トカゲとヤモリの違いは?まぶたや体型で見分ける方法を紹介!!
トカゲとヤモリはどちらも爬虫類で、見た目も少し似ているので、違いがよくわからない人も多いと思います。トカゲとヤモリは身近な爬虫類で、家の近くで見かけることも多いです。今回の記事ではトカゲとヤモリの違い方について紹介します。
トカゲとヤモリは都会にも生息しているので、人間に身近な生き物です。トカゲとヤモリの顔つきや体型が似ているので区別が難しい人も多いと思います。
ヤモリは壁に登ることができるので、壁や天井を移動して入ればヤモリですが、いつでもヤモリが壁にいるわけではありません。
トカゲとヤモリの区別ができても実際にどこが違うのか聞かれると答えるのが難しいって方も多いんじゃないでしょうか。
今回の記事ではヤモリとトカゲの違いについて紹介するので、興味がある人はぜひ読んでみてください。
ヤモリについて
ヤモリは爬虫類なので、トカゲの一種です。
英語ではゲッコー(gecko)といい、レオパードゲッコーやクレステッドゲッコーなどがペットとしてよく飼育されています。
ヤモリは小型の種類が多く、一部の種類を除いてほとんどが夜行性になります。ヤモリは足の裏に趾下薄板(しかはくばん)と呼ばれる器官を持っていて、ガラスなどのツルツルしている場所にもぴったりと張り付くことができます。
趾下薄板は全てのヤモリが持っている訳ではなく、ペットとしてよく飼育されているレオパードゲッコーは持っていなく、壁を登ることはできません。
トカゲについて
トカゲの種類は4000種以上あり、爬虫類の中でも種類は多い生き物です。世界中に広く分布していて、ジャングルや砂漠など様々な場所に生息しています。
トカゲは種類が多いので、見た目や大きさ、生態など様々です。生体によっては昆虫や小動物を食べる肉食のトカゲがいたり、植物や果物を食べる草食性のトカゲがいます。
ヤモリとトカゲの違い
先ほども紹介しましたが、ほとんどの種類のヤモリは指先を吸盤のように使って壁や天井を登ることができます。
厳密に言えば吸盤ではなく、極細の毛がたくさん生えていて、それを使用して壁に張り付いています。なので、家の窓のガラスや壁などに張り付いている場合はヤモリです。
ヤモリが壁に張り付く原理は実際にどういった原理で張り付いているのか、実はまだよくわかっていません。
ヤモリは生息している場所の民家の近くに生息しているので、夏場は家の明かりに集まる昆虫を食べにヤモリも集まってくるので、夏場見かけることができます。
ヤモリとトカゲを見分けるのに1番簡単な方法はまぶたです。
ヤモリのほとんどの種類にはまぶたがありません。トカゲとヤモリを見分ける時に1番簡単なのはまぶたがあるかないかです。
じっくりと観察をすることができる状態であれば目を見ると簡単に見分けることができます。
トカゲにはまぶたがありますが、ヤモリはまぶたがないく、まん丸の目が出っ張っています。また、ヤモリはまぶたがないので、目が乾燥すると舌で目を舐めます。
ただ、中にも例外があります。ペットとして人気の高いヒョウモントカゲモドキはヤモリの仲間ですが、ヤモリのように壁を登ることはできないし、まぶたもあります。
トカゲとヤモリの生態による違い
トカゲは昼行性ですがヤモリは夜行性です。
ヤモリは夜になると明かりに集まる餌を捕食するために街灯の下や窓際などに集まります。
夏場など窓を開けていると網戸などにヤモリが張り付いていることがあります。ヤモリは家に住み着く害虫を食べてくれるので、「家守」という字が使われています。
トカゲは昼行性なので、昼間に見かけることが多いです。午前中などブロック塀の上や岩の上などで日光浴をしていることが多いです。
トカゲは変温動物なので、日光浴をすることで自分の体温を調整します。体温が低い状態だと動きも遅いので、トカゲを捕まえる場合は午前中の方が捕まえやすいです。
ヤモリとトカゲの体型の違い
ヤモリとトカゲをぱっと見で見分ける場合は体型で見分けるのがいいと思います。
トカゲはヤモリに比べてまっすぐな体をしていますが、ヤモリは首と尻尾の付け根にくびれがあります。
また、トカゲは細い指をしていますが、ヤモリの指は丸くてふっくらしています。トカゲは地表棲なので、早く走るためにしっかりと地面を掴んで走る必要があります。
なので、トカゲの指先には爪がついています。ヤモリをトカゲを見分ける場合は指の先を見るのがいいと思います。ちなみにトカゲモドキの指先にも爪がついています。
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