イモリを飼う前に知っておこう!イモリの混泳や飼育する際の注意点を紹介!!
イモリはペットとしても人気で、ペットとして輸入されるヤモリの種類も増えてきています。ペットとして人気も高いので、飼ってみたいと思う方も多いと思います。イモリは飼育の簡単な両生類ですが、飼育をする場合は注意も必要です。今回の記事ではイモリを飼育する際の注意点について紹介します。
イモリはアカハライモリが有名ですが、他にも色々な種類のイモリがいます。アカハライモリは飼育がとても簡単です。
ヤモリやトカゲなどを飼うのは大変だと思う方にはとてもオススメのペットです。イモリはカエルなどと同じ両生類の生き物で、主に水中に生息している生き物です。
飼育の簡単な生き物ですが、飼育する場合は注意しなければいけないこともあります。今回の記事ではイモリを飼育する際の注意点について紹介するので、イモリの飼育を考えている方はぜひ読んで見てください。
ペットにオススメのイモリについては、下記の記事で紹介しているのでそちらも読んでみてください。
イモリを飼いたい人へ!!イモリの飼育方法とオススメのイモリを紹介!!
それではイモリの特徴を紹介します。
イモリの特徴
イモリで最も有名なのが、日本に生息しているアカハライモリです。
田んぼや池などの水辺の近くに生息している両生類で、ペットショップでもよく販売されていて、値段も安くて体も丈夫で、室温の管理もいらないので、初心者の方でも簡単に飼育することができます。
見た目はトカゲに似ていますが、トカゲとは違いウロコがなくて、皮膚の表面は粘膜に覆われています。
ヤモリと違って指先で壁に張り付くことはできませんが、粘膜を使って壁に張り付きながら登ることができるので、水槽で飼育する場合はちゃんと蓋をして脱走されないようにしましょう。
野生のイモリは薄暗い場所に生息しています。川や小さい沢の岩場の影などに生息していることが多いです。また、水流が弱い環境が好きなので、野生のヤモリを探しに行く場合は川の流れが緩やかな岩場の中を探すようにしましょう。
イモリには毒がある
イモリには毒があるので触った後は手を洗うようにしましょう。
アカハライモリの場合は、赤いお腹の警告色と毒があるおかげで、他の生物から食べられるのを避けています。毒はフグが持っているテトロドトキシンに近いものだと言われています。
フグの毒と近いと言われると、強力な毒だと思ってしまうかもしれませんが、実際はそれほど強力な毒性はありません。イモリを触った後に手を洗うようにしていれば特に問題はありません。
イモリの寿命
小さい生き物はあまり長生きしないように思われがちですが、イモリはすごく長生きします。
イモリの寿命は20年以上と言われていて、アカハライモリの寿命は30年以上とも言われいます。長い間飼育することができるので、ペットとしてとても人気があります。
飼育下でも10年ぐらいは生きるので、イモリを飼育する場合はちゃんと責任を持って飼育するようにしましょう。
イモリの飼育は簡単
ヤモリの飼育は簡単です。
プラケースとカメ用の陸地があれば飼育することができます。餌もヤモリ用の人工フードが販売されているので、餌を用意するのも簡単です。
水換えだけちゃんとやって水質が悪化しないように気をつけておけば、体を壊すこともないので、ヤモリを飼ったことがない方でも簡単に飼育することができます。
イモリは水温が高くなりすぎると死んでしまうので、夏場の水温には十分注意してください。
30度を超えてしまうと死んでしまうことがあるので、夏場は直射日光が当たらない場所に飼育ケージを設置して、それでも水温が高くなってしまう場合は水槽用のファンを設置したり、クーラーを使って室温を管理するようにしましょう。
イモリの混泳について
アカハライモリは熱帯魚と混泳されることがあります。
イモリは肉食なので口に入る魚と混泳させていると、魚を食べてしまうことがありますが、口に入らないサイズの熱帯魚とであれば混泳させることができます。
メダカやネオンテトラなどの小型の魚は食べてしまうので、混泳させる場合は気をつけてください。
イモリは水温が28度以上の日が続くと体調を崩してしまうので、イモリを混泳する場合は22〜26度の間で飼育することができる熱帯魚と混泳させるようにして、水温が高くなりすぎないように注意してください。
イモリを飼育する際の注意点
上記でも触れていますが、改めてイモリを飼育する際の注意点について紹介します。
脱走に注意
イモリは脱走の上手な生き物です。水槽で飼育をしていると、水槽の角に張り付いて壁を登ってしまいます。
蓋をしていないと脱走されてしまうことがあるので、イモリを飼育する場合はちゃんと蓋をして飼育するようにしましょう。ヒーターなどのコードを通す蓋の隙間から脱走することがあるので、隙間は閉じておきましょう。
触ったらしっかりと手洗いする
最初にも紹介していいますが、アカハライモリはテトロドトキシンという毒を持っています。
アカハライモリの毒で死亡例はありませんが、触った手で目に触れたりすると炎症したり痛みが伴う場合があるので、触った場合はちゃんと手を洗うようにしましょう。
爬虫類はサルモネラ菌を持っているので、アカハライモリに限らず、両生類や爬虫類を触った場合はちゃんと手を洗う必要があります。
水質の悪化に注意
イモリを飼育する際に特に気をつけたいのが水質の悪化です。
イモリは皮膚から水分を吸収します。水質が悪化していて、アンモニア濃度が高いとすぐにアンモニア中毒になってしまうので、水槽の水は常に綺麗にしておきましょう。
水量が多い方が水質が悪化しづらくなるので、水質の管理が不安な方は一回り大きな水槽から飼育を始めるのがおすすめです。
また、濾過フィルターを設置しておくことで、アンモニアを分解してくれるバクテリアの量を増やすことができるので、水質が悪化しづらくなります。
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