カナヘビの寿命はどのぐらい?カナヘビの寿命と長生きさせる方法について紹介!!

カナヘビの寿命はどのぐらい?カナヘビの寿命と長生きさせる方法について紹介!!カナヘビ

ニホンカナヘビは爬虫類の中でも身近な種類で、子供の頃に捕まえたことがある人も多いと思います。飼育も簡単な種類なので、飼ったことがある人もいると思います。今回の記事ではニホンカナヘビの寿命について紹介します。

ニホンカナヘビは飼育の簡単なトカゲです。しっかりと飼育環境を整えれば長く飼育することができるペットです。

手軽に捕まえることができ、飼育も始めやすいトカゲですが、以外に長生きなので飼育する際はしっかりと飼育環境を整えて責任を持って飼育するようにしましょう。

今回の記事ではカナヘビの寿命と長生きさせる方法について紹介するので、カナヘビを飼育してみたい方はぜひ読んでみてください。カナヘビの飼育方法について!カナヘビの餌や飼育設備について紹介!!

カナヘビの寿命について

カナヘビ

野生のカナヘビの寿命は平均で7年、最長で10年ほどだと言われています。

本来は寿命の長いトカゲなので、飼育する際はしっかりと飼育環境を整えて長生きできるようにしましょう。

飼育下でのカナヘビの寿命について

飼育下で7年や10年生きることはとても希です。

しっかりと飼育することができれば10年ほど生きることもありますが、飼育下での寿命は3〜5年ほどなことが多いです。

また、春や夏に成体を捕まえて飼育を始めても秋と冬を超えることができないことも多く、1年だけの生涯で終わってしまうことも多いです。日本に生息しているトカゲで、日本の気候にも会いやすいですが、飼育下では短命に終わってしまうことが多いです。

カナヘビを長生きさせる方法

カナヘビ

カナヘビが飼育下で寿命が短くなってしまいます。少しでも長生きさせるためにカナヘビを長生きさせる方法について紹介します。

冬眠をさせる

カナヘビは冬になると冬眠をします。

冬眠をすることで休眠状態に入ると代謝が下がり寿命が長くなります。冬眠させないで飼育しているとその分寿命も短くなります。

飼育下で冬眠させるのは大変で、冬眠中に死んでしまうこともあるので、飼育に慣れていない場合は寿命は短くなってしまいますが、冬眠させないで飼育するのがオススメです。

カナヘビは11月ごろになると冬眠を始めて3月ごろまで冬眠をします。飼育下で冬眠させる場合は床材を敷いた飼育ケージを用意して、室温が10度前後の場所に飼育ケージを設置してください。

氷点下になると死んでしまうので、室温は下がっても5度ぐらいの場所で飼育してください。

餌を与えすぎない

幼体の時は成長も早いので、食べるだけ餌を与えても大丈夫ですが、成長期をすぎても食べるだけ餌を与えていると肥満になってしまいます。

肥満は様々な病気の原因になるので、肥満にならないように腹八分目を目安にして太りすぎないようにしてください。カナヘビの餌について!カナヘビにオススメの餌と餌の与え方を紹介!!

水切れに注意する

カナヘビが短命に終わってしまう方の中には水切れが原因の方も多いと思います。

カナヘビは水入れを設置しておけば水を飲んでくれることが多いですが、個体によっては水入れから水を飲まないことがあります。

水入れから水を飲んでくれない場合はケージ内に霧吹きをして水滴をつけておく必要があります。カナヘビを飼育する場合は毎日霧吹きをしてケージ内に水滴をつけておきましょう。

紫外線ライト・バスキングライトを用意する

昼行性のトカゲなので、飼育する際は紫外線ライトとバスキングライトが必要になります。

昼行性のトカゲは日光浴をすることで体温をあげたり、紫外線を浴びることで体内でビタミンDを作ります。

体温が上がることで代謝が上がり消化が促進されます。ビタミンDはカルシウムを吸収するために必要な栄養素で、不足するとクル病という病気になってしまいます。

紫外線はガラスを通すとほとんどカットされてしまうので、窓越しに日光浴させているだけでは必要な紫外線を浴びることができません。

なので、カナヘビを飼育する場合は紫外線ライトとバスキングライトを設置してください。紫外線ライトは使用していると紫外線量が下がってしまいます。紫外線量が下がってしまうので1年に1回は交換するようにしましょう。

カナヘビの赤ちゃんの飼育方法について!幼体の餌や飼育方法について紹介!!

爬虫類の飼育に必要な設備についてはこちらの記事で紹介しているので、爬虫類の飼育を考えている方は読んでみてください。