クランウェルツノガエルの飼育方法とは?特徴と飼育方法を紹介!!
クランウェルツノガエルは見た目も可愛く飼育も簡単なので人気の高い種類のカエルです。今までカエルを飼ったことがない人でも飼育がしやすいので初めてカエルを飼う人にはオススメです。今回の記事ではクランウェルツノガエルの特徴を飼育方法を紹介します。
クランウェルツノガエルはブラジルやアルゼンチンなどの南米に生息するカエルです。地上で生活するカエルで、飼育ケージに木や観葉植物を設置する必要がないので飼育が簡単です。
ベルツノガエルと同様に色々な色をした種類がいます。茶色が強い個体や緑色が強い個体など様々な個体がいるので、自分の気にいった個体を探すのも楽しいと思います。クランウェルツノガエルは見た目も可愛く飼育が簡単で値段も手頃なので初めてカエルを飼う場合にはとてもオススメです。
今回の記事では、クランウェルツノガエルの飼育方法を紹介するので、クランウェルツノガエルを飼ってみたいと思う人はぜひ読んでみてください。
ペットにオススメのカエルは、下記の記事で紹介しているのでそちらも読んでみてください。
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それでは、クランウェルツノガエルの飼育方法を紹介します。
クランウェルツノガエルの特徴
クランウェルツノガエルは地表棲のカエルの中でも飼育が簡単な種類です。
アルゼンチンやブラジル、ボリビアなどの南米に生息しているツノガエルです。ベルツノガエルとも似ていますが、ベルツノガエルに比べると目の上のツノが大きくて突起が長くなっています。また、ベルツノガエルに比べるとカラーバリエーションが多いので、様々な見た目の個体がいます。
ベルツノガエルとクランウェルツノガエルは見た目がとても似ているので、見比べないと違いを見つけるのは難しいです。
クランウェルツノガエルの生態について
クランウェルツノガエルはあまり動かないカエルで、自然下では水辺でじっとしています。
土に浅い穴を掘ってそこで動かずにじっとして、目の前を通る小動物や昆虫などを捕食します。あまり動かないカエルなので、小さいプラケースで飼育することができるので、省スペースで飼育することができ、簡単に飼育することができます。
飼育はそれほど難しくないので、初めてカエルを飼育する人にはオススメのペットです。
寿命について
寿命は5〜10年ほどだと言われていますが、10年以上生きることもあるので、クランウェルツノガエルを飼育する場合はしっかりと飼育環境を整えて飼育するようにしましょう。
あまり動かないカエルですが、飼育ケージだと運動不足になりやすく短命になることが多いです。
体長について
クランウェルツノガエルの体長は8〜12cmほどまで成長する中型のカエルです。成長スピードは早く陸上してから一年ほどで12cmほどまで成長します。
成長スピードの速いカエルなので飼育する際はしっかりと体が作れるように餌をちゃんと与えるようにしましょう。成体になって1年ほどで最大サイズまで成長するので、成体になったばかりは餌を食べる量が多いです。
販売価格について
クランウェルツノガエルの値段は3,000〜5,000円ほどで販売されていることが多いです。ペットとして人気の高い種類で、流通量も多いカエルなので、ペットショップで見かけることも多いです。
爬虫類を取り扱っているお店であれば販売していることが多いので、そういったお店を探して見てください。
クランウェルツノガエルの飼育設備について
クランウェルツノガエルを飼育する場合はそれほど大掛かりな設備は必要ありません。
プラケースでも飼育することができるので、初期費用はそれほどかからないので、飼育の始めやすいカエルです。それではクランウェルツノガエルの飼育環境について紹介します。
飼育ケージについて
クランウェルツノガエルはプラケースで飼育することができます。
カエルには水中で生活する水棲のカエル、木や草の上で生活する樹上棲のカエル、地上で生活する地表棲のカエルの3種類がいます。
クランウェルツノガエルは地上で生活する地表棲のカエルなので、水槽に水を張って飼育したり大きな飼育ケージに流木や観葉植物を設置して飼育したりしなくてもいいので、飼育が簡単で小さめの飼育ケージで飼育することができます。
動くことが少ないカエルなので、飼育ケージは体長の倍ぐらいのサイズがあれば飼育することができます。体長が小さいうちはSサイズのプラケースで飼育することができます。手狭になってきたら、少し大きなケースを用意するようにしましょう。
床材について
