ベルツノガエルの特徴と飼育方法・飼育に必要な設備を紹介!!

ベルツノガエルの特徴と飼育方法・飼育に必要な設備を紹介!!ツノガエル

ツノガエルはまん丸の形をしていて、とても可愛いので、ペットとして人気が高いです。その中でも飼育が簡単だと言われているのがベルツノガエルです。今回の記事では、ベルツノガエルの飼育方法について紹介します。

 

 

ベルツノガエルはペットとして人気が高いので、ペットショップでもたくさん販売されています。

 

あまり動くカエルじゃないので、小さい水槽やプラケースで飼育することができるので、飼育がしやすくて初心者の方にもオススメです。飼育設備をちゃんと揃えれば初心者の方でも簡単に飼育することができます。

 

今回の記事ではベルツノガエルの飼育方法について紹介するので、ベルツノガエルを飼ってみたいと思う方はぜひ読んでみてください。

 

 

ペットにオススメのカエルは、下記の記事で紹介しているので、そちらも読んでみてください。

飼いやすいカエルの種類とは?ペットにオススメのカエルの種類を紹介!!

(両生類)ベルツノガエル オタマジャクシ(1匹) 北海道・九州航空便要保温

 

ベルツノガエルの特徴

 

 

ベルツノガエルはブラジルなどの南米に生息しているツノガエルで、体長は大きなもので13cmほどまで成長します。

 

地表棲のカエルで、地中に潜っていることが多いので、あまり活発に動き回ることがなく、おとなしい性格をしています。

 

食欲が旺盛で、目の前を通る獲物を大きな口を開けて捕食します。捕食する姿が特徴的なので、海外ではパックマンフロッグとも呼ばれています。

 

あまり動かないので、大きな飼育ケージが必要なく、週に2〜3回ほどの給費と掃除をするだけで飼育することが出来るので、簡単に飼育することができ、ペットとしても人気が高くなっています。

 

 

ベルツノガエルの販売価格

 

 

ベルツノガエルには様々なモルフがいます。モルフによって値段は異なりますが、アダルト個体の場合は、安いものでは2000円前後で販売されていることが多いです。

 

ベルツノガエルには鮮やかの緑色や黄緑色のモルフやオレンジ系の色もののやグレー系の色のモルフがいます。

 

アルビノなどの珍しいモルフの場合は1万円前後で販売されていることもあります。色々なモルフを見てみて、気に入った個体を探してみるのがいいと思います。

 

 

 

ベルツノガエルの寿命

 

 

ベルツノガエルの寿命は10〜15年と言われています。

 

しっかりと飼育すれば、10年以上生きるので、長く付き合うことができます。寿命が長いので飼育する場合はしっかりと考えてから飼うようにしましょう。

 

他のペットに比べて体調の変化がわかりづらいので、体調を崩してしまうとそのまま死んでしまうことがあります。簡単に飼育することが出来るカエルですが、飼育環境は不衛生にならないように気をつけてください。

 

 

ベルツノガエルの飼育に必要なもの

 

 

ベルツノガエルを飼育する場合、飼育ケージ内には水以外に入れなければいけないものがないので、プラケースがあれば飼育することができます。

 

プラケース内に薄く水を張って、糞をしたら水を交換するようにしましょう。ただ、プラケースに水を張っただけだと、ベルツノガエルの腰の骨が変形すると言われています。

 

プラケースにそのまま入れていると、踏ん張りがきかないので、お腹をペタッと床についけていることが増えて腰の骨が変形してしまいます。なので、プラケースには床材を入れてあげるのがいいと思います。

 

床材はミズゴケやウールマットがよく使われています。なるべく簡単に飼育したい場合はミズゴケかウールマットがオススメです。

 

腐葉土もよく使われます。ベルツノガエルは穴を掘るのが好きなので、腐葉土などの床材を敷いてあげると穴を掘って埋まります。自然に近い環境で育てたい場合は床材を敷いておきましょう。

 

冬場など気温が下がるときはヒーターが必要になります。適温は22〜28度と言われています。

 

冬場の気温が下がる時期はパネルヒーターを使って室温を管理するようにしましょう。

 

夏場は、気温が高くなりすぎないように注意してください。室温が35度以上になると生存することができなくなります。また、気温が高いと水が腐るスピードも速くなります。

 

夏場は気温が高くならない涼しい場所で飼育するようにしましょう。

 

 

ベルツノガエルの飼育環境について

 

温度は先ほども紹介しましたが温度は22〜28度前後にするようにしましょう。ただ、外気温とケース内の温度が離れすぎていると体調を崩してしまうので気をつけてください。

 

冬場など外気の温度が低いのにケース内の温度が28度だったりすると体調を崩してしまいます。夏場であれば30度ぐらいでも問題ないのに無理にケース内の温度を下げたりしないようにしましょう。

 

冬場は10度ぐらいまで下がった日が何日も続けば死んでしまいますが、そこまで下がらなければ耐えることができます。なので、冬場は20度前後、夏場は28度前後と外気と合わせて温度を設定するようにしましょう。

 

 

また、ベルツノガエルを飼育する場合は乾燥に気をつけてください。プラケースに水を張って床材を敷いていれば湿度が下がることはありませんが、土などを敷いて飼育していると床材が乾燥してしまいます。

 

冬場は特に乾燥するので、霧吹きで床材を湿らせたり、湿った水苔を床材に重ねたりして床材を湿らせてください。乾燥はよくありませんが、蒸れるのもよくありません。なので、すぐに乾燥してしまっても通気性のいいケースで飼育するようにしてください。

 

 

 

ベルツノガエルの飼育にオススメの餌

 

 

ベルツノガエルは肉食なので、飼育する場合はコオロギやデュビアなどの昆虫や金魚などを食べます。

 

ベルツノガエル用の人工餌も販売されています。食欲が旺盛で、人工餌にもよく餌付くので、人工餌で飼育されることが多いです。生き餌を管理するのが大変な場合は人工餌を与えるのがいいと思います。

 

餌を与える場合はピンセットでつまんで、口元に持っていくようにして与えてください。

 

オタマジャクシから成体になったばかりだったり、飼育を始めたばかりだと餌を食べないことが多いです。そんなときは人工餌でなく生き餌を与えてください。

 

 

アクアテラリウムでの飼育もオススメ

 

 

ベルツノガエルは腐葉土やコケなどはある場所に生息しているます。

 

自然に近い環境で飼育した方がストレスを軽減することができます。自然に近い環境で飼育したい場合はアクアテラリウムの環境を作ってあげるのがオススメです。

 

ただ、アクアテラリウムの環境を維持するのは結構大変です。床材も2〜3ヶ月には1回交換する必要があります。

 

飼育環境を清潔に保つことができない場合アクアテラリウムで飼育しない方が長生きさせることができます。ビバリウムを始めよう!ビバリウムの作り方の基本を紹介!!

 

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Posted by hachuarium