モリアオガエルの特徴や飼育方法、飼育に必要な設備を紹介!!
モリアオガエルは本州に生息しているカエルで、県によって天然記念物に指定されています。天然記念物ですがペットとして飼育することができます。飼育も簡単で繁殖個体が安い値段で販売されていています。今回の記事ではモリアオガエルの特徴と飼育方法を紹介します。
モリアオガエルはは綺麗な黄緑色をしていて、目が金色になっているとても綺麗なカエルです。
性格もおとなしくて飼育も簡単な種類なので、ペットとしても飼育しやすい種類です。綺麗な緑色をしているので、ペットととして人気があります。
今回の記事ではモリアオガエルの特徴と飼育方法を紹介するので、モリアオガエルを飼ってみたい方はぜひ読んでみてください。
モリアオガエルの特徴
モリアオガエルは日本に生息しているカエルで、茨城県以外の本州全域に生息していカエルです。
モリアオガエルは樹上棲のトカゲで、名前の通り森の中に生息しています。山地の森林に生息していて、繁殖期になると木から降りて池や水田などの水辺に集まってきます。
夜行性のカエルで、日中は木の隙間や石の隙間などに隠れていて、夜になると活発に動き回ります。
モリアオガエルの体長について
体長は5〜8cm程度で、オスよりもメスのほうが大きく成長します。メスの方が体がふっくらして丸い体型をしています。
モリアオガエルの寿命について
寿命は平均で3〜5年ほどになります。冬眠させることで寿命が伸びると言われていますが、冬眠中に死んでしまうこともあるので飼育に慣れるまでは冬眠させないで飼育するのがおすすめです。
モリアオガエルの値段について
モリアオガエルはペットショップでも販売されています。
おたまじゃくしだと800円ほど、成体だと1500円ほどで販売されていることが多いです。流通量が多いカエルではないので、ネットで探してみるか流通量が多くなる春頃に探すのがオススメです。
モリアオガエルの飼育に必要なもの
モリアオガエルの飼育は簡単ですが、飼育する場合はしっかりと飼育環境を揃えて飼育するようにしましょう。
それでは簡単に飼育に必要なものを紹介します。
飼育ケージ
プラケースでも飼育することができます。樹上棲のカエルなので、飼育する場合は高さのあるものを選びましょう。ただ、大きなカエルではないので、高さが30cmぐらいあれば十分です。
水槽や爬虫類用の飼育ケージを使用するのがおすすめです。水槽を使用する場合は脱走されない様にメッシュの蓋を設置する様にしましょう。
カエルを飼育する場合は飼育ケージ内が乾燥しない様にする必要があります。湿度の高い環境で飼育する必要がありますが蒸れないようにする必要があります。飼育ケージは蒸れない様に通気性のいいものを選ぶ様にしましょう。
床材
湿度の高い環境を好むので、床材はヤシガラなどの保湿性のあるものがオススメです。
ペットシートやキッチンペーパーで飼育することもできます。メンテナンスを楽にしたい場合はペットシートやキッチンペーパーを使うのがいいと思います。
落ち葉の下に隠れることがあるので、床材の上に落ち葉などを設置しておくのがおすすめです。
流木
樹上棲のカエルなので、飼育する場合は流木などを設置するようにしましょう。流木や登り木などを設置して立体的に移動ができるようにしましょう。
パネルヒーター
春から秋にかけてはパネルヒーターを使用しないでも飼育することができますが、冬場気温が下がってきたらパネルヒーターを使ってケージ内を保温するようにしましょう。
ケージ内が20〜25度前後になるようにしてください。
日本に生息しているカエルで野生下では冬眠をしているので、冬眠させて飼育することもできます。ただ、冬眠中に乾燥してしまい死んでしまったり餓死してしまうこともあるので、通年で20〜25度前後で安定させて飼育するのがオススメです。
水入れ
カエルは水の中に体をつけて給水をします。水中でフンもするので、水入れは汚れやすいです。水入れが汚れているとアンモニア中毒になってしまうことがあるので、水入れは毎日掃除をして綺麗な水を入れておきましょう。
霧吹き
湿度が高い環境が好きなので、毎日霧吹きをして湿度をあげるようにしてください。
霧吹きをすることで水滴から給水をすることができるので、毎日1回霧吹きをするようにしましょう。
モリアオガエルの餌について
モリアオガエルを飼育する場合はコオロギなどの昆虫を与えるのが一般的です。
ピンセットから餌を与えることもできますが、餌のサイズが小さいとピンセットで掴むのも大変なので、飼育しているモリアオガエルのサイズが小さい場合は餌は飼育ケージ内に入れておくのがオススメです。
生き餌の他にはパックマンフードやツノガエル用の人口餌を与えて飼育することができます。生き餌をストックしておくのが大変な場合は人工餌で飼育するのがおすすめです。
ピンセットからの給餌に慣れると人工餌を食べることができます。人工餌で飼育したい場合は生き餌をピンセットで与えてピンセットからの給餌に慣れさせる様にしましょう。
飼育しているモリアオガエルのサイズが小さい場合は小さいサイズの餌を用意する必要があります。
コオロギやデュビアなどは大きくなるのも早いので、食べられるサイズをストックしておくのが難しいです。なので、小さいモリアオガエルを飼育する場合は餌用のショウジョウバエや釣り餌の白サシがオススメです。
爬虫類の飼育に必要な設備についてはこちらの記事で紹介しているので、爬虫類の飼育を考えている方は読んでみてください。
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