマンフードを与えるのがいいと思います。パックマンフードは水と混ぜて団子状にして与える人口餌です。パックマンフードを作って口元に持っていったあげれば食べてくれます。
餌は丸呑みするので、コオロギやミルワームなどの牙の力が強い昆虫を与える場合は頭を潰してから与えるようにしましょう。
金魚を与える場合は、金魚が病気になっている可能性があるので、購入してから1週間ほど別の水槽で飼育をして、病気が出ていないことを確認してから与えてください。
餌の頻度について
ヤング個体を飼育する場合は毎日1回餌を与えるようにして、成長に伴い餌の頻度を減らして行きましょう。
アダルト個体であれば1週間に1回の給餌で十分です。
爬虫類の飼育に必要な設備についてはこちらの記事で紹介しているので、爬虫類の飼育を考えている方は読んでみてください。
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