スッポンって飼えるの?スッポンの飼育方法を紹介!!
スッポンは健康食品としても有名ですが見た目も可愛くて、愛嬌のある顔をしているので、ペットとしてもおすすめです。今回の記事では、スッポンの飼育方法に付いて紹介します。
スッポンは昔から薬膳料理として食べられていました。スッポンの食材としての歴史は古く、中国では4000年ほど昔から人類はスッポンを食べていたと言われています。
スッポンは2億年ほど昔から地球に住んでいて、その姿と形は現在とほとんど変わっていません。スッポンは食材として有名ですが、見た目も可愛くペットとして飼育されることも多いです。
今回の記事ではスッポンの飼育方法を紹介するので、スッポンを飼ってみたい方はぜひ読んでみてください。
スッポンの特徴
スッポンは日本に生息しています。日本以外にも、中国、韓国、北朝鮮、台湾など東アジアに広く生息しています。
他にもインドシナ半島やアメリカのフロリダ半島にもスッポンは生息しています。日本では北海道を除くほとんどの地域に生息しています。
性格はとても臆病で、人が近づいたり点滴が近づくとすぐに水中に逃げてしまいます。スッポンは夜行性で、昼間は岩陰など隠れていて、夜になると餌を探して活動を始めます。
体長は最大で60cm程度です。ただ、飼育かでそこまで大きくなることはほとんどありません。
飼育下では30cmほどまでしか成長しないことがほとんどなので、30cm程度まで成長することを想定して飼育するようにしましょう。
スッポンの甲羅は角質化していないので、柔なくなっています。
寿命は亀の中でもとても長く、中には100年以上生きたスッポンもいるそうです。平均的には30年ぐらいです。
スッポンは顎の力が強いことが有名です。万が一噛まれてしまうと中々離してくれません。もしすっぽんに噛まれてしまったら、水中にスッポンを戻すと離して逃げてくれます。
スッポンの値段と購入方法
スッポンは爬虫類や両生類が販売されているペットショップで販売されていることがあります。
いつでも販売しているわけではないので、ペットショップの店員さんに入荷したら教えてもらうか、爬虫類の販売イベントに行って探してみるのがいいと思います。
値段は稚亀で1000円程度、成長した個体で4000円程度で販売されています。
スッポンの飼育に必要なもの
水槽
スッポンは30cmぐらいまでしか成長しないことが多いです。30cmのスッポンを飼育する場合は90cm水槽が必要になります。
稚亀を飼育する場合は45cm水槽で飼育することができます。スッポンの成長に合わせて水槽を用意するのがいいと思います。
水槽にはスッポンの甲羅が完全に浸かるぐらい水を入れて飼育してください。
濾過フィルター
餌の食べ残しやフンなどで水質が悪化するので、濾過フィルターが必要になります。濾過フィルターは上部フィルターか外部フィルターがおすすめです。
上部フィルターの方がメンテナンスが楽なので、見た目を気にしないなら上部フィルターがいいと思います。
ヒーター
スッポンは低温に弱いので、水槽にはヒーターを設置して飼育するようにしましょう。水温は通年で25度ぐらいで安定させるのがいいです。
床材
床材は目の細かい砂系のものを選ぶようにしましょう。砂に潜ることもあるので、少し厚めに敷いてあげるのがいいと思います。
角が尖っている砂利などを使うとスッポンの体が傷ついてしまうことがあるので気をつけてください。
陸地
スッポンは日光浴をするので、水槽には浮島や石などを設置して陸地を作ってあげてください。
スッポンの餌について
スッポンは亀用の人工餌で飼育することができます。ただ、生き餌も好きなので、人工餌をあまり食べない場合は生き餌を与えるのがいいと思います。
置き餌はミルワームやコオロギなどの昆虫の他に、ミミズや赤虫なども好んで食べます。他にはタニシも好きなので、タニシを用意することができる場合はあげてみてください。
スッポンには日光浴が欠かせない
スッポンに限らず亀を飼育する場合は日光浴をさせることがとても重要です。
日光浴をすることで、病気を予防することができます。なので、週に2〜3回ほと1回に10分程度日光浴をさせてあげてください。
室内飼育をしていて、日光浴をさせるのが難しい場合は紫外線ライトとバスキングライトを設置して、陸地に照射して水槽内で日光浴ができるようにしましょう。
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