クランウェルツノガエルを飼育する場合は水だけではなく床材を用意してあげましょう。
プラケースに薄く水を入れただけで飼育するとしっかりと踏ん張ることができないので、骨盤がゆがんでしまいます。水を入れているだけではリラックスできる環境ではないのであまりお勧めできません。
クランウェルツノガエルを飼育する場合は、ウールマット・ソイル・ミズゴケなどの床材を敷いて飼育する様にしましょう。
ウールマットは掃除が楽で管理が簡単な床材です。ウールマットを敷いて、少し水を張っておくことでクランウェルツノガエルを飼育することができます。
ただ、クランウェルツノガエルにとってはリラックスできる環境ではないようで、ウールマットで飼育していると餌食いが悪くなったりすることがあると言われています。
ソイルやミズゴケはウールマットよりも掃除が大変なので管理が大変にはなりますが、クランウェルツノガエルにとってはリラックスできる環境で飼育することができます。
ソイルで飼育すればレイアウトを楽しんだりしてビバリウムを楽しむことができます。
ソイルや赤土などの床材を使用すると浅い穴を掘ることができるので、自分で落ち着く環境を作ることができます。
水入れ
陸地を作って飼育する場合は全身が浸かれるような小さい水入れを設置しておきましょう。ツノガエルはお腹から水分を吸収するので、体が入るぐらいの水入れを用意して、水は毎日交換するようにしてください。
湿度が十分にあれば水入れを設置する必要はありません。ただ、湿度が十分に保てているか心配な場合は水入れを設置しておくのがオススメです。
クランウェルツノガエルの飼育環境
クランウェルツノガエルを飼育する温度と湿度をしっかりと管理して、水質が悪化しない様に注意しましょう。
それではクランウェルツノガエルの飼育環境について紹介します。
適切な温度について
クランウェルツノガエルを飼育する場合は暖突やパネルヒーターを使って室温を管理してください。室温は22〜28度前後で安定するようにしましょう。お腹が冷えると消化不良になりやすいので、下から温めるパネルヒーターを使うのがオススメです。
クランウェルツノガエルを飼育する場合は温度にだけは気をつけてください。温度が低すぎると食べた餌を消化することができなくなってしまたり、体調を壊してしまったりするので気をつけてください。
30度以上の環境や20度以下の環境で飼育していると体調を崩してしまうので、飼育温度はしっかりと管理して飼育するようにしましょう。
適切な湿度について
クランウェルツノガエルを飼育する場合は湿度は60%以上になるようにしてください。
多湿な環境を好むので、床材が乾燥しないように毎日2回、朝と夜に霧吹きをして床材を湿らせてください。湿度の管理が難しい場合は水入れを設置して、クランウェルツノガエルが水分補給をすることができる場所を作ってあげましょう。
水換えについて
ウールマットで飼育している場合は水換えをする必要があります。
クランウェルツノガエルは水の中でおしっこやフンをするので、水がすぐに汚れてしまいます。清潔な環境じゃないと病気になってしまうことがあるので、水はできれば毎日、最低でも3日に1回は交換していつも清潔にしておきましょう。
水換えをしているときにフンをすることもあります。フンをしたらまた水を交換するようにしましょう。水換えをするときはカルキ抜きをした水を使用してください。
クランウェルツノガエルの飼育にオススメの餌
餌はコオロギやレッドローチ、デュビアなどの昆虫や金魚やメダカなどを食べます。
床材を敷いていると餌と一緒に床材を食べてしまうことがあります。なので、餌を与えるときはピンセットを使って与えてください。クランウェルツノガエルは餌をよく食べるカエルです。食べるだけ与えてしまうと肥満になってしまうので、与えすぎには気をつけてください。
クランウェルツノガエルは餌を食べる回数は少なくて大丈夫です。
小さいうちは週に2回ぐらい、1回にコオロギを2〜3匹程度与えるだけで大丈夫です。5cm以上に大きくなったら、週に1回餌を与えるようにしてください。10cmを超えたら2週間に1回程度餌を与えるだけで飼育することができます。体長が大きくなると大きな餌を食べられるようになります。
ツノガエル用の人工餌も販売されていて、ピンセットからの給餌に慣れれば人工餌も食べてくれます。人工餌で飼育がしたい方はピンセットからの給餌に慣れさせておきましょう。
爬虫類の飼育に必要な設備についてはこちらの記事で紹介しているので、爬虫類の飼育を考えている方は読んでみてください。
